モロヘイヤ(左)とクウシンサイ(右)
やっとクウシンサイの出番となった。夏の葉ものにと、毎年決まってクウシンサイとモロヘイヤを作っている。それでいてなかなか食べない。これは私の好みでそうなるのだが、できるだけ避けている。
夏野菜が徐々に少なくなってきている。そうなると現金なもので、せっかく育てているのだから食べてみるかとなる。モロヘイヤのほうは8月中旬から週一ぐらいで食べているのだが、クウシンサイの方にはまったく手が出ない。
クウシンサイは真夏でも、いや真夏だから生育が旺盛だ。ツルが伸びて隣りのウネまで侵入している。仕方なく切り戻さないといけない。そこで先端の若い茎と葉だけを摘んだ。もちろんおかずになった。これがたまに食べると食べられるのである。あまり食べたくないなと思いながらも食べてみると食べられる。意外と食べられるのである。
しかし、また食べたくなるほどの好みではない。育てていながらクウシンサイの出番は多くて2、3回である。なんとももったいないと思いながらもめったに食べない。毎夏そんな思いを抱きならがクウシンサイを食べている。それでいて毎年作っているのだから自分でもわからないところがある。作っておけばいざというとき食べられる、そんなふうに考えているふしがある。
エスニック料理でよく使う野菜だというのだから、ほんとはもっとうまく食べられるのだろう。ということは、調理法に問題があるのではないかと思うのだが、かみさんにいえないでいる。