くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

翻訳の壺II

2008年04月26日 | Weblog
■この翻訳は法律以外の事項はあまり関係ないから適当に訳しているがちょっと気になることもある。米軍関係の証明書が多いので軍の階級の呼び方も調べてみた。同じCaptainでも陸軍と海軍では地位がちがうのだ。普通大尉だが海軍では大佐になってしまうようだ。

死亡証明書などとても詳しく記載されている。死因は直接の死因のほかどんな疾患を何年患っていたか、火葬、埋葬の別、墓地の名前、斎場の場所、葬儀会社の住所まで出てくる。

ERによく出てくる用語でレジデントというのは研修医という意味だと知った。

でも、どうもいい加減なところもあるみたいだ。ある出生証明書の母親の生んだ子供の総数の記載がおかしい。他の子の出生証明と比較するとどうも結婚の日付が妙だとわかったので神戸の米国領事館発行の婚姻証明と比べると間違っていることがわかった。口頭で申述したままを記録してあるだけなのかも知れない。

やっぱり日本の戸籍制度はすごいな。本籍だけでみんな繋がってくるんだから。日本の戸籍は主に役場と法務局が管理しているが、アメリカでは出生死亡等のバイタルレコードを人口統計局が管理しているというのも象徴的だ。

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