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SUPER GT 2011

 その昔、50年近くも昔の話になるが、レーシングカーのレース、日本グランプリが始まった。最初はレーシングカーともいえない市販車そのものだったが、初めてテレビで見るモータースポーツにぞくぞくしたおぼえがある。

 そして数年たったころ、プリンスのR380、トヨタ7などプロトタイプレーシングカーが投入された。国産車がポルシェと互角に戦えるのを見て、おおいに興奮させられたものだ。これがR380。




 ところが1970年、排ガス規制のあおりを受け、あっさりと日本グランプリは中止になってしまった。

 結局、車のレースに熱中したのは5年くらいの短い期間だったが、中身は濃くロータスやトライアンフTR-4の名前を覚えたのはこのころだった。


 そして15年後、1980年代半ば、日本メーカーがル・マンに参戦するようになると、また頻繁にテレビ中継が行われるようになった。このころ世界スポーツカー選手権SWCが放映されると必ずビデオに録画したものだ。

 これが私にとって2回目のモータースポーツへの興味が高まった時期だが、これも5年くらいしか続かなかった。エンジン規定の変更が原因となり、SWCそのものがなくなってしまったからだ。それでも紫色のシルクカット・ジャガー、ルマンを24時間走りきったのに汚れひとつ無いシルバーカラーのザウバー・メルセデスなど、いまでもいきいきと思い出すことが出来る。

 F1やインディカーレースにはあまり興味が無いので、最近はモータースポーツを見る機会はほとんど無い。

 ところが、先日桜木町から横浜に向かって歩いている途中、日産本社のビルを突っ切ったのだが、ショールームのあたりに数百人もの人たちがたむろしていた。何事かと覗いてみると、SUPER GTの最終戦のライブ中継を大スクリーンに投影していた。



 成る程、最近テレビでライブ中継をしないと思っていたら、CS放送でやっているわけだ。

 結果、GT500ではカーナンバー23のGT-Rが優勝。二位に入ったGT-Rが年間優勝と、日産にとっては最良の日だったようだ。もっともこのクラスに参戦しているのは日産のGT-R、トヨタのSC430、本田のHSV-010だけだから寂しいものである。

 当日は整理券が配られ、抽選も行われた。15人にポスターがプレゼントされ、100人に下敷きが配られた。




 優勝車の下敷きとはなかなか気が利いている。裏は赤地に白でNISSAN nismoがんばろう、日本!となっていた。がんばったね、NISSANとエールを送って今日のブログはおしまい。


 
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