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日高川町に県下2位規模の太陽光発電所建設計画 〈2024年1月17日〉

2024年01月17日 08時30分00秒 | 記事


県下で2番目の規模となる太陽光発電所が
計画される日高川町船津の後山


 日高川町船津、中津産品販売所の日高川対岸に、県下で2番目の出力規模を誇る太陽光発電所建設計画が進んでおり、15日から事業計画等の縦覧と公表が始まった。「日高中津第一発電所」の名称で、約70万平方メートルの事業区域に約9万9000枚のパネルを設置し、設備の合計出力は約3万キロワットで、上富田町にある県下最大施設に次ぐ大きさ。4月から着工、来春からの発電を目指す。

 建設予定地は、道の駅SanPin中津から南東の日高川を挟んだ坂本、岡本地内にまたがる後山の山腹。20数年前、同地にゴルフ場の建設計画があり、開発許可も出ていたが、計画が頓挫。その後、事業者が入れ替わるなどして太陽光発電所計画が数年前から浮上していた。
 大阪市内の業者による合同会社日高中津第二発電所が事業者となり、「日高中津第一発電所」を計画。4月から設置工事を開始し、来年4月からの発電を目指している。事業区域約70万4000平方メートルのうち22万平方メートルに太陽電池モジュールパネル9万9080枚を設置、発電設備の合計出力は2万9990キロワットになり、平成28年に小釜本のオレンジヒルズゴルフコース(旧道成寺CC日高川コース)跡に竣工した設備容量1万6800キロワット太陽光発電施設の約2倍の規模で、県下2番目の大きさ。
 太陽光発電事業に関する条例に基づく計画の縦覧と意見募集は、15日から2月15日まで日高振興局健康福祉部衛生環境課と県庁環境生活総務課で平日の午前9時から午後5時45分まで。
事業計画等の公表は、計画概要が事業者のホームページ、計画書一式が町役場中津支所で公表されている。


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