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JOCバレー県選抜に宮崎君(大成)鈴木、笹野(日高)堺目(上南部)さん 〈2018年9月12日〉

2018年09月12日 08時30分00秒 | 記事

 12月下旬に大阪市で開催するJOCジュニアオリンピックカップ第32回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選抜メンバーに日高地方から男女あわせて4選手(いずれも3年)が選ばれた。男子は4年連続となる大成から宮崎雅椰選手、女子は鈴木美柚、笹野文乃両選手(日高)、堺目愛和選手(上南部)の3選手が初の県代表入りした。和歌山市で8日に結団式があり、12月25日から大阪市中央体育館などで開催される全国大会に向けて始動した。

 最終選考会は7月28日に湯浅スポーツセンターで行い、県内各郡市から選ばれた候補選手が参加。サーブやレシーブ、スパイク、ブロックなどの練習やゲーム形式のプレーを参考に男女12人を決めた。
 男子は、昨年の県新人大会3位で近畿大会にも出場した大成中から4年連続の選出で、宮崎君が選抜入りした。宮崎君は大成中でウイングスパイカーとして活躍。身長172センチながら強力なスパイクが持ち味、重みのあるアタックの破壊力は県下ナンバーワンとも言われる。宮崎君は「県下のトップレベルの選手に追いつけるように頑張りたい。1試合でも多く出場して1本でも」と意気込みを見せる。
 上南部・南部の合同チームの主将を務めた堺目選手(180センチ)は、エースアタッカーとして得点を量産しチームをけん引、県準優勝に導いた。長身と跳躍力を生かした打点の高いスパイクが魅力で最高到達点は290センチを誇る。JOCではアタッカー、ブロッカー両方での活躍に期待がかかる。ジュニア時代には全国大会も経験。大舞台に「スパイクをたくさん決めて、レシーブでは足を引っ張らないようにしたい。みんなでベスト8をめざしたい」と闘志を燃やす。
 鈴木選手(174センチ)は力強いスパイクを武器にしたレフトアタッカーで、コーナーへ決める力も備えており、1年生の頃から試合に出始め、2年生でレギュラー入り、今では日高中の得点源でエースで活躍。アタッカーながらレシーブ力も発揮できる。
 笹野選手(163センチ)は2年生まではサブでセッター、新チームとなってからはレギュラーでウイングスパイカーとしてライトに入る。セッターとしては流れを変えるトス回しや、アタッカーとしてはコースに狙い分けるなど技術あるスパイクが売り。
 日高中は昨年の新人大会以降は県大会すべてを制覇しており、近畿出場も果たし、鈴木、笹野両選手とも副主将でチームに貢献。
 鈴木選手は「チームを引っ張っていけるように力強いスパイクを決め、自分の売りを出し切りたい」。
 笹野選手は「どちらのポジションで出ても、レベルの高い攻撃を組み合わせることができれば。自分より高い選手に勝てるように頑張りたい」と話した。


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