警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。
初動捜査では、その手口から犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。
田川は事件現場周辺の目撃証言を徹底的に洗い直し、犯人が逃走する際ベンツに乗車したことを掴む。
ベンツに乗れるような人間が、金ほしさにチェーンの居酒屋を襲うだろうか。
居酒屋で偶然同時に殺害されたかに見える二人の被害者、仙台在住の獣医師と東京・大久保在住の産廃業者。
田川は二人の繋がりを探るうち大手ショッピングセンターの地方進出、それに伴う地元商店街の苦境など、日本の構造変化と食の安全が事件に大きく関連していることに気付く。
食品の安全性をめぐる闇や大手スーパーの裏側、そして破壊されゆく地方の現実を暴いた社会派ミステリーです。
帯に書いてあっつた平成版「砂の器」というキャッチフレーズはややオーバーながら、その内容はスリリングでなかなか面白かった!
久々に一気に読ませる本格ミステリー小説でした。
この小説の満足度:☆☆☆☆ 震える牛」を読みました。
東京の桜が満開となりました。
こちらは都内の花見の名所のひとつに数えられている目黒川沿いの桜並木の様子です。
中目黒駅から渋谷方面へと歩いてみました。
こんな風情のあるお食事処もあります。
今日は天気も良く周辺のブティックや雑貨店めぐりも楽しめるとあって大勢の花見客が訪れていました。
目黒川沿いの桜並木はソメイヨシノ、サトザクラ、シダレザクラ、コヒガンザクラなどその数約830本!
桜の花が次々と枝を伸ばし川を覆うように両岸を彩る約3.8kmの桜並木は圧巻です!
さくら♪ さくら♪ 今、咲き誇る~♪
刹那に散り行く運命と知って~♪
長かった冬が終わり、ようやく春がきたな~!!と云う感じです。
所用で茨城県土浦市へ行ったついでに「亀城公園」に寄ってみました。
「亀城公園」は土浦市の歴史のシンボル、かつての土浦城の本丸と二の丸の一部を整備した公園で、室町時代の永享年間(1429~40)築城とされています。
堀に囲まれた城の姿が水に浮かぶ亀に見えたことから、「亀城」と呼ばれています。
県指定天然記念物のシイの木、芝生広場などがあり、市民の憩いの場として親しまれています。
残念ながら桜はまだ3分咲きでした。 今週末からが見頃のようです。
公園内では桜祭りの準備が始まっていました。
公園内にある櫓門(やぐらもん)は、本丸にあるものとしては関東唯一のもの。
霞門や南東側に移築された江戸時代後期の高麗門など、昔日の城の面影を伝える貴重な歴史遺産です。
この日は天気も良くお堀では亀がのんびりと甲羅干しをしていました。
ところで、亀が甲羅干しをする理由って何??
カメは変温動物なので日光浴が必ず必要で、カメは日光に含まれる紫外線を浴びることによって、骨や甲羅の形成をするそうです。
これをしないとビタミンDを体内で合成することができず、甲羅の変形や軟化などを起こし、病気になりやすくなるらしい・・・。
その為には太陽の光に近い、紫外線光が必要なんだとか。
「亀城公園」の向かえ側にある「亀城プラザ」の中も覗いてみました。
1階ロビーには大きな飛行船の模型が飾られています。
この模型はツェッペリン伯号の世界一周、また霞ヶ浦飛来の偉業を後世に伝え、土浦を飛行船のまちとしてアピールし、
飛行船によるまちづくりをテーマとして結成された「土浦ツェッペリン倶楽部」が、
土浦市市制施行60周年に合わせ、平成12年10月に、製作期間約2ヶ月をかけて完成させたものだそうです。
ツェッペリン伯号の模型としてはギネス級の20分の1の模型です。
模型といっても、全長約12m、最大直径1.4mと巨大なもので、キャビンや内部のワイヤー一本一本の張り方、
内部通路の設置など、細部にわたり精密に復元されています。
地方地方で色々と見所があるものです。
埼玉県日高市にある巾着田の曼珠沙華が満開と云う事で見に行ってきました。
巾着田は日高市に流れる清流高麗川の蛇行により長い年月をかかてつくられ、その形が「きんちゃく」に似ている事から巾着田と呼ばれるようになったそうです。
巾着田には約100万本の曼珠沙華(彼岸花)が赤い絨毯を敷き詰めたように咲き渡ります。
例年は9月中旬~下旬に見頃を迎えますが、今年は猛暑の影響で今頃見頃になったそうです。
ごく少ないですが白い曼珠沙華もありました。
赤い花に反応しているのでしょうか? ワンちゃんもやや興奮ぎみです!?
