くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

パナセア

2010年03月23日 | Weblog
■この世に万能薬はあるかどうかは別にして、自分の薬を持つということは大切だと思う。自分の体調コントロールを促すきっかけを作る作用が必要だ。飲尿の効果はどうか?

薬が実際に効くか効かないかを判定するために統計的手法を使う。ダブルブラインドという方法で医者も患者も知らない状態で偽薬を使ってプラセーボ効果の影響を除外しようとする。その結果有効性2、30%ぐらいで大きな顔をして薬となるのだ。

しかし、薬は効くか効かないかであって、30%効くなんてことではない。しかも、なぜプラセーボ効果を除外しなくちゃあならないのか?プラセーボでやけどだって治るんだぞ!ならば、プラセーボ効果を含めて薬効を判断すべきだ。同じ薬でも患者により、状況により効き方が違ってくるはず、、。

そもそも統計手法で出された結論で薬の薬効が判定できるという点があたかもその薬が原因で病気が治るように理解されているのが間違いだ。統計で判断できるのは相関関係であって因果関係ではないのだ。もし、足の小さい人は知能指数が高いという相関関係があるとき、それじゃあ足を切れば頭がよくなるかというとそうはならない。

言いたいことはつまり科学的薬効の判定なんてたいして意味がない、と言うことだ。薬が病気を治すのではなく、投薬をきっかけにその患者の持つ自然治癒力が働き始める、ということだと思う。薬であろうが毒であろうがきっかけになりさえすればいい。

聖書の中でも「Water of life」という隠喩で登場する飲尿の歴史を考え、さまざまな人が試した話を知れば、それはもう充分に「薬」と考えることができる。

薬効を検証するに一般的手法はない。自分のパナセアと信じて身をもって個別に試していくほかはない。感冒には効きそうだ。この数日間はできるだけ飲んだ。その結果、鼻汁や痰が透明になってきた。もう峠はすぎ、結局一度も悪化することなく推移した。これは「効いている」とみていいと思った。



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