■日本語教師会の権代さんから紹介されたハノイの同好会に出席。この日は東京外大研究生の勅使河原さんという方のハノイ市内の戦中の日本施設、等の調査報告会。場所はJICAの会議室。ファンチューティン通りのコーナーストーンビル11階。立派なところだ。随分早く着いて準備をぼっと見ていた。人が集まってくる。なかなか紳士淑女の面々。企業者、弁護士、団体職員、それに教師会の面々もちらほら。こちらにもう10年以上なんて人も多く質疑応答も専門的詳細に渡る。
「河内」は明治のときより下村洋行等こちらで手広く活動していた企業もあり今の旧市街はフランス占領下の特別な外国人高級居住地の感が会ったようで中国の上海のようであったらしい。当時親日的ビシー政権下でここでもフランス居住区の中で企業活動をしていたがフランスでドゴールがビシーを追放し、日本人も一緒に追い出される形になる。ハノイで日本軍もクーデターを画策するがぱっとせず、フランスはホーチミンと戦争してディエンビエンフーで負けて追い出されることに、、第一次仏インドシナ戦争、、、と、ここは戦争がたくさんあった。そして1度も負けていないのです。「戦争の話を聞きたい」というと「いつの戦争のこと」と聞き返されるそうな、、。このへんの歴史背景は知る人が少ないようでよくわからないが興味はある。
懇親会は近くのQuanCamPhoベトナム料理店。とても雰囲気のある、、まあハノイでちょっと入るところはどこも雰囲気にあふれているけど、、コンカフェみたいに、、。ヤマハの人がいた。なんていってもベトナムのオートバイは90%日本製、やはりホンダ半分だそうだ。日本国内でバイクが伸びないのでこちらでそこそこやっているんだという。こちらで特殊な印刷を請け負っている会社の人もいた。JAICA青年海外協力隊上がりが多い。この日19歳のスカラーシップの日本生まれのベトナム人の女の子が来ていた。両親がピースボートで難民申請したというケース。いろんな人がいる。
店に会った日本人情報誌SKETCHの11月号をもらって帰る。これが意外に便利。