川崎 草志 著 「呪い唄 長い腕II 」を読みました。
汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない―。
そう考え、町にとどまった汐路は、一人の老人に引き合わされる。
戦時中、近くに駐屯していたという元軍人で、終戦直後に姿を消した部下の行方を捜している、という。
幕末に流行した「かごめ唄」が平成の世にまたはやり始め、童謡に乗せて、新たな罠が動き出す・・・。
2001年に横溝正史ミステリ大賞を受賞した「長い腕」の続編で、なんと!11年ぶりに発表された作品です。
前作はホラー色が強かったのですが、今回はホラーと云うよりもサスペンス色が濃くなってます。
江戸時代の連続辻斬りと、現代の早瀬の事件が交互に描かれてゆきます。
両方に共通する「呪い唄」(かごめかごめ)の意味とは・・・
双方の時代でそれぞれに伏線がばらまかれ、ラストまで犯人の予想がつきません。
ラストで一気に収束する手腕は見事です。
この小説の満足度:☆☆☆☆
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