30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

谷川連峰ー土合橋から白毛門

2015-10-01 | 登山


松ノ木沢ノ頭から望む谷川岳東面の迫力。真正面に一ノ倉沢
この大展望を前にすっかりご機嫌でいる。だれだってそうなるよ 

←初日(9月28日)は西黒尾根から谷川岳

山行日 2015年9月29日(火)晴れ
山域 谷川連峰
メンバー 単独
コース&タイム
 共同通信谷川保養所7:40(徒歩) -8:10水上駅8:24=8:33土合駅8:47-9:00土合橋-10:10ヒノキのウロ-11:20松ノ木沢ノ頭12:25-14:15土合橋14:50-15:00土合駅15:34=水上駅15:53=16:56高崎駅16:59=19:31我孫子駅


谷川連峰の2日目は、土合橋から白毛門を目指した。ところがタイムオーバーで松ノ木沢ノ頭で引き返すことにした。西黒尾根ほど厳密にコースタイムを計算していなかったのが原因だが、なんとも間が抜けている。

松ノ木沢ノ頭に着いたのが、昨日の疲れがあってかやや遅れて11:20。ここから白毛門まで往復2時間、さらに下山に2時間かかるとすると、帰りの列車の土合駅15:34に間に合うかどうか。微妙なところだ。前もってきちんとコースタイムを見ていればわかりそうなこと。以前にいちど歩いているからと甘く見ていたところがある。

帰りの下り道は急だ。あわてて下りるとけがのもと。無理しないできょうはここまでにしようと自分を納得させた。松ノ木沢ノ頭は谷川岳の絶好の展望台。天気もいいことだしゆっくり眺めて行こう。そう決めた途端にもう足が動かない。

松ノ木沢ノ頭でゆっくりしていると、白毛門から次々と5人ほどが下山してきた。白毛門の先、笠ケ岳の紅葉が素晴らしかったという。わたくしもそれをねらっていた。やはりよかったか。帰りの列車を遅らせても行くべきであったか。心残りであった。そんなことをくよくよ考えながら、目の前の谷川岳の絶景を眺めていた。

この日の谷川岳は、昨日と違って雲が取れた。ここからの景観は見とれる。あきることがない。


宿泊先の共同通信谷川保養所からは爼(マナイタグラ)がよく見える。きのうと同じように雲が湧いてきている。きょうは谷川岳東面の圧倒的景観を見ることができるコースだ。ガスで見えないとなると興味はそがれる。大丈夫だろうかと心配になるのだが予定通り宿を発った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


きょうは土合駅で下車して登山口の土合橋に向かう。
土合駅の下りホームは地下深くにある。モグラ駅である。気味悪いほどにうす暗いのだが、きょうは地元の小学生が大勢下車して声が飛び交う。


この地下ホームから地上までは486段の階段をのぼる。10分かかる。



土合駅の地上に出た。


土合橋の手前を右に入ると登山口。東黒沢にかかる赤い鉄橋を渡る。


道は急だ。それがずっと続いている。急なうえ根が張りだしているから歩きにくいったらない。

ヒノキのウロ(桧の洞)。ここでひと休み。


白毛門沢


ふと白毛門が見えるところがある。


次に谷川岳が見えてきた。雲がかかっているのではないかと気が気でなかった。雲が取れている。これで松ノ木沢ノ頭からの大展望が期待できる。

樹林の中をずっと歩いてきた。先の景色が開けてきた。松ノ木沢ノ頭はもうすぐだ。

この大岩を鎖をつかってよじ登る。


松ノ木沢ノ頭についた。大展望だ。これを見てしまうとここで足を止めて見入ってしまう。
ここから先どうしたか。冒頭に書いたとおりである。逡巡した結果、きょうはここまでとし展望を楽しむことにした。
 

武能岳から蓬峠への稜線。蓬ヒュッテが小さく見えている。


そして行くはずだった白毛門。ジジ岩、ババ岩が迎えてくれているのに・・・。




左から谷川岳、一ノ倉岳(そのうしろに茂倉岳)、武能岳。さらに昨日も今日も周囲の山並みがよく見える。谷川岳から見える山はすっかりなじみになった。


谷川岳と一ノ倉岳をアップ。


白毛門から下りてきた人と語らっている。あっというまに時間が過ぎていく。のんびりしてしまった。そろそろ腰を上げないといけない。白毛門さん、こんどはきっとあなたのそばへ。


慎重に下山した。やはり思いのほか時間がかかってしまった。白毛門まで行っていたら間に合わなかった。踏みとどまって正解であったが、それにしてもうかつだった。いつも一人歩きだから計画は綿密に立てるのだが、たまにはこんなこともある。

登山口となる東黒沢の出合いまで下りてきた。沢に下りて汗と埃の顔をざぶざぶと洗う。これがたまらない。山歩きだからできる楽しみである。列車の時刻までここで時間をつぶした。


土合駅では、けさ会った小学生も遠足からちょうど戻ってきたところだ。
「どこへ行ってきたの」
「一ノ倉沢へ」

電車からは上牧駅手前で谷川岳がよく見える。いつものようにここで別れを告げた。


谷川岳で2日間とも天気に恵まれた。めずらしいことだ。おかげで紅葉と展望を楽しむことができた。いい山行になった。山行は予定通りにはいかないのだが、それにしてもこんかいは計画に反省点があった。


         
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