役終へし猪垣いまだ構へをり
猪垣の石それぞれに思ひ込め
猪垣の匠のこころ常しなへ
秋深し森に埋もれる旧街道
人気なき旧街道や後の月
薄き茶を汲みて独りの十三夜
空毬を蹴飛ばしてみる山の秋
飛び入りの碧眼痩駆や宮相撲
十月の句会の兼題に猪垣が出されました。インターネットで調べたところ、丹波に猪垣が残っているとのことでしたので、実物を見ようと出かけました。あちこちで聞きまわり、やっとたどり着いたのが写真のものです。土地の古老のいわく、猪はこの程度の石垣(1.2メートルほどの高さ)は飛び越えるそうです。現在は電気柵がひろく採用されていますが、猪は一度感電すると、近寄らなくなるそうです。
猪垣の石それぞれに思ひ込め
猪垣の匠のこころ常しなへ
秋深し森に埋もれる旧街道
人気なき旧街道や後の月
薄き茶を汲みて独りの十三夜
空毬を蹴飛ばしてみる山の秋
飛び入りの碧眼痩駆や宮相撲
十月の句会の兼題に猪垣が出されました。インターネットで調べたところ、丹波に猪垣が残っているとのことでしたので、実物を見ようと出かけました。あちこちで聞きまわり、やっとたどり着いたのが写真のものです。土地の古老のいわく、猪はこの程度の石垣(1.2メートルほどの高さ)は飛び越えるそうです。現在は電気柵がひろく採用されていますが、猪は一度感電すると、近寄らなくなるそうです。