草若葉

シニアの俳句日記
 ~日々の俳句あり俳句談義あり、そして
折々の句会も

今日の俳句 / 冬の川 (四捨五入)

2012-12-21 | Weblog
冬の川真一文字に堰越えて
堰落つる水の白さや冬に入る
錦秋の山支へたる大堰川

竹林の末より時雨の音の降る
竹林を抜けてまばゆき紅葉かな
空をゆく車夫の足取り京の冬
晩酌や陶の狸にさそはれて

前回投句の九分九厘さんやグループのメンバーと一緒に嵯峨野を吟行したときの句です。
(最後の句は違います。)11月の中旬としては異常に寒い日で、寒風の中、渡月橋の上で鼻水をたらしながらの作句でした。
晴れるにつけ、時雨るにつけ嵐山/嵯峨野は情緒溢れる土地です。
コメント (4)
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