Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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レジン製ミニカー2台

2016-10-26 17:20:12 | 最近手に入れたキットのご紹介
本日定休日2日目ですね。
天気は余りよく有りません、曇りのち雨と行った所でしょうか・・・
朝から畑のサツマイモを収穫しています。
こんな重労働は休日でなければで来ませんからね〜(笑)
昨日残った畝2本半のサツマイモの茎を全部刈り取りました。
この作業が結構大変でしてかなりの重労働ですね〜
この二つ分の山ですが軽トラックで運べるのかな・・・!?ちょっと不安な量ですね。

そしてマルチシートを少しづつ剥がしてゆきましてサツマイモを収穫してゆきます。
大きなイモでは有りませんが適度な太さの長いイモが多いですね・・・ダイエットした私に合わせて少しスリムになったのかな??
手前側は「紅あずま」奥側は紫イモです。
紫イモは甘みが少なくてそのまま食べても美味しく無いのですがお菓子に加工しますと奇麗な紫になりますから奇麗ですよ。
バターや砂糖で加工しますとなかなかいけます!(笑)


少し前のヤフオクで2つのミニカーをウォッチリストに入れていたのですが・・・そのミニカーが1円スタートで出品されてしまいましてね。
実は少し先で買おうと思っていましたのでウォッチリストに入れていたのですが・・・
まあ1円スタートと言っても結局は1円で落ちる事は無いですし・・・それなりに上がってしまいますから希望価格を入札してオークションが終わるのを待ちました。
結果、双方とも落札してしまいました。
ホンダS500の方は以前にも9000円近くで黄色い物を買っていましたが今回は半額程でした。
ベレGの方は少し上がって5000円台の半ばと言う所でしょうか・・・
出品者の方はどうしても売って処分してしまいたかったんでしょうね〜その内に私が買うのに・・・(笑)
少し早めでしたが少し安く買えたのでラッキーだったのかもしれません・・・。
さてそのミニカーをご紹介しておきましょう。
こちらがいすゞベレットGT-Rです
実車は1600ccのDOHCエンジンを搭載していまして私のエンジンのイメージ的にはアルファロメオに近い感じでしょうか・・・
当方には昔ベレット1800GT(SOHC)のクーペを所有しておりましたのでそれを作りたかったり致します。
それじゃあキットを買えば・・・と思われるかもしれませんが前に買ったパブリカ700などと同様にキットは存在していないんですね。
だからベースとなるミニカーを買ったのです・・・それにこのミニカーは素材がダイキャストでは無くレジンなので分解して加工をしやすい事もこのミニカーを選んだポイントでもあります。

残念なのは・・・ホイールです。
ミニカーではワタナベ風のアルミホイールが付けられています。
うちのは純正のスチールホイールだったですね、確かリムはメッキかホイールリングだった様な気がします。
出来れば純正ホイールで作って欲しいですね・・・
外箱にワタナベホイールとうたっていない所を見ますとワタナベさんに許諾を取っていないのでしょう・・・
当方のトランスキットは許諾済なので堂々とワタナベホイールと書けますよ(笑)
長く仕事をする為にはここの所は大切な部分ですね。

リアを見ますと・・・ちょっとだけ残念。
当方が持っていた1800GTは後期型で大きな正方形のテールランプが付いていましたね〜
このテールランプは初期型なんですよ・・・まあ人気はこっちの方が有るのですが・・・。


そしてこちらがホンダS500です。
僕はこの車が好きなんですよね〜
自分で修理するのにも大きさが丁度良いですし部品さえ手に入れば楽勝なんですが・・・その部品、特殊な物を多く使っていますので代替え品が余り存在していないのです。しかも構造も特殊なので・・・。
もう何度も組立てと分解をしていますから目をつむっていてもどこの部品か見当がつきますよ(笑)

大体合格点の出来なのですがステアリングのスポークはエッチングでスッキリとして欲しいですね。
しかもS500のステアリングホイールはフタバラケット製でスポークのスリットが短いタイプなんですね。
このタイプのステアリングはボスの部分とスポークの部分が別の部品で出来ていましてリベットをカシメる事で一体化しています。
また極初期の物は後期の様に勘合がセレーションを切ってあるのでは無く半月キーを使って固定してあったのです。
このタイプですとステアリングシャフトも別物となります。
その後S600の昭和40年式頃からはステアリングスポークはアルミ製の鋳物製となりましてボスも一体化した物になります、見た所ではスポークのスリットがリムに近い部分まで伸びた物になります。
自分が作るならそんな細かな特徴も何とか再現したいですね。

