30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

凶作のソラマメ、わずかに食べられたし、タネも採れた

2024-05-29 | ソラマメ


ソラマメのタネ採り。サヤを乾燥させているところ

今年のソラマメは、5月17日付の記事に書いたようにかつてないほどの凶作に見舞われた。

収穫直前まで順調に育っていただけにかなり落胆した。全滅かと覚悟した。周辺の農家のソラマメはもっとひどかった。

それでも3キロを収穫できた。昨年の10分の1である。これで食べる分はすべてとして、残りはタネを採るためにまわした。

枯れた株を引き抜いて処分し、残った健全な株をざっと見る。まだ少ならず食べるだけの量が残っている。そこで1キロをとることができた。豊作はうれしいがありがたみは薄い。不作は落胆するが収穫物のありがたみを感じる。

あとはタネにした。ことしの採種はだいぶ少ない。サヤが黒ずんできてたらもぎ取り、持ち帰りさらに乾燥させる。カラカラにサヤが乾燥したら中の豆を取り出す。
これをさらに乾燥させて保存する。このタネは今年10月末にまくタネとして使う。

農家はサヤ付きのまま保存するところがあるようだが、我が家はサヤ付きだとかさばるので豆を取り出してから保存している。ソラマメのタネの寿命は長い。3,4年は間違いなく発芽する。

タネは不作に備えて多めに保存している。かりにことしタネが採れない事態になっても、在庫のタネでこれからも対応できるだけの量がある。

タネはこれでもかと乾燥させてから保存する。昨年は豊作で大量のタネを採ることができた。ところが春先に見たらカビがはえていた。こうなるとタネとしては使えない。すべてを廃棄した。原因は乾燥不足だ。せっかちはいいときとそうでないときがあるが、後者の例になった。

てっきりソラマメ栽培の最悪の年になるものと思い込んでいた。それが思いのほか食べることができたし、わずかだがタネも採れた。ほんのちょっぴり胸をなでおろしている。


2024年の読書

2024年5月の読書
・なれのはて(加藤シゲアキ著・講談社)

・イラク水滸伝(高野秀行著・文藝春秋)

2024年4月の読書
・それは誠(乗代雄介著・文藝春秋)
・星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン著・東京創元社)
・独裁者の学校(エーリヒ・ケストナー作・岩波書店)

2024年3月の読書
・北海道犬旅サバイバル(服部文祥著・みすず書房)

・宙わたる教室(伊与原新著・文藝春秋)
・江戸川乱歩(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・文豪、社長になる(門井慶喜著・文藝春秋)

2024年2月の読書
・ムッシュ・クラタ、死亡記事、晴着(山崎豊子全集5,9・新潮社)

・1947(長浦京著・光文社)
・八月の御所グラウンド(万城目学著・文藝春秋)
・極楽とんぼ(里見弴著・岩波書店)
・三人書房(柳川一著・東京創元社)
・15の街道からよむ日本史(安藤優一郎著・日経BP日本経済新聞出版)

2024年1月の読書
・藩邸差配役日日控(砂原浩太朗著・文藝春秋)

・霜月記(砂原浩太朗著・講談社)
・海と毒薬(遠藤周作著・角川書店)
・ラウリ・クースクを探して(宮内悠介著・朝日新聞出版)
・襷がけの二人(嶋津輝著・文藝春秋)
・硫黄島上陸(酒井聡平著・講談社)

⇒2023年、2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


登山と菜園のページ

気まぐれ山旅リポート 

ようこそ!ビッグファームへ 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024丹沢のシロヤシオは... | トップ | 5月30日に伊勢市で飲み会... »
最新の画像もっと見る

ソラマメ」カテゴリの最新記事