こちらは高麗川の上に架かる「あいあい橋」です。
「あいあい橋」の上からはご覧のような景色が!
公園内のふれあい広場では連休とあってイベントが開かれており、多くの出店もでていました。
こちらの地元の加藤牧場の手作りジェラードには長い行列ができていました。
こんにゃくもなかなかの人気です。
こちらは公園の中間地点にある「ドレミファ橋」です。
赤フンで川の中に入り投網を投げているおじさんが・・・
投網のかかった小魚を水槽にいれて見学させてくれていました。
公園内には曼珠沙華の群生地だけでなく、コスモスの群生地もあります。
こちらはアカソバの花です。
なかなか可憐な花ですね~。
近くには水車小屋もあったりして、巾着田は終日家族連れで賑わっていました。
昨晩のイラク戦、日本代表は勝つには勝ちましたが、まさに辛勝という感じでしたね。
得点は前田のこの1点だけ・・・
香川の代役で出場した清武をはじめとして個々には結構頑張っていましたが、やはり肝心の得点チャンスで決める事ができない・・・。
ディフェンスも安定感に欠けていました。
そんな中で唯一存在感があったのはGK川島です。
再三の好セーブが光りました。
でもGKが目立つような試合内容じゃあ、まだまだです。
しかし、この勝ち点3は大きい!
これでW杯出場は70%は確実でしょう。
W杯まで、あと2年。
さらなるレベルアップを期待したいものです。
時限」を読みました。
枯山水を望む老舗呉服屋の別邸で、若い女性の首吊り死体が見つかった。
京都府警五条署の片岡真子は、遺体の首筋に不可解な扼殺痕があると知り捜査を始める。
遺留品と女性の過去から容疑者が絞られていく中、真子はある“時限”に挑まなければならなかった。
花街育ちの女性新米刑事と京都府警のキャリア警部がコンビを組み事件解決を目指すストーリー。
ある女性の自殺を調べていくうちに時効のせまった事件にぶつかる。
京都弁のはんなりした雰囲気がいいね~。
タイムリミットがせまる中での被疑者との攻防・・・
引き金となった女性の自殺に隠された悲しい想い・・・
タイムリミットが発生してからクライマックスまで一気に読めました。
日曜日、ゴルフの練習ラウンドが終了して、クラブハウスでお風呂に入り、その後は全員でレストランに集合して成績発表と反省会を行いました。
午後からは天気も晴れて気温が上がり、さらに風呂上りと云う事でもう喉はカラカラです。
”さて、何を頼もうか・・”
ふとを見ると壁に貼られたホスターに「かき氷あります」の文字が・・・。
と云う事で、今年初の「かき氷」を食す事にしました。
定番の「いちごのかき氷」です。
シャキシャキとした氷の触感といちごシロップの甘さが何ともいいです!!
風呂上りの火照った身体がシャキッ!とします!
そして鼻の頭がキーン!となります!
この刺激がたまりません~!!
これは頭蓋骨の鼻の下部分の皮膚が薄くて直接冷やされ、その刺激が脳に到達する為だそうです。
ちなみに、「かき氷」は平安時代から食べられていて、清少納言の『枕草子』に金属製の器で氷を刃物で削った「削り氷」に甘い蔦の汁液をかけて食べていた云う記載があるそうです。
当時は「あてなるもの」(上品なもの、良いもの)とされていたそうですが、まさにこれからのシーズンでも「あてなるもの」ですね。
昨晩は飲み仲間9名でお花見会を開催しました。
場所は九段下の「靖国神社」境内です。
こちらは参道への入り口の「第一鳥居(大鳥居)」前です。 両脇にはずらりと屋台が並んでいます。
屋台の上の桜も満開です!
