ふと出会ひ招かるままの合歓の花
蹲踞してゆるりと傾ぐ合歓の花
酔ひ醒めや餡の透きゐる葛饅頭
灯を消すや闇に宿無し火取虫
火蛾の舞ふ峨眉の麓の宿一飯
一番目の句は、句会に出した時は <ふと出会ふおいでおいでの合歓の花> でした。合歓の花の少し妖しげな雰囲気に、誘惑されるようなところを、詠んだつもりでしたが、句会では不評で、二番目の句もそうでしたが、再考を求められました。やはり句としての品格に欠けるようだし、独りよがりの意味不明のところもあり、つまり俳句らしくないのです。さて、あれこれ推敲してもよくなりません。まだまだ俳句の道は遠いようです。句会の兼題は「火取虫」「氷菓」「合歓の花」でした。
最後の句は15年ほど前に、中国四川省成都に仕事に行った休みの日に、近くの峨眉山に登りに行ったときの記憶です。麓の宿で一泊したのですが、窓を開けっ放しにしておいて部屋を離れていたのですが、帰ってみると大きな蛾、それも大変な数の蛾が、壁一面にとまっていたのに驚愕したものです。今頃は大地震の復興で大変なことと案じております。
明日からは長駆、木曾福島経由日本海に抜ける旅をします。
蹲踞してゆるりと傾ぐ合歓の花
酔ひ醒めや餡の透きゐる葛饅頭
灯を消すや闇に宿無し火取虫
火蛾の舞ふ峨眉の麓の宿一飯
一番目の句は、句会に出した時は <ふと出会ふおいでおいでの合歓の花> でした。合歓の花の少し妖しげな雰囲気に、誘惑されるようなところを、詠んだつもりでしたが、句会では不評で、二番目の句もそうでしたが、再考を求められました。やはり句としての品格に欠けるようだし、独りよがりの意味不明のところもあり、つまり俳句らしくないのです。さて、あれこれ推敲してもよくなりません。まだまだ俳句の道は遠いようです。句会の兼題は「火取虫」「氷菓」「合歓の花」でした。
最後の句は15年ほど前に、中国四川省成都に仕事に行った休みの日に、近くの峨眉山に登りに行ったときの記憶です。麓の宿で一泊したのですが、窓を開けっ放しにしておいて部屋を離れていたのですが、帰ってみると大きな蛾、それも大変な数の蛾が、壁一面にとまっていたのに驚愕したものです。今頃は大地震の復興で大変なことと案じております。
明日からは長駆、木曾福島経由日本海に抜ける旅をします。