2月9日 は私の誕生日。2・26事件は私の生まれる一年前の1936年ことで、盧溝橋事件は生まれた年の7月のことである。日本が世界大戦の当事者として坂を転げ落ちる時に私は生まれた。日本の近現代史をここ半年かけて新たな視点で勉強し直している。グループの研究リーダーは龍峰さんである。
梅二月生れ生れてなほ昏し
繰り越さる老いの誕生獺の祭
長風呂のふぐりふやかす二月かな
2月15日は泊りがけで名古屋にて、メンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」を鑑賞。旧約聖書の預言者エリヤの物語である。二時間を超える大作。200人を超える大合唱団とフルオーケストラ総勢300人が演奏するという、稀なる音楽会でとてつもない迫力であった。会場は金山のフォレストホ-ル。音楽会のあと、金山で最近流行っている手羽焼きをつまみに友人と乾杯。金山は最近では若者の人気スポットになっている由。
春寒や手羽焼き臭ふ大名古屋
歌姫を追うて名古屋に猫の恋
5年前から参加している混声合唱団の20周年記念演奏会を、今年の6月に行うことになっている。この演奏会のチラシのデザインと製作を任されて年明けから4つの案を練ってきた。ようやく団員の賛同も受けて完成したチラシの案をこのブログに掲載。5,000枚のチラシがすでに我が家に運び込まれた。私のパソコンソフトで作成する RGB 色チラシデザインを、印刷屋の要求する拡張子の画像ファイルにして送り、印刷屋がプロファイル変換を行って CMYK 色に転換することになる。当然、この間のやり取りで出来上がったチラシの色彩はかなり違ったものとなる。仕上がりは予想していた許容範囲の色違いであったのでまずは安心。これを避けるには数万円するソフトを買って、自分のパソコンでCMYKまでのプロファイル変換をしなければならない。それでも、印刷屋の紙や印刷機の種類により色が微妙に変わってくるという。今回のチラシ作りで面白い経験を積んだ。
二月中に確定申告を終わらせて、忙しい誕生月は終わりとしたい。
以上