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御坊、御坊中央LC平和ポスター最優秀賞に古川さん(川辺西小)小澤君(松原小) 〈2015年10月15日〉

2015年10月15日 08時30分00秒 | 記事

ハトがパズルの地球を作る
様子を描いた古川さんの作

 

ごみ箱に銃器などを捨てて
平和を訴えた小澤君の作品


 ライオンズクラブ第28回国際平和ポスターコンクールの御坊(堀辰雄会長)と御坊中央(大谷勝秀会長)の審査で、御坊から古川琴那さん(川辺西小6年)、御坊中央から小澤卓也君(松原小6年)の作品が最優秀賞に選ばれた。小学5、6年生が対象でともに初受賞。両作品は御坊から白浜までの7クラブが管轄となるリジョン審査に進む。

 今年は「平和を分かち合おう」をテーマに、世界各国のライオンズクラブで作品を募集しており、御坊では日高川町と印南町の10校から215点、御坊中央には御坊市、日高町、美浜町の9校から226点が応募。クラブごとにテーマが表現されているか、独創性があるか、芸術的価値が高い作品であるかを審査基準とし、クラブ員の投票で最優秀賞、優秀賞、佳作を選出した。
 古川さんの作品は平和の象徴であるハトが一つひとつピースを運んできてパズルの地球を作り、中央にピンクのリボンで結んだ。その地球を国旗を描いた大地に立つ世界の人々が手で支え、周囲には幸せのクローバーをグラデーションで鮮やかに表した。
 古川さんは「平和な暮らしをみんなで作っていってほしいという思いで描きました。これからもみんなが力を合わせる平和な世界であってほしい」。
 小澤君は銃器や戦闘機、戦車、爆弾などをごみ箱に捨てて、戦争のない世界になることを訴えた。背景には世界各国の国旗を描き、地球の前で違う人種が握手したり、ハトが飛んで虹が架かって、平和で明るい様子を表現。
 小澤君は「平和でみんなが仲良くしてもらえる戦争や紛争のない世界になってほしい」と話した。
 両代表作品はリジョン審査を通過すると、大阪・和歌山がエリアのキャビネット審査、近畿圏の複合審査を経て、世界規模の最終審査に進む。
 このほか両クラブの入賞者は次のみなさん。
【御坊】優秀賞=川口真生(中津小5年)柴田謙杜(笠松小6年)▽佳作=火縄歩(川辺西小5年)栗林慶(和佐小6年)三村稜(江川小6年)。
【御坊中央】優秀賞=谷口一華(湯川小6年)田中壱晴(志賀小5年)▽佳作=佐藤寧々(松原小6年)中京奈(御坊小6年)。


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