ソラマメを10月26日に植えつけた。タネは15日に大きめのセルトレイにまいた。タネは今年と昨年に自家採取したもの。発芽率はやはりというか今年採取した新しいもののほうがよかった。
今年は大豊作。そのため自家採取したタネはあまるほどある。これくらいまけば大丈夫だろうと適当の数をまいたのだが、それでも昨年の分はまだ残り、今年採取したものはまだまだ多くある。保存したところでどうしようもない。それならまいてしまおうと後のことは考えずにやってしまった。セルトレイでは間に合わず、直接地面ににまいた。こんなにまいてどうするのというほどに。
わが家の菜園は狭い。ソラマメに割りあてる面積は限られている。本葉が出てきたものから植えつける。ウネ間100センチ、株間40センチにして28カ所に1カ所あたり2株植えつけた。全部で56株植えつけた。これだけでも2人暮らしには食べきれないほどできる。
やはり困った事態になった。そうなるとは予想できた。調子に乗ってタネをまき過ぎた。次々と発芽してくる。植えつけた苗は全体の3分の1ぐらい。まだ3分の2の苗が残っている。どうしようか。捨ててしまうよりも使ってもらった方がいいにきまっている。そこで知り合いに株分けすることにした。こんな事態になったのも今年の大豊作のおかげ。来年も期待していますよとたっぷりと水をやった。
肝心なことを書き忘れるところだ。植えつける際は、穴を軽く掘り、そこに浸透移行性殺虫剤をひとつまみ入れから苗を植えつけること。ソラマメの出来不出来はアブラムシを駆除できるかどうかにかかっている。春先にもう一度散布する。これでアブラムシが寄って来ない。この殺虫剤なくしてソラマメの栽培はむずかしくなった。それまでアブラムシに毎年泣いてきたわたくしの実感である。
今年自家採取したタネの発芽
昨年自家採取したタネの発芽
本葉が出たところですぐに植えつけ
植えつけ終了