Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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アベさん帰路につかれました

2020-12-25 21:30:49 | 某ディーラーさんからの仕事
本日の山陰は午前中は曇り時々雨の天気でした。
自宅を出る時には青空が見えていたのですが、アトリエの上は雲が厚くたれ込めていました。

午後からは曇り時々腫れで日があたっていましたね〜。
冬の中休み!?って感じですかね〜。

今日はクリスマスですが昨日のイブは皆さん如何でしたか?
皆さんの所にはサンタクロースが来ましたか??
私の所は素通りだった様です(笑)

クリスマスの時分になりますと年末を感じますね〜
ここから先の6日間はあっという間に過ぎてしまいます。
という事で今年も年賀状の準備を始めました・・・
データは少し前に作っていましたが印刷はまだだったんです。
お店用と自宅用を両方作るのですが・・・プリンターにハガキを補充しなければなりませんのでなかなか忙しい・・・。


さてアベさんは本日ラストスパートです
まずはナンバープレートを取付けました
まずはフロントです。
実車のプレートは上側はボディに留めてない様に見えますので多分ナンバープレート中央の裏側にステーが取付けてあってナンバープレートを支えているのでしょう。
なのでステーは私もアルミで作って同じ様な感じにしておきます。
接着剤が硬化するまでマスキングテープで固定しておきましょう。

ナンバープレートが終わったら・・・次はドアミラーを取付けましょう・・・
と思って良く見ますと鏡の部分が磨いてないので曇っていますね〜
これではちょっと気の毒なので磨いておきましょう・・・曇っていたら後ろが見えませんからね。

無理に外しますと鏡のエッチングを曲げてしまいますからエナメルシンナーを流して接着剤を溶かして外します
片方は残念ながら無理やり押さえたのか曲がっています。
出来るだけ真っすぐになる様に直しておきましょう・・・磨いて鏡の様になりますと歪んでいるのが良く見える様になりますからね〜。

左右ともドアミラーを取付けました
左は取付けピンを破損する事無く分解出来たのですが右側は取り付け用のピンが折れてしまっていまして・・・真鍮線で取り付け用のピンを作りました。

鏡を磨いたドアミラーは・・・
この通り後ろが見える様になりました。

ほぼ組立てが完了しましたので組立て台からMRコレクションのオリジナルベースに戻しました。
ここからは最終工程に入ります

ランボルギーニのエンブレムを取付けます。
MRコレクションの物はデカール1枚だけだったのでちょっと樹脂を盛ったクオリティーの高い物に変更しました。

リアのランボルギーニのエンブレムはメタルインレットだったので再生不可能になってしまいました
エッチング板を用意して取付けておきます。
このエッチング板はクロームメッキしてありましてピカピカですね〜
質感が大変良いですよ。

ドアの後側のサイドにもエンブレムが付きます・・・分解前・・・つまりMRコレクションのオリジナルはこんなデカールが一枚だけなんですね。
良いのはウレタンクリアーの下側に有る事位かな〜

余りにも貧弱なので・・・
エッチングを準備してみました
どちらが良いのかはご覧になった皆さんの判断にお任せしましょう。

このMRコレクションのアベンタドールロードスターですが・・・
屋根が付いているのです
全く未開封だったのですが・・・ボディと合わせて調整しておく事にしました。
この部分はご依頼を受けていない(塗り替えは無しという事)のですが有ってもボディに付かないという事ではお金を頂く仕事としてはちょっとダメな所ですよね
確認してみて良かったです・・・
びっくりして写真を撮り忘れましたが・・・
塗装面がビニール袋に密着していまして塗装の表面に模様が付いてしまっていました。
仕方が無いので磨いておきましょう。
取り付けは変形も無かったみたいできちんと付きました。

さらに磨きました
ピカピカですね〜これなら大丈夫でしょう。

屋根に乗せてみます
こう言う感じになるんですね〜。

また模様が付くと残念なのでティッシュで包んでジップの袋に入れておきました
これで少々だったら傷が付く事も無いですね。


ところで・・・ランボルギーニで新車を買うと買った車と同じ仕様のミニカーが付いてくるらしいのですが、某ディーラーさんによりますとイタリアからミニカーを送って来る間にケースが破損している事が良く有るらしいのです。
ケースが無いと困られますので一応ケースの寸法を測っておく事にしました。
ケースを発注する場合通常内寸なのですが・・・最後に厚みを確認しておこうと測りましたら・・・何と場所に依って厚みが違うのです。
通常は1mm.2mm.3mmと1mm刻みの寸法なのですが・・・
このアクリルは2.5mmしか無いのです・・・!?

同じケースでも他の部分で測りますと・・・

2.8mm・・・多分公称は3mmだと思うのですが・・・アクリル工場が材料をケチったのか・・・それとも製造過程ではねられたアクリルを使ってケースを作ったのか・・・!?
ここで先ほどのお話「イタリアから送って来るとケースが壊れている」というお話が頭をよぎりました・・・
そうか!!薄いから強度が無くて輸送中の振動で壊れてしまう(又は壊れやすい!?)のか・・・と気が付いた次第です。
日本ではあまり考えられない事なのですが・・・
MRコレクションも中国で製造していますのでこう言う事が有るのかもしれませんね〜。
ちなみにイタリアでは最後の工程(仮にクリーニングであっても)をイタリアで行なえばイタリア製を名乗れるらしいです(笑)

本日、午後アベさんは東京・港区南麻布を目指して帰って行きました。
オーナーさんに可愛がってもらってくれよと、送り出しました。

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