紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

御坊市 総合計画職員ワークショップ まちの強み、弱みを語り合う 〈2020年8月27日〉

2020年08月27日 08時30分00秒 | 記事

まちの強み、弱みを語り合う職員


 御坊市は、第5次総合計画(令和3年度度~12年度)策定に向け、26日に若手・中堅、女性職員20人が参加したワークショップを開いた。今回をあわせて2回開き、まちの現状や将来像を語り合い、出された意見を総合計画に生かしていく。同日夜には高校生や女性、青年ら14人が参加した1回目の市民ワークショップを開き、三浦源吾市長も顔を出し、ざっくばらんに意見交換した。

 これからの御坊市を担う30歳~40歳代の職員が参加し、4班に分かれて「御坊の次なる10年」をテーマに語り合った。御坊市の強み(良いところ)では「コンパクトなまち」「自然が多く、食べ物がおいしい」「高速道路が近いなど利便性が良い」「野口オートキャンプ場や御坊総合運動公園がある」「和高専があり、若い学生が多い」「飲食店、ラーメン店が多い」などがあった。
 弱み(もっと良くしたいところ)では「宮子姫や寺内町など良い観光資源があるが、目玉がなく、どれも中途半端な感じがする」「情報の発信力が弱い」「働くところが少ない」「近くに子どもの遊び場がない」「商店街で人が歩いていない」「利便性は良いが、交通手段が少ない」などがあり、次回は強みをさらに伸ばし、弱みを克服するための取り組みを語り合う。
 計画策定に向け、昨年度は市民20歳以上2000人を対象にアンケート調査を行った。今後は市民、職員ワークショップのほか、各種団体へのヒアリングを行い、早ければ9月に基本構想素案をまとめ、審議会に諮った上で12月議会に提案する。基本計画は11月に素案をまとめ、来年3月に決定する。


 その他の主なニュース

印南町 コロナ対策(第3弾)で取り組む事業PR

御坊市消防本部 市防災センターで夏季訓練

西ノ地地内(印南町)で不法投棄

日高川町 有田養鶏放置の鶏ふんに苦慮


この記事についてブログを書く
« かつお節発祥の地・印南町 ... | トップ | 第二次コロナ交付金 各市町... »
最新の画像もっと見る