一つだけ残念だったのは右のリアフェンダーのトップに付いているモールが付いていなかった事かな・・・
確か商品説明には何も記載が無かったので気が付かなかったのかな・・・
まあ加工の素材なので余り困らないのですけどね・・・


ホンダSシリーズに限って言えばプロバンスのキットや他のミニカーをベースに制作するよりもこの完成品を加工して作る方が正しい形状だと思うのだけど・・・将来的にはわからないけど少なくとも今の時点では一番良い原型ではないかと思います。
作るのは引退後かな・・・(笑)

ポルシェ917ピンクピッグ

2016-10-25 21:38:15 | その他
本日は午前中30%午後から50%の降水確率でしたが午前中は雨が降らず、午後からは3時頃からだったでしょうか雨がパラついて来ました。
私のまわりでは道路がギリギリ濡れる程ですがそんなに多く降った訳では有りませんでした。

この時期秋の畑は収穫作業が続くのです。
いつもの様にイチジクはまだ収穫が必要です本日もバケツに1杯分収穫しました。
その後にサツマイモの収穫に入りましたが・・・
午前中には終わるだろうとタカをくっていたのですが、実は結構大変でした。
収穫前にまず茎の部分を切り取りまして葉っぱや茎の部分を巻いて軽トラックに積み込みます。
そう!畑の表面に出ている部分を先に処理しておいてから芋を掘る事になるんですね〜。
サツマイモを植えている畝は全部で6本有るのですがその内2本の畝の茎や葉を処理しただけで本日の作業時間が終わってしまいました。
私が茎や葉を処理している間に家内はサツマイモを掘ってくれていましたが、本日分だけでネコ車に1杯分になりました、それでも最初の畝1本の内1/2を掘っただけなんですが・・・
まあ詳細に付いては家内のブログで書いてくれると思います・・・まあその時をお楽しみに〜!

そして、少し遅めの昼食を食べていますと何やらクロネコさんが荷物を持って来られました・・・
それも1個じゃない・・・
そして少し大きめだし・・・

関東方面の御客様からでして
今まで何十年かかってコレクションされた速度記録車の完成品を手放されるらしく製作料の替わりにお預かりする事になりました。
まだ全部では無くこれでその一部です。
何でも全部で90台程有るらしいです・・・それにしてももったいないな〜
折角なので皆さんに見て頂ける様に展示出来ると良いですね。

さて本日は定休日なので少し変わった仕事をしてみましょうか・・・
これもまた関東方面のTさんからメイクアップのミニカーでピンクピッグを購入したいとご連絡を頂きました
納品に付いてはStudio_Rosso製の展示ベースとカバーそして遮光の為の紙箱に変更して納品のご希望なんですね。
丁度当方にピンクピッグを切らしておりましたのでメイクアップさんに注文して昨日の夕方届きましたので今日は展示ベースを交換する事に致しました。
その前に・・・予備の展示ベースとカバーそして紙箱もご希望なんですが、展示ベースの木目のご希望が有りまして(笑)
昨年、2015.12.29のブログの写真の左下の物がご希望らしいので・・・・下がその画像です。

アトリエの在庫を見てもこの展示ベースが見当たらないのでガレージまで行って在庫の展示ベースをアトリエに運んで画像と突き合せてチェックしました・・・。

結果これかな!?と言う展示ベースを見つけましたので・・・使っていなくて良かったです(笑)
これですね!

さてメイクアップのピンクピッグを取り出しまして・・・
配置を検討致します・・・後ろ過ぎても良く無いし前過ぎると後ろが空いてしまいます・・・ボディの幅がかなり広いので配置が微妙に難しい。

ミニカーを外してみました。
左Fタイヤの前側にフラットブラックの塗料がはみ出しているのを見つけましたのでシンナーで拭いておきました。
そしてシャーシのホワイトメタルの部分のフラットブラックがビスの部分とスペーサーの当たる部分で剥げていました。

剥げた部分はせっかくなのでフラットブラックでタッチアップしておきます。
ビスをねじ込んだりスペーサーが当たる部分というのはホワイトメタルが変形しますのでどうしても色が剥げやすいのです、これはある程度仕方がない部分かもしれませんね。
あくまでもタッチアップなので完全に色が合う事は無いのですが剥げたままと言うのも残念なので塗っておきました・・・まあ頼まれてはいませんが・・・。

