このところようやく暑さが和らいできたと思っていたが、今日は暑さがぶり返した。明日は気温が下がるらしい。例年になく暑い日が続いた夏の終わりに、気温が日替わりで上下すると、身体への負担は大きくなる。身の回りには風邪気味の人の姿が目立つようになり、街では喪服姿も目立つ。私は無理をしないことにしているので、今日のような暑い日には昼寝をする。
昼寝をしていられる人はよいが、例えば農作物などは根があって身動きがとれないので、期待されたような収穫を得られないという事態に陥ったりする。今月に入り、生協の宅配品に中止や規格・価格変更、産地変更などが急増している。こうした予定変更品は一見して先月よりも増えているのに、自分が注文したものがそうした変更、特に中止になることはかえって減っている。天候異常の影響を最も強く受けている葉物野菜を注文しないことや、運が良いことの所為だろう。予定変更に当たらなくても、品質の低下は全体として避けられないとの印象も受けている。自然のことはどうすることもできないし、妙に操作を試みてそれが裏目に出ることもあるだろうから、こうしたことは仕方が無いと受け容れるしかない。
ちなみに、生協から農作物の作柄状況についての説明文書が先週の配達品のなかにあった。総じて降雨不足と高温の影響があるのだが、地域によって多雨や花の時期での低温の影響というところもある。自分の身の回りが猛暑と騒いでいると、日本全国が猛暑なのかと思ってしまうが、必ずしもそういうことではないという当然のことを改めて思い知らされる。その作柄状況だが、例えば以下のような具合である。
葉物野菜:降雨不足と高温の影響で品薄
群馬県・長野県 9月6日までの降雨不足でレタスやキャベツが小玉傾向
関東地方 発芽および発育不良、畑におけるトロケや焼けなどで収量低下
果菜類:高温の影響で品薄
東北地方 着果不良や樹勢弱などで収量低下
関東地方 着果不良、樹勢弱、害虫などで収量低下
根菜類:高温多雨で品質ばらつき
じゃがいも 北海道で中心空洞
人参 北海道で病害、トロケ、割れ
たまねぎ 北海道で小玉傾向 病害も
大根 北海道・東北で軟腐など病害多発 害虫も例年より多い
ごぼう 関東で生育遅れ
里芋 生育遅れ 小玉傾向
果物
りんご 出荷遅れ 規格外多発
4月後半の開花時期が低温だった影響でサビ果多発
フジを中心とした晩成種では開花時期の低温による変形果が多発
また夏場の高温で赤く色付くのが遅れ
柿 色付き悪く収量も低下
開花時期の低温で落花多発
梨 出荷遅れ 規格外多発
開花時期の低温
ぶどう 出荷遅れ 収量低下
山梨では開花遅れと6月までの低温で出荷遅れ その後に病害も
長野では開花時期の低温で不受精の巨峰が発生
東北でも不受精あり
こうした不作の時こそ産地を支援しないと、生産者は安心して農業に取り組むことができない。良いときだけの付き合いというのは、結局は上っ面だけの脆弱な関係しか生まない。そう考えて、これまで通り、食材の調達を生協に一本化している。私ひとりの発注などものの数にも入らないのだが、大事なのは生きる上での原理原則だと思う。これが振れてしまうと、自分の生活だけでなく自分の存在そのものが危うくなるように思う。よく考えて、その上で決めたことは安易に変更しない、という動作を生活のなかのひとつひとつのことに貫徹することで、生きる上での安心感とか自分自身への信頼が醸成されると考えている。
ところで、今日の昼は届いたばかりのニラを使ってチヂミを作って食べた。勿論、具はニラだけではなく、玉葱や冷凍のシーフードミックスも使った。ちゃんとした韓国料理屋で食べるようなわけにはいかないが、十分満足のいく出来だった。
昼寝をしていられる人はよいが、例えば農作物などは根があって身動きがとれないので、期待されたような収穫を得られないという事態に陥ったりする。今月に入り、生協の宅配品に中止や規格・価格変更、産地変更などが急増している。こうした予定変更品は一見して先月よりも増えているのに、自分が注文したものがそうした変更、特に中止になることはかえって減っている。天候異常の影響を最も強く受けている葉物野菜を注文しないことや、運が良いことの所為だろう。予定変更に当たらなくても、品質の低下は全体として避けられないとの印象も受けている。自然のことはどうすることもできないし、妙に操作を試みてそれが裏目に出ることもあるだろうから、こうしたことは仕方が無いと受け容れるしかない。
ちなみに、生協から農作物の作柄状況についての説明文書が先週の配達品のなかにあった。総じて降雨不足と高温の影響があるのだが、地域によって多雨や花の時期での低温の影響というところもある。自分の身の回りが猛暑と騒いでいると、日本全国が猛暑なのかと思ってしまうが、必ずしもそういうことではないという当然のことを改めて思い知らされる。その作柄状況だが、例えば以下のような具合である。
葉物野菜:降雨不足と高温の影響で品薄
群馬県・長野県 9月6日までの降雨不足でレタスやキャベツが小玉傾向
関東地方 発芽および発育不良、畑におけるトロケや焼けなどで収量低下
果菜類:高温の影響で品薄
東北地方 着果不良や樹勢弱などで収量低下
関東地方 着果不良、樹勢弱、害虫などで収量低下
根菜類:高温多雨で品質ばらつき
じゃがいも 北海道で中心空洞
人参 北海道で病害、トロケ、割れ
たまねぎ 北海道で小玉傾向 病害も
大根 北海道・東北で軟腐など病害多発 害虫も例年より多い
ごぼう 関東で生育遅れ
里芋 生育遅れ 小玉傾向
果物
りんご 出荷遅れ 規格外多発
4月後半の開花時期が低温だった影響でサビ果多発
フジを中心とした晩成種では開花時期の低温による変形果が多発
また夏場の高温で赤く色付くのが遅れ
柿 色付き悪く収量も低下
開花時期の低温で落花多発
梨 出荷遅れ 規格外多発
開花時期の低温
ぶどう 出荷遅れ 収量低下
山梨では開花遅れと6月までの低温で出荷遅れ その後に病害も
長野では開花時期の低温で不受精の巨峰が発生
東北でも不受精あり
こうした不作の時こそ産地を支援しないと、生産者は安心して農業に取り組むことができない。良いときだけの付き合いというのは、結局は上っ面だけの脆弱な関係しか生まない。そう考えて、これまで通り、食材の調達を生協に一本化している。私ひとりの発注などものの数にも入らないのだが、大事なのは生きる上での原理原則だと思う。これが振れてしまうと、自分の生活だけでなく自分の存在そのものが危うくなるように思う。よく考えて、その上で決めたことは安易に変更しない、という動作を生活のなかのひとつひとつのことに貫徹することで、生きる上での安心感とか自分自身への信頼が醸成されると考えている。
ところで、今日の昼は届いたばかりのニラを使ってチヂミを作って食べた。勿論、具はニラだけではなく、玉葱や冷凍のシーフードミックスも使った。ちゃんとした韓国料理屋で食べるようなわけにはいかないが、十分満足のいく出来だった。