■アキバ族
秋葉原電気街口は立派なビルが立ち、ずいぶんと変わった。
メイド喫茶は1時間の予約時間待ち。待ってられないので土産としてメイドのキャラを使ったクッキーを買って帰ると結構もりあがった。
原宿、渋谷に出没する人種とはちょっとちがった風の人達が行きかう。
メイド喫茶やフィギュアの店が増えたといっても、やはり電気部品にむらがる人達の熱気は衰えない。店の前に並べたプラスチックボックスをひとつひとつあさるオタク風をみるとつい一緒に店内に入ってしまう。
安い中古PCやパーツなどはネットで探せるのであんまり興味がないが見たことのない周辺機器のたぐいに注目が集まる。
携帯の充電用のガジェットやVistaのReadyBootに使える安いUSBメモリなど知らないうちに買っていた。
夜になるとライトアップした駅前で歌ったり、踊ったりのグループを取り巻くアキバ族が歌にあわせてみんな挙げた手を揺らしているのが不気味。次の瞬間中腰でおしりを突き出すようにポーズをとるシンガーのメイド嬢にむけて皆いっせいにカメラのフラッシュをたく。
アキバ駅前には有料トイレがあるんだねぇ!知らなかった。
さすがにネットカフェもあって、近くにバイクがたくさん駐車してある。なるほど、、都内でも安く泊まれるわけだ。
前回お昼を取ったレストラン「上海バール」も夜はひときわ印象が変わって「誘蛾灯」と化す。こんなアキバはやはりいい。ちょっと変な所だけど中毒になる。
今度来る時はどんなふうにかわっているんだろうか。