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映画、ワイルド・スピード MEGA MAX

 シリーズ5作目になるワイルド・スピード MEGA MAXを見にでかけた。

 ワイルド・スピード・シリーズのもともとは、ロサンゼルスのストリートレーサー達の話であったが、本作では舞台をブラジルに移し、アクション映画に仕上げてある。従って独立した話になっていて、前作を見ていなくても全く問題なく楽しむことが出来る。

 勿論、今回も車が大きなファクターを占めているから、車好きも満足できる。特に初代スカイラインGT-Rから現行のニッサンGT-R、レクサスLFAまで出てくるから日本人としてはたまらない。

 話は、主人公のドミニクが、元FBIのブライアンの助けによって脱獄するところから始まる。そして逃亡先がリオデジャネイロ。そこでビンテージカーを盗んだのだが、現地の麻薬王を敵に回すことになる。

 そこに脱獄逃亡犯であるドミニクを追ってFBIのルーク・ホブスもリオに現れ、三つ巴の争い。敵の敵は味方という関係も生まれ、テンポよく話は進んでいく。

 脱獄と窃盗。これでは権威に反抗する若者たちの物語ではなく、クライム映画になってしまう。最後どうするのだろうと心配しながら見ていたのだが、、、、、その心配無用。アクションにはらはらどきどきしながら、最後はすっきりと映画館を後にすることが出来る。

 それにこの映画は笑いどころが多い。真面目にそれをやるのか、と笑えるところや、ユーモアもある。「そのアクションは無理だろう」と思いながらも、文字通り手に汗を握って笑いこける。好きなタイプの映画だった。

 FBIのホブスを演じているのがドゥエイン・ジョンソン。そう、あのアザーガイズでサミュエル・ジャクソンと一緒に大暴れしていたのが彼だ。こういう役柄にはぴったり。

 女優陣もアザーガイズのエバ・メンデスが出ているのは愛嬌として、リオの婦人警官を演じるエルサ・パタキがとても良い。重要な役柄を与えられているから、続編が作られるとしたらまたお目にかかれるかもしれない。楽しみだ。

 今までのシリーズはB級映画と言えるかも知れないが、本作は立派なアクション映画に仕上がっている。機会があったらご覧になってみてください。お勧めです。

 

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