葉室麟 著 「峠しぐれ」を読みました。
岡野藩領内で隣国との境にある峠の茶店。
小柄で寡黙な半平という亭主と、「峠の弁天様」と旅人に親しまれる志乃という女房が十年ほど前から老夫婦より引き継ぎ、慎ましく暮らしていた。
ところが、ある年の夏、半平と志乃を討つために隣国の結城藩から屈強な七人組の侍が訪ねてきた。
ふたりの過去に何があったのか。
なぜ斬られなければならないのか。
話は十五年前の夏に遡る―。
久しぶりの時代小説。 葉室麟さんの作品を読むのも久しぶりです。
相変わらず読みやすいですね~!
まるで映画を観ているように次々と映像が頭に浮かび、すいすい読み進めました。
そして、泣かせます!
登場人物それぞれに事情がありますが、やがて溢れだす夫婦愛、親子愛・・・
一体彼らの過去に何があったのか・・・
あっと云う間に読了しました。
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