妻の転倒事故で草若葉の投稿が大幅に遅れました。一段落ついた日曜日に、俳句を作ろうと考えましたが何も思いつきません。そこで、このひと月の間のことを俳句にしてみました。作ったあとの感想ですが、何か他人事のような第三者的な句となってしまいました。季語を入れるからこうなるのか分かりませんが、五七五の俳句がもつ特質なのでしょう。解釈は、読まれた方にお任せするに他ありません。
行秋や老ひたる妻の声細し
暮れの秋老いの介護のこと尽きて
妻入院木犀匂ふ朝のこと
心に忘れ物ありし神無月
スマホ会話だけの夫婦忘れ花
生き甲斐とははてなはてなと十一月
以上