草若葉

シニアの俳句日記
 ~日々の俳句あり俳句談義あり、そして
折々の句会も

今日の俳句 / 冬めける (九分九厘)

2008-11-10 | Weblog
歩みゆく冬日の蔭の診療所
野良猫の上目遣いや冬めける
風邪声や鳥の影見る瓦屋根
取りあえず炬燵を据えて窓の月
柳葉魚焼く過ぎたるは猶及ばざるが如し
砂時計三分過ぎし十一月かな
立山と言われし酒の冴ゆる時
真夜中の餓鬼には薬冬はじめ

ここ二三日急に冷え込んできた。炬燵を出して、セータも出して冬支度をする。冷房嫌いの小生には、着こんだら何とかなる冬の方が過ごし易い。天気予報によると、明日から暫くは気温が上がるそうだ。ゆらぎさんの競吟奨励に興味が湧いてきて、夕食後一時間に限って身ほとりの句を作ってみた。取りあえずは、精一杯頑張って、一時間十句までのような気がした。
コメント (12)
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