今月初めにベトナムとカンボジアへ行ってきた。ハノイからカンボジアのシェムリアップへ移動し、アンコールワットを訪ね、帰りはホーチミンへ出て帰国した。
ベトナムは大変明るく、エネルギッシュ。正に発展途上のさ中の感じである。いずれの国も稲作地帯で仏教が国民のほとんど。本能的に親近感と心の安心感を覚える。(写真はアンコールワットの日の出)
まずハノイにて
史をつづるハノイの湖や春の風
戦争の傷癒えしか桃の花
春風や古代船行くハロン湾
冬の夜鍾乳窟は刻を積む
声の飛ぶ市場の女春浅し
シェムリアップでは4泊し、たっぷりとアンコールワットやアンコールトム及びその他の密林に眠る寺院を訪ね、ヒンズーの神々にもお目通りを賜った。
刻止まるアンコールワット涅槃西風
密林に千古のねむり春の雨
密林にシバの神鎮座春の雷
春暁のアンコールワット影淡し
石板に乳海撹拌春疾風
密林のヒンズの神々春を待つ
ホーチミンは小上海の感じ。きれいなフランス統治時代の建物もあれば、裏通りの市場や商店街のすさまじい人間の生き様に感動した。しばし句を作ることも忘れてしまった。
水上生活の街を訪ねたが、水上には市場、バスケットボール場、教会等何でもあリ、生活の全てが水の上にある。
水上に教会もあり風眩し
古い歴史を持ちながらも新しく生まれ変わろうとしている国の人々に会い、何だかさわやかな気持ちになった。
注)乳海撹拌(にゅうかいかくはん)ーーヒンズ教の天地創生でしらる「乳海撹拌」の説話がアンコールトムの寺院の回廊の石板に50mにわたって彫られている。
ベトナムは大変明るく、エネルギッシュ。正に発展途上のさ中の感じである。いずれの国も稲作地帯で仏教が国民のほとんど。本能的に親近感と心の安心感を覚える。(写真はアンコールワットの日の出)
まずハノイにて
史をつづるハノイの湖や春の風
戦争の傷癒えしか桃の花
春風や古代船行くハロン湾
冬の夜鍾乳窟は刻を積む
声の飛ぶ市場の女春浅し
シェムリアップでは4泊し、たっぷりとアンコールワットやアンコールトム及びその他の密林に眠る寺院を訪ね、ヒンズーの神々にもお目通りを賜った。
刻止まるアンコールワット涅槃西風
密林に千古のねむり春の雨
密林にシバの神鎮座春の雷
春暁のアンコールワット影淡し
石板に乳海撹拌春疾風
密林のヒンズの神々春を待つ
ホーチミンは小上海の感じ。きれいなフランス統治時代の建物もあれば、裏通りの市場や商店街のすさまじい人間の生き様に感動した。しばし句を作ることも忘れてしまった。
水上生活の街を訪ねたが、水上には市場、バスケットボール場、教会等何でもあリ、生活の全てが水の上にある。
水上に教会もあり風眩し
古い歴史を持ちながらも新しく生まれ変わろうとしている国の人々に会い、何だかさわやかな気持ちになった。
注)乳海撹拌(にゅうかいかくはん)ーーヒンズ教の天地創生でしらる「乳海撹拌」の説話がアンコールトムの寺院の回廊の石板に50mにわたって彫られている。