『源氏物語」玉鬘の巻を読んでいましたら、源氏が袖の中に隠しておいた蛍を放って、玉鬘を驚かす場面が出てきました。それを読んで、蛍の句を詠んでみようと思った次第です。
蛍火に立ち尽くしたる君と吾(あ)と
ギムレット独り飲みをり宵蛍
ほうたるや笹にほたるを包み込み
~京都・和久傳の銘菓「笹ほたる」にちなんで
三門に潜み(ひそみ)現る蛍かな
~南禅寺三門にて
狩衣の袖におさめし蛍かな
~源氏物語「玉鬘の巻」にちなんで・・・
月光に蛍またたく星のごと
以下はすべて想像句。現実ではないので。念の為
夫(つま)ならぬ人の唇(くち)甘し蛍狩
墨匂ふ和紙のぬくもり蛍の夜
二人とも少しずつ老い姫蛍
蛍の夜人の夫と人の妻
老いながら蛍となって踊りけり
蛍火に立ち尽くしたる君と吾(あ)と
ギムレット独り飲みをり宵蛍
ほうたるや笹にほたるを包み込み
~京都・和久傳の銘菓「笹ほたる」にちなんで
三門に潜み(ひそみ)現る蛍かな
~南禅寺三門にて
狩衣の袖におさめし蛍かな
~源氏物語「玉鬘の巻」にちなんで・・・
月光に蛍またたく星のごと
以下はすべて想像句。現実ではないので。念の為
夫(つま)ならぬ人の唇(くち)甘し蛍狩
墨匂ふ和紙のぬくもり蛍の夜
二人とも少しずつ老い姫蛍
蛍の夜人の夫と人の妻
老いながら蛍となって踊りけり