Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ヘルメットの制作

2020-12-05 20:32:45 | mini pickup truck
本日の山陰は晴れ時々曇りです。
風は少し冷たく12月らしくなってきました。
日が射していますとそれでも暖かいのですけどね〜
太陽が雲に隠れますと寒いです。

冷たい風が強くなって寒くなりますと木枯らしが・・・と言う事になるのかもしれませんね。
本日出勤してから娘の車のタイヤを交換しました。
昨夜帰った時に今日はお休みなので車は使わないと言ったので娘の車で出勤です。
朝一に片付けようと言う事で
早速開始・・・朝一はガレージの出入り口側はガレージの陰になります・・・日が射さないので寒いのですよね〜
それでも何とか完了・・・
エンジンオイルも交換して、ウインドウウォッシャー液も補充・・・
最後に車を洗っておきました。
娘は車に乗るだけの人なのですが、こんな部分も家内とおなじです。
多分パンクしてもタイヤ交換は出来ないんじゃないかと(笑)
まだ娘の方はJAFを呼ぶとか任意保険の会社に連絡してロードサービスを受けるとか・・・知恵は回るかもしれませんが、家内は・・・ウ〜ン・・・多分私の所に電話をして来ると思います。
同じ免許証を持っていて自動車学校で習ったはずなんですけどね〜。
今はそんな事を教えないんでしょうかね〜??


ヘルメットのご要望を頂いておりまして・・・
どんな物が良いのか若干迷いますが、ミニの年代を考えますとフルフェイスでは無くジェット型が良いのかなと思いますね。
少し年代が遡りますとヘルメットとは呼べない様な革製の帽子の様なヘルメットも有りますし・・・それでは如何に言っても古いので・・・
工事現場の方がかぶっていらっしゃる様な上側だけでサイドは革製というのも有りますがあれはもっぱら2輪用が多い様に思いますのでやっぱりジェット型でいこうかと・・・
ベースは何を使うのか迷う所では有りますが・・・
ヘルメットって皆さんはどんな形状だと思われますか?
一般的にはだだの球形と思われるかもしれませんが本当は上から見た場合には結構長丸なんですよね〜と言う事で・・・
簡単に作るならタメオのF-1キットにドライバーの人形が付いていた時期が有りまして・・・当方の在庫から探してきました。
このヘルメットはフルフェイスで、しかもシールドもデカールで再現する為にただの塊なんですよね。
顔が出る部分を削って作ります
人形の本体に差し込むピンが付いていますのでそれをピンバイスに固定して削っています。
この部分を削るのが難しいですね〜

顔が出る部分を削ってから内側をくり抜きました
ヘルメットの後部下側の長さがちょっと長過ぎるので少しその部分を削りまして両サイドの下前側を削って丸めれば・・・
もうヘルメットにしか見えません・・・!?

次はヒサシの部分ですね。
実物のこの部分の厚みはかなり薄くて形状も微妙ですよね
強度も有る程度無いと加工し難いですから真鍮板の0.2mmで作ります。
大まかな形状に切り出しまして・・・・
小さいので切り出しも大変です
ここでのポイントは三日月型の内側をヘルメットのRに合わせなければならない事ですかね〜
考慮しなければならないのはこのヒサシとヘルメットの間にもう一枚0.2mmの真鍮板が入る事ですね。

ヒサシをザックリと削ってから次はヒサシの取付け部分をハンダ付けします
0.2mmの真鍮板を曲げてヒサシにハンダ付けします。
ヒサシの大きさは指と比べればこんな物です。
取付け部分はこの時点ではまだ大きめです、何故かと言いますと小さ過ぎますとハンダゴテの熱が伝わり過ぎる事、またピンセットでつまむ部分が無いと作業がやり難いのです。

まだヒサシの取付け部分(立ち上がり部分)が大きいですね。
もうちょっと小さくしたいかな〜

作ったヘルメットの部品の塗装に入りましょう。
まずはサフを塗っています、小さいですけど塗装の工程は他の物と同じですよ・・・手は同じ程かかります(笑)

そしてオレンジを塗りたいですが・・・先にホワイトを塗っておきます。
オレンジはグレーの上では発色が良くないのですよね。
センターのラインのオレンジを塗っています。
基本的の配色やラインは車の物と同じです。
水色にオレンジのラインですね。

塗装が乾くまでにデカールのデータを作りましょう
と言うのも・・・ボディにもガルフのデカールが貼って有りますが、これは市販のデカールで丁度良い物が有ったのでそれを使用しておりますが、さすがに1/43のスケールでヘルメットを作ってそれに貼る事の出来るガルフのデカールは存在しません。
無い物は自分で作ると言うのが私のやり方なので・・・何とかします。
プリンターの印刷限界を考えますと直径は2.2〜2.3mm程でないとうまく印刷が出来ないと思いますので・・・
大体それくらいの大きさを目指して作ります。
オレンジの部分と紺色の部分のデータを別々にしておかないと印刷が出来ませんので・・・こんな感じに。

少しオレンジの部分が多いいので微調整したいですね。
しかもオレンジ色が濃いかな〜
色は調整が難しいのですよね・・・時間的余裕が有ればオレンジのリボンを買っても良いかもしれませんが・・・有ればですけどね。
まあ貼ってみた具合で判断しましょう。

オレンジの部分のデータを少し小さくしてみました。
きちんと中心に来てないオレンジの部分も有りますが・・・この辺りはプリンターの限界とかイラレの限界かもしれませんね。
でもその為に数を多く印刷していますので数でカバーしている感じです・・・まあ転ばぬ先の杖ですね〜(今までにかなり転んでいますから・・・笑)

マゼンタを少し弱くして印刷しようとグレーのデーターで印刷したら見事にツブツブになってしまいました・・・
まあプリンターの限界という事です。
ドライバーのデカールはお客様の送っていらっしゃった画像に有ったので作ってみました。
多分ラリーか何かのイベント用のヘルメットの画像だったのかもしれませんが、一応忠実に再現しておきます。
文字が少し弱かったので文字自体のデータを少し太めにしてみました・・・きちんと読めますね。

マスキングをして水色を塗っています
「塗り分けの時にどちらを先に塗るのですか」とたまにご質問を頂く事が有りますが・・・基本は隠蔽力の有る物を後で塗る事にしています。
今回はオレンジよりも水色の方がホワイトが混ざっている分だけ隠蔽力が有ると言えます。
また敢えて逆にする場合も有ります。
それはマスキングがどちらが楽かと言う事も影響致します。
例えば今回のオレンジ色ですが球面にマスキングテープを貼る場合平行に仕上げるのはなかなか難しいのですなのでオレンジ色を先に塗ってマスキングテープを希望の幅にカットして貼れば平行なオレンジ色の線が完成します。
気を付けなければならない部分も有ります、球面にマスキングテープを貼っていますので端の部分が浮きやすいのです。
マスキングテープはこんなに小さい物に対しては粘着が弱過ぎますし固いのです。
今回は「同じ幅に」というのを優先してこの方法にしました。

マスキングテープを剥がしますと・・・
こんな感じに・・・
まずまずですかね〜。

そこにデカールを貼りましょう
先ほど作った物ですね〜
少し大きいですが・・・これ以上小さくすると読めなくなってしまいます。

乾燥機で乾燥させますと1時間程でクリアーがパラ吹き出来ますよ。
今日はパラ吹きまでですかね〜時間が無くなってきました。

明日はヘルメットを完成させたいですね、そして少したまってしまった雑用を片付けたいですよね。

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