草若葉

シニアの俳句日記
 ~日々の俳句あり俳句談義あり、そして
折々の句会も

スペイン・ポルトガル旅吟(1)/龍峰

2008-11-22 | Weblog
11月4日から16日までの13日間でスペイン・ポルトガルをくるっと回ってきた。
ご存じのようにイベリヤ半島にローマ人がBC3~2世紀に侵入。AC409年に西ゴート族が侵入。711年イスラム教徒が侵入、西ゴート王国滅亡。爾来1035年までイスラム王国が半島を支配。しかし、それ以降は現在のスペインの地方王国が南の方より順次イスラム王国を駆逐していく。そして1492年に完全に半島よりイスラム王国を滅亡させる。実に781年間半島にイスラムがあったことになる。6月に行ったトルコとは国の支配が逆である。
ポルトガルは戦国時代に日本との関わりが出来た。因みにポルトガルでは日本は「1541年」に発見されたことになっている。

4日;関空を発って北周りでローマ経由バロセロナに入った。途中シベリヤ平原が   見えた。雪と氷で真っ白。たまに灯りがぽつりと見えた。
     冬の日のシベリヤの原果てしなし
     雪の原灯ひとつ見ゆる北飛行

   ローマに夕刻に着いたが、土砂降り。
     雪の原一っ飛び羅馬道遠し
     はるばると来し羅馬の夜や冬の雨
   そしてバルセロナには23時を過ぎて到着。関空を発って19時間かかって   の入国。体力勝負である。帰りにはもっと体力を求められるも、無論この時   は何も知らず。明日からの見学に夢膨らむ。

5日;朝からりと晴れて見学日和。何はともあれスペイン1の観光ポイントである   聖家族教会へ行く。1882年に着工され、途中より31歳のガウデイに建   設が引き継がれた。そして、この教会は無論まだ工事中で見学者の横で工事   が行われていた。案内では2025年完成となっていたが、恐らく更に10   0年経っても完成するかどうか分からない。恐らく無理だろう。われわれの   思考を越えたところに初日よりぶつかった(写真)。この後グエル公園のガ   ウデイの一連の作品を見る。更にこの後数カ所見学。
     ガウデイの流れる形小春空
     教会の尖塔伸びる冬の空
   
   
 
コメント (10)
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