両側に並ぶ屋台を見ながらさらに参道を進みます。
時刻は18:30。 参道脇の広場では早くも花見会を開いている人たちで一杯です。
「大鳥居」と「第二鳥居」の中間地点にあるのは近代日本陸軍の創設者で靖国神社の創建に尽力した「大村益次郎」の銅像。
明治26年(1893)、日本最初の西洋式銅像として建てられました。
我々はそんな銅像のすぐ横にある広場のテーブル席で花見会を開催しました。
このテーブル席は先週の土曜日に釣りキチY平さんが先行部隊として、ここまで出向き、この場所にお店を出していた露天商の方と折衝して確保してくれた席です。
そんなテーブル席でいよいよ花見会の開始!!
酒の肴は、露店で作られた、焼きたての焼き鳥にアツアツのおでん! バターポテトに、たこ焼き、などなど。
この日は風もなく夜になっても暖かい絶好の花見日和となりました。
やっぱり桜は日本人の心ですね~!!
花見会の途中、トイレタイムを利用して、「第二鳥居」まで来てみました。
こちらはその奥の「神門」です。
「神門」は昭和9年(1934)に建てられたもので、中央の二つの扉には、直径1.5メートルの菊花の紋章が取り付けられています。
その菊花の紋章をバックに記念写真を撮る人たちもいます。
さて、花見会はまだまだ続いていますが、ただ一つだけ残念な事は我々のグループは如何せん野郎ばっかりで、肝心の”華”がない事でした。
そんな時に丁度若いOLさんたちのグループが、座る席を探して、我々のテーブル席に近づいてきました。
我々の確保したテーブル席は結構広くて、まだ座れる余裕があったので、心良くそのOLさんたちにも同席してもらう事に・・・。
そのOLさんたちともすぐに仲良くなり、なんだかんだと話をしながら飲んでいると・・・。
さらにOLさんたちの会社の同僚の若者たちも合流!!
その若者たちとも全員すぐに打ち解けて、花見会は大いに盛り上がったのでした。
最後は全員で記念写真を撮り、一本〆で終了!!
彼らとはまたの再会を約束して別れたのでした。
人と人との出会う切っ掛けはどこであるか判りませんね。
こう云う偶然の出会いを大切にしたいものです。
いや~、今年の花見会はなかなか楽しかった!!
東京では先週末に桜が満開となりました。
こちらは渋谷区道玄坂上交番前交差点のところにある一本桜。
この桜の木のところに、「道玄坂道供養碑」があります。
石碑には「道玄坂」といわれるようになった由来が書かれています。
「渋谷氏が北条氏綱に亡ぼされたとき (1525 年 ) その一族の大和田太郎道玄がこの坂の傍に道玄庵を造り住んだ。
それでこの坂を道玄坂というといわれている。
江戸時代ここを通る青山街道は神奈川県の人と物を江戸へ運ぶ大切な道だった。
やがて明治になり品川鉄道(山手線)ができると渋谷付近もひらけだした。
近くに住んだ芥川竜之介・柳田国男がここを通って通学したが, 坂下に新詩社ができたり林芙美子が夜店を出した思い出もある。
これからも道玄坂は今までと同じくむしろ若者の町として希望と夢を宿して永く栄えてゆくことだろう。」
JR 渋谷駅からマークシティーを経由して、徒歩5分で来れる渋谷の小さな名所です。
一方、こちらはJR渋谷駅西口駅前の歩道橋を渡ったところにある「さくら通り」の桜並木です。
まさに桜のトンネル状態です。
こちらでは地元の商店街が主催で4月14日まで「さくらまつり」が開催されています。
昨日は春の嵐が吹き荒れるひどい一日でしたが、今日は多少風が残っているものの台風一過の晴天!となりました。
こちらは渋谷駅のすぐ近く、線路脇にある飲み屋街、その名も「のんべい横丁」です。
その横丁の奥へと入ると・・・
そこには昭和の香りが漂う異空間が広がっています。
その横丁を抜けた所にある小さな公園。
その公園にある一本桜。
昨日の嵐にも耐えて桜の花が満開でした。
ようやく、”春がきたな~”と言った感じですね。
いよいよ、お花見シーズンの開幕だ!!