■事故後の1週間は完全に麻痺していた上腕二頭筋が、、、、朝起きるといつもより楽に左手が挙がる、、。夕方、なにか肩がよく動く、、。左手が顔近くぐらいだったのが耳がさわれるようになった、とおもったら翌日頭にさわれるようになった。ただし、この時は強く寝違えたような首の痛みに悩まされるようになったのだが、その痛みもようやく治まったので佐藤整形で診てもらった。
「そりゃ、よかった。治るひとは多いんだよ」「もし障害が残るようならリハビリもあるけど戻れば必要ないし、、ビタミンB12だけ2週間分だしとくから、、」
なんだ、そういうことか！！こっちはもうだめかと思って人生観まで変えて障害認定の準備までしようとしてたのに、、、なにかもう治ったような言い方やな。
「明日のヨガ練習くらいならいいやろ？」「とんでもない！！」「？？？」
「あと3日でいいから首のカラーはちゃんと付けといてくれ」
とにかく治るということがはっきりした。めでたい。しかし、２１日からのカナダスキーはあかんやろなぁ～。
■朝、目覚めて、今年最初は何をしようかと考えたとき、新聞を読む前に外を散歩してみようと思った。なにしろ、今年は普通の年寄のようにおとなしく生活してみようと考えたからだ。そとは晴れていていい雪がけっこう積もっていた。さすがに元旦の朝は人通りがなく、どの店もしまっている。
しかし、駅前西武は福袋をかかえたたくさんの人でにぎわっていた。紀伊国屋もあいていた。元旦に街中を歩くことは今までなかったなぁ、、。
左手が動かないと歩くときに右手のバランスに違和感を覚えたり、首筋や姿勢をとくに意識したりするので新鮮に感じる。まるで、あたらしい人生がはじまったようだ。2時間ほど歩いたろうか。帰宅して新聞を読む。春の統一選挙の記事が出ている。辻君のことは出ていないが、選挙毎の有権者数のデータなどは気になるので勝手連ブログにでもあげておこうかとも思った。あの選挙以降ぼくもすっかり選挙にはまっちゃったかな、、。
午後、中瀬さんが雪の中を訪ねてくれて忘れていたCDを届けてくれた。僕の怪我を心配してくれているのだろうが本人は自身のことについては意外に無頓着なものだ。逆に電話の相手が涙声になったり、非難めいた言い方になったりすると、俺はいったい何をしたと思われているんだろうと不安になるぐらいだ。
ミスドで彼と選挙の話などして僕は落ち込んだりしてないことがわかってもらえたようだ。彼によるとアーティストのK氏は癌だそうで、相当悪いらしいとのこと。彼としてはそんなKに比べりゃぁあんたはまだましだ、という意味でのはげましの気持ちなんだろうけど、そりゃあKさんに失礼というものだ。、、とは言わなかったけど、、、やはり人は自分のことより他人のために一生懸命になるもんなんだなぁ、、、それがLOVEだよ！！
この種の情報は本人自身から伝えた方がいいのか、まずいのか微妙だ。妙に気を使われるのも嫌味だが無視されると困ることもあるだろう。必要な人だけに伝えることにしよう。
夜、日本郵政のウエブポで届いた年賀状にだけ年賀状をだした。ここには何も書かないことにした。
