子の想ひ母に届けむ額の花
錦織のショット鮮やか額の花
振り下ろす鍬に蚯蚓のたじろがず
乾きたる道をものかは蚯蚓ゆく
後で聞く煎じ薬は蚯蚓とや
明易や信濃連山群青に
明易や街の動きの少しづつ
風上と風下分つ栗の花
屈強の舁き手も憩ふ夏祭
信号待ち子供神輿の横切りぬ
本格的な梅雨のシーズンに入りました。
わが家の庭では色々な紫陽花が妍を競っています。
紫陽花の手入れ、挿し木は家内の担当です。
わが家の朝顔は本葉が出始めたところで、開花は7月末頃と思はれます。これは小生の担当。
掲句は句会に出したものです。