メイクアップのモデルはアルミ製のプレートがベースに付いていますがこれを剥がすのがちょっと一苦労ですよね。
何もせずにポロッと取れる事も有るのですがそれは運が良いだけかも・・・(笑)
私はなかなか取れない時はこのワイヤーを使います。
少し長めに切ってプレートとベースの間に入れて糸鋸の様に両面テープを切ります。
間違ってもシンナー(クレオスや普通のラッカーシンナー)をプレートに付けないで下さいね、文字が溶けてしまう事も有りますからね。

裏は両面テープが残りますので綺麗に掃除をします・・・
そして両面テープを新たに貼り直しておきます。

これはまだ展示ベースの上に配置してみただけなので斜めにしますとミニカーもプレートも落ちてしまいます(笑)
こんな感じで良いかな〜!

展示ベースに穴をあけて止めてみました・・・もう斜めにしても落ちたりする事は有りません。

スペシャル完成品と同じく赤いフェルトに包まれて梱包されます。
このフェルトは紙箱にセットになっていましてこのフェルトが無いと紙箱から取り出せません・・・

紙箱にメイクアップの車名が書かれたシールも移し替えます。
反対側に有るバーコードの印刷されたシールも付け直しておきました。

使わなくなったオリジナルの紙箱とアクリルケースも掃除して一緒に送ります。
将来的に元に戻す事も可能な様に配慮しておきます。
これで今度の週末には御客様の所にお送り出来そうですね。

最終組み立て&内装の塗装

2016-10-24 17:53:49 |  Stratos JeansChicago
今日は風が少し強かったけど良い天気でしたね。
気温はちょっと低めで涼しい感じでした。
朝一番では「穴空きマルチシート」が無くなってしまってまだ植えていなかったニンニクを追加で植えておきました。
種になるニンニクは余り大きな物が無かったけど、まあそれなりに大きくなってくれれば良いかな〜。
本日は200個くらい植えたから全部で1000個位は植えましたね〜来年いくつニンニクが収穫出来るかはわからないですが・・・
今年の様にニンニクにとって余り良く無い年も有るでしょうから・・・まあ楽しみに待ちましょう。

さて本日は内装のフラットブラックを塗ります。
リアのバルクヘッドのアイボリーの部分のマスキングを追加しておきましてこれでフラットブラックを塗ります。


他のカウルの裏側などもフラットブラックで塗ります。
多少フラットブラックが滲んでもクレオスのシンナーを綿棒に付けて拭けば奇麗になりますからこんな点でもウレタンクリアーは良いですね。
ラッカーでボディを塗っていて同じ様にしようかと思いますとこのフラットブラックはエナメル塗料か水性アクリルを使うしか選択しが無いのです。
エナメル塗料は塗膜が柔からいので組上げるまでちょっと心配ですしね〜。

塗装が完了したのでマスキングテープを剥がしました・・・
吹き漏れは多少有りますが・・・まあ良い感じになりましたね。

現状で3台のボディがそろい踏みですね(笑)


何を切っているのでしょうか?
はい、答えは自己融着型のビニールテープですね。
クランクプーリーとウォーターポンプのプーリーを結ぶVベルトになるのです。
このVベルトですがキットではエッチングで再現してありますが厚みと言うか幅が無くて見た目が悪いですね。
そして素材は何が一番良いのか迷う部分なのですが・・・今の所はこれが一番良いと思います。
重なった部分に針の先で瞬間接着剤を付けてほんの僅かに流しておきますとそう簡単には外れないと思います。

ウ〜ンクランクプーリーもウォーターポンプのプーリーも黒ですからよく見えませんね〜(笑)
これでもVベルトはちゃんと取付けていますが・・・

今度はステンレス製のインセクトピンの頭を1本ずつ14本磨いています。
何になるでしょう??
これはね〜キラッと光っていないと見え難いので・・・(笑)

どこに付いているのかわかりますか?
カムカバーの取り付け用のボルトになっています・・・
片側のバンクあたり7本必要なので(理屈で言えば8本のはずなんだけど・・・写真で見当たらないのです)14本磨いていた訳です。
せっかくカムカバーにボルトをよける為の凹みと言うか溝を作りましたからボルトは必須ですよね(笑)

どこから組立てていこうか迷いますが(余りにも沢山する事が有りますから・・・)取り敢えずキャブレターを取付けてみました。
雰囲気が出て来たな〜と感心するのは私だけでしょう・・・。

次はデストリビューターを取付けてプラグコードを配線しています。
デスビのコードは色々な方を向いて出ていますのでなかなかまとめるのが難しいですね。
シリンダーの点火順での配線ですからね〜見栄えが優先ではないのです。

