Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

2号車の分解と3号車のボディ研磨

2016-10-20 20:47:38 |  Stratos JeansChicago
今日も朝からいい天気でした夕方は少し崩れて雨がパラつきましたが・・・
まあ概ね良い天気でしたね。

仕事の方はスケジュールの勘違いから仕事着を持って来なかったので外仕事が出来ませんでした(笑)
本来ならニンニクを植える予定だったのですが・・・文化協会の理事会は明日でした(笑)
こんな事を間違えるなんてお恥ずかしい・・・

と言う事なんでアトリエで制作を始めましょう。
まずは1号車・・・!?
1号車は違うんじゃないのか・・・と
まあ書く程では無いのですよ細かな傷を埋めたパテを研いだだけですから。
先日パテを盛ったルーフの部分を研いだのですが若干気泡が入っていましてね〜その部分にポリパテのスベスベを盛っておきました
この目の細かなポリパテは大きな傷には向かないのですが小さな傷には盛りやすく研いだ時に綺麗な肌になるのでこんな場合はこれを使います。
1号車はこれだけですよ(笑)

ここからは2号車です。
リアのスリットの部分の裏側をリューターで掘りました。
これをしておかないとスリットの薄さを表現出来ないのです、しかし全体を薄く削ってしまいますと強度が無くなってしまいますからエッジを薄く削る加工をしています。

エッジを加工したスリットはこんな感じでリアカウルに取り付けます。
スリットの部品はエッジを一剥きして塗料の厚みを逃がしておきましたので糸一本分隙間が広く取ってあります。
後はこの逃げに合わせて塗装が出来れば上手く治まるはずです(笑)

他にエッジを薄くするのはこの部分もです・・・
フロアのパネルに付くエンジンルームの横方向の強度を上げる為の部分ですね。
実車はどの様になっているのかわからないのですが・・・明らかにラリーカーとノーマルでは違うかもしれないし・・・。

実際に見えるのはこんな感じになります。
御客様が完成後に作品をひっくり返してご覧になる事は無いと思いますが、余りペラペラでも強度がある様に見えませんしこれ位ならバランス的によろしいのではないかと思います。

次はリアのアンダーガードですが、これもそのまま塗って仕上げればそれなりになるのです。
理由はただの板だからなのですが、モールドは2本のベルト状のモールドの入角を少しだけ掘っておきますが・・・
確か実車は分厚いアルミの板だったような・・・明日もう一度その形状を確認しておきましょう・・・確か写真を撮っておいたはずです・・・。

忘れていた物がありますね。
そう!発電機ですね。
ワークスのエンジンではエンジンの右側に付いていましたが実車ではエンジンの左側に付いていました。
一応この配置はキットの通りなんですね・・・ちなみにノーマルではエンジン右側の前側になります。
やはりラリーという事で配置を変えてあるんでしょうね〜整備性の問題もありますし・・・。

次はエッチングのワイパーです。
切って塗って貼るだけでは何となく立体感が無いので取り付け用の足を取り付けています。
ワイパーの取り付け部分に0.5mmの穴をあけて0.5mmの真鍮線を差し込んでハンダ付けしています。
この真鍮線が塗装時の持ち手の代わりにもあります。

分解をしつつ部品の精度を上げてゆきます。
リアのアンダーガード以外はこれでなんとかいけそうですね。

瞬間接着剤で仮組した部品はここで一旦アセトンに浸けて分解致します。
ポリパテが剥げそうですが・・・剥げたらまた盛れば良いのでここは瞬間接着剤を落とす事に集中します。

次は3号車ですね
中一日おいた度のウレタンクリアーを塗った3号車はこの辺りでボディ表面の研磨を行ないます。
まずは2000番のペーパーを使って表面のうねりを取ります。
いくら気を付けて塗ってもウレタンクリアーはエッジなどにクリアーの盛り上がりが出来てしまいます。
その部分を削ぐ様にペーパーで落とします。

次はバフレックスの3000番で研磨して2000番のペーパーの目を消します。
2000番って細かい様に見えますが実は結構傷が付いているんですよ・・・まあ削りますから仕方がないのですが。

ここで一度カウルとボディが合うかどうか確認をしておきます。
少しだけクリアーの厚みで変化したチリを調節しておきます・・・何度か調整していますから大きな調整はしなくても良いのですが・・・。

次はラプロスの6000番・・・

そしてラプロスの8000番で研磨しますと少し艶が戻って来ましたね。


明日はここからコンパウンドを使った仕上げに入ります。
コンパウンドが終わったら再びマスキングして塗装に戻りましょう・・・なかなか手間がかかりますね(笑)