■明日は合同面接会があるので所定の履歴書フォームに記入しはじめたがこれが大変だ。なまじ書くことがたくさんあるので焦点がしぼれない。ああでもない、こうでもないとうだうだ考えている内に夕刻になる。
「パソコンの館」でマイク付きWebカメラ2000円というのがあった。この前買った1Gの激安USBメモリは売り場から消えていたが、レジのところでまだ売られているのを発見。
昔の仕事仲間の行政書士を訪ねる。十数年ぶり。彼が仕事を始めてから車庫証明一筋20年。4人のスタッフは変わらないがいい仕事をしている。はじめから苦難の連続だったことをよく知っている僕としては感慨深い。自信にあふれたいい顔になったなあと思った。
3人の子供さんは大学を卒業され1人は行政書士試験に合格したそうだ。彼が息子に事務所をついでもらいたいという言葉には他とはちがう微妙な響きがあるような気がする。
仲間内から目の敵にされて20年戦いつづけた仕事師は決して一匹狼ではなかった。日本中にはりめぐらしたネットワークが彼の戦いを支えていたことを知った。
昨年ついに車庫証明センターは独禁法違反で解体し仕事の競争が自由になった。ここまで20年かかったのだ。アメリカの自由競争を目にしてきた者にとっては憂鬱きわまりない風土。
その彼からもう一度行政書士やらないかと誘いをうけると考えてしまう。一度、考えてみようか。