改修工事が完了した稲原駅
インナーテラスも設置
印南町が進めていたJR稲原駅の駅舎改修工事が完了した。同町にはJRの駅が3つあり、いずれもJRから駅舎が無償提供されており、町は地域住民の交流拠点に活用しようと駅舎の改修に取り組み、すでに印南駅、切目駅の駅舎は改修済みで、今回の稲原駅で全駅のリノベーション事業を終えた。
町は、駅舎を地域住民や若者、移住定住希望者の交流拠点などに活用しようと印南駅は平成29年度、切目駅は令和元年度で改修。印南駅では改修後、ミニコンサートの開催や待合室に町のシンボル「かえる」のオブジェやピアノが置かれ、情報バラエティー番組「ナニコレ珍百景」で「音楽とピアノが楽しめる和歌山の小さな駅」として紹介された。
両駅に続いて稲原駅の駅舎も地域住民の交流拠点としての活用をめざし昨年度から稲原駅リノベーション事業として着手。昨年度は設計、今年度で改修工事を行った。工事は屋根の葺き替えをはじめ、外壁や内壁、内装を改修したほか、展示スペースや住民が集える休憩スペースとしてインナーテラスも設けた。
インナーテラスは来週にも予定されておる工事検査が終わり次第供用が開始され「気軽に利用して下さい」と呼びかけている。地元有志らは改修に合わせイベントの企画も進めている。
改修事業の総事業費は約2650万円。施工は(有)杉本組=同町西ノ地、杉本憲昭代表=。設計・管理は大谷建築設計事務所=御坊市薗、大谷貴穂代表=が請け負った。
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