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BIG FARMの農事日誌です。

谷川連峰ー西黒尾根から谷川岳

2015-09-30 | 登山

9月28、29の両日に谷川岳を歩いてきた。稜線上はすでに紅葉がはじまっていた。好天に恵まれ輝く紅葉はさらに美しい。紅葉が待っている。それを励みにバテた体を高みに引っ張り上げた。

わたくしが所属する「共同ワンゲル」は、4月と12月の2回、共同通信の谷川温泉保養所をベースに谷川岳とその周辺の登山を行っている。この保養所が9月末で閉鎖される。ここをベースにしての登山活動は最後になる。そこで9月28日から最終日の30日まで2泊3日で合宿することになり、わたくしは1泊2日で参加した。

保養所閉鎖に伴い、谷川連峰とはここでひと区切りかなという気分もいくぶんあってか、会の山行には加わらず、ひとり別行動で代表的な日帰りコースを歩くことにした。9月28日は西黒尾根から谷川岳を、29日は土合橋から白毛門を目指すことにした。



西黒尾根のラクダの背から山頂へ延びる紅葉
天神尾根の紅葉だって負けてはいない


山行日 2015年9月28日(月)晴れ
山域 谷川連峰
メンバー 単独
コース&タイム
 我孫子駅5:12=5:46上野駅6:14(上越新幹線)=6:58高崎駅7:10=8:14水上駅8:25(バス)=8:45谷川ロープウエー土合口駅-登山センタ-9:00-9:07西黒尾根登山口-11:03ラクダの背-11:12ガレ沢のコル-12:35谷川岳(トマの耳)13:35(天神尾根経由)-15:10天神平駅ロープウエー)土合口駅16:00(バス)=水上支所バス停(徒歩)-共同通信谷川保養所(泊)


谷川連峰の代表的なコースといえる馬蹄形縦走や主脈縦走はこれまでにひと通り歩いている。だから西黒尾根だって歩いている。しかしいずれもずっと“昔”の話だ。

7年ほど前から前述した谷川岳周辺を活動拠点にしている共同ワンゲルに参加しているのだが、その間いちども西黒尾根を歩いていない。谷川岳を代表するのはなんといっても西黒尾根。そこを歩いていないというのだから「もぐり」かと嫌みをいわれてもしかたない。

30数年ぶりに歩くことにした。30代に歩いたといってもすべて忘れている。そこで最新情報を入手しなければならない。幸いにしてかみさんが昨年今年と続けて登っている。。「日本三大急登といわれているがたいしたことはない。岩場だってたいしたことはない」。この人はどこの山だっていつも「注意して登ればたいしたことはない」になる。これでは参考にはならない。

こんかいの西黒尾根は、やはりきつかった。バテた。2カ月近く山を歩いていないことも原因の一つだが、それにしても足が重かった。あらためてジジイになったものよとつくづく思い知らされながらもそれでも歩けた。


最初に言っておこう。谷川岳の稜線の紅葉は見ごろだとネットでその画像を見た。たしかに見事な紅葉だった。それから数日たっている。さらによくなっているはずだ。この日の天気予報は新潟側の湯沢町も、群馬側のみなかみ町も晴れである。こうなればだれだって期待する。たしかに現地は晴れだった。ところが谷川岳の山頂にだけ雲がかかっていた。このため山頂付近の紅葉は見られなかった。こんなはずではなかった。ほかの登山者も思いは同じだった。山頂から少し下れば紅葉は広がるのだが山頂の雲がなんともうらめしかった。

西黒尾根の登山口。さあ、気合を入れて出発だ。山頂までのコースタイムは4時間。
この日は暑かった。水は1.5リットル持った。すぐに大汗だ。水が足りるかと心配になってくる。最初から急登が続く。稜線に出るまでは樹林帯の中を歩く。



尾根に出た。天神平が見える。ここから西黒尾根の岩稜が続く。岩だらけの道だから気が抜けない。


最初のクサリ場。よじ登る。

しだいに紅葉の山に変化してきた。しかし残念ながらガスのためさえない色だ。繰り返すが晴れているのである。肝心のここ谷川岳の山頂部にだけガスがかかっている。紅葉は日差しを浴びると色つやを増すのだがこれでは残念というほかない。

すぐに2番目のクサリ場。よじ登る。

2つのクサリ場を乗り越えると「ラクダの背」。ここは1517㍍のピーク。ラクダの背といよりもラクダのコブと言ったほうがその形を想像しやすい。
暑さと体力不足ですっかりバテている。それでもここまで2時間できた。けっして遅くはない。山頂まではあと450㍍の標高差。山頂は見えている。この日は後半のここからがきつかった。

山頂へ続く西黒尾根。光りを浴びると紅葉はがぜん美しさを増す。ほっと一息ついて気分転換できる。



少し下ると鞍部で「ガレ沢ノ頭」。右から巖剛新道が合わさる。この鞍部からは山頂までずっと岩稜の急斜面だ。足元注意。

3番目のクサリ場。この先もクサリ場はあるが鎖にたよるのはここが最後かな?


来た道を振り返る。


蛇紋岩だからよく滑る。わたくしは滑ることに人一倍神経を使う。要は怖いのである。両手両足をつかって歩く。

山頂まじか。やっときたか。でもやはりガスの中。


天神尾根との分岐まで来た。山頂はここからすぐだ。

トマノ耳が見える。うーん。これでは紅葉観賞どころではない。風があって肌寒い。

とりあえず山頂を踏んでおこう。
山頂まで3時間30分できた。バテバテなのにコースタイム4時間を切っているのには驚いた。
風を避けながら山頂でガスがはれるのを待った。どうもダメだ。記念写真ぐらいは撮っておこうか。

未練たらたら。山頂付近に1時間近くいた。それでもガスはとれなかった。あきらめて下山開始。帰りは天神尾根を取る。天神尾根を歩くのはこのところ残雪期が多い。一気に下山できるのだが、雪がないと歩きにくい。


ほんの少し下っただけで見通しがよくなり、天神尾根の紅葉だってすばらしい。

天神尾根からは先ほど歩いてきた西黒尾根をよく見通すことができる。




ロープウエーの天神平駅が見えてきた。思いのほか下山に時間がかかってしまった。

 あした歩く白毛門方面は見通しがいい。足はパンパンだ。こんな状態で歩けるだろうか。

谷川の湯につかり、丹念に整理体操をする。美酒はほどほどにして、あたしに備えて早めに床に就いた。 

 ⇒2日目(9月29日)の「土合橋から白毛門」に続く 


         
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