飽きないで食べ続けている。このところ朝と晩に蒸したブロッコリーを毎日食べている。頂花蕾は終わり、いまは側花蕾だけになった。側花蕾は取るごとにしだいに小さくなり、いまは10円玉ぐらいのサイズ。そろそろ株自体を引き抜いて片づける頃合いなのだが、こんなに小さくなった側花蕾を好きな方がいるものだから捨てられずいて、面倒と思いながらも腰をかがめて一つひとつ摘んでいる。
見た目はかなり貧弱になった。色合いも悪くなっている。しかしこれを蒸すと見違えるばかりのあざやかな色に変身する。食感だってややかたくなっているものの、食べてみれば食べられるのである。
さすがにここにきて急に気温が上がり、花蕾は膨らんで締まりがなくなってきた。そろそろ年貢の納め時である。
12月からブロッコリーは食べ放題であった。3月まですっかりブロッコリーには世話になった。とくに2月と3月は菜園菜園からブロッコリー以外の野菜は消えた。それだけにブロッコリーの存在はありがたかったといえる。
ブロッコリーの姿が消えると菜園は春野菜の育成となる。冬を越したキヌサヤエンドウとソラマメの緑が目立つ。2月末日に植えつけたジャガイモ、3月上旬にタネをまいたニンジン、植え替えた根深ネギが加わってしだいににぎやかになって行く。