最終組み立て&ボディパーツマスキング&内装の塗装

2016-10-23 21:52:27 |  Stratos JeansChicago
今日も大変忙しい日になりました。
フォードモデルAの部分にも書きましたが厨房のK子さんがお休みだったので最近慣れない私が厨房係をしましたが最近やっていなかったので慣れない上に御客様が多数ご来店頂いたものでお時間がかかってしまいました。
まあそれでも何とか一日無事に責任を果たす事が出来ました。

しかしこの最近寒くなって来ましたね〜
そろそろストーブの準備をしないといけないかもね〜

さて時間は少ないけど仕事は仕事
少しでも前に進めなければならないですよ、私の本業なんですから。
さて本日はボディのマスキングからですね。
何故マスキングをするのかと言いますと内装やエンジンルームを塗りたいからなんですね。
ボディはウレタン塗料を使っていますからラッカーでザックリ塗ってからクレオスのシンナーで拭けば綺麗にはなりますがそれでもシンナーを何度も当てるとウレタンクリアーがシワシワになる可能性が有るのです、ですから不用意にシンナー付けない様にしたいのでマスキングをしなければならないのです。
しかも複雑な面が多いので丁寧にマスキングをしないと吹き漏れが発生するのはほぼ間違いないのです。

ボディサイドはこんな感じでマスキングをします。
サイドステップの下側はフラットブラックで塗られていますので内装と一緒に塗る為にマスキングテープを貼るラインを少し上側にしておきます。

そして塗装をします。
えっ!?フラットブラックじゃないって??
そうなんですよ、シートの後ろ側はアイボリーホワイトの様なカラーの内装が付いているらしく1976年のモンテカルロを走った車を正面から写したカラー写真ではシートはグレーだしその後ろ側はアイボリーホワイトの内装になっています。
色々な内装の物がありますが・・・1976年のモンテカルロはこんなラリーカーらしくない内装のカラーなんですね。
その内装の部分を先に塗って乾燥後にマスキングしてからフラットブラックを塗ります。

ボディ本体のマスキングが一段落しアイボリーホワイトも塗装出来ましたので少し違った仕事をしてみましょう。
昨日塗っておいたプラグキャップを取り付けます。
カムカバーの面から少しだけ出っ張る様に接着します。
中央の穴にはプラグコードが刺さりますのでこの穴も掃除をしておかなければなりません。

エンジンをほんの少しだけ組み立てただけですが、またマスキングに戻ります。
何でかって?
他にマスキングが必要な部品はこんなに有るんですよね〜
なかなか大変ですよね〜
時間が無い中でしたがここまで終わりましたので明日はフラットブラックを塗りましょう。

ホイールディスクが完成致しました

2016-10-23 18:47:34 | Ford ModelA Hot rod
今日も曇り一時雨で降水確率は60%だったと思うのですが、午後の一時期に少し降りましたが大雨という感じではなかったですね。
昨日植えたニンニクはこれで少し水をもらっただろうか・・・!?
こんな植え付けをした時は少し多めに降ってくれれば・・・と欲張りな事を考えています。

さて今日は厨房のK子さんがお休みなので私が代わって厨房係を務めます・・・
11時に最初のご予約おお客さまがいらっしゃってからず〜っとお客様が絶え間なく2時まで・・・
やっぱり慣れない事をしますと神経を使いますし失敗も致します(笑)
最後にはまかない用のご飯も無くなってしまいました・・・(笑)
本当に有り難い事です。


さて昨日に引き続いてランチアストラトスのスピードラインホイールとフォードモデルAのクレーガーホイールのディスクの部分です。
昨日は削る途中の画像でしたが、本日は切削完了のディスクです・・・。
如何でしょうか?
後は裏側からフライスで削ってゆくだけになりました。

普通・・・楽に作るならスピードラインホイールのメッシュの様になっている部分はエッチングを作ってプレスしてからリムに貼付けて完了となるのかもしれませんが・・・
それでは厚みが無いペラペラな物になってしまうのです、一昔前ならそれで十分だったかもしれませんが今ではお客様も目が肥えて来ていらっしゃいますからより正確な形状を希望されるのではないかと思います。
それは厚みも同じ事でしょう・・・出来るだけ実車の雰囲気を伝える為に遠回りであっても取り敢えずトライしてみます。
まだホイールが完成した訳では有りませんからこのまま完成という事は難しいのかもしれませんね〜。