Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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250TRのリアアクスル他!

2013-12-19 18:56:13 | Ferrari250TR NART 1958
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どうも全国的に大変厳しい寒さが続いている様ですね、東京でも山沿いでは雪が降ったと聞いていますが、皆さんの所は如何でしょうか?
山陰ですか?ご多分に漏れず寒いですよ。
雪はまだ積りませんが今朝は初霜でしたね、やっと私のまわりにも霜が降りました。
午前中はまだ晴れ後曇りといった所でしたがお昼のほんの少し前から雨がパラついて来ました、外では中庭の花壇の造成が続いておりまして寒い中大変ご苦労様です。

さて昨日は定休日だったのでゆっくりとお休みをさせて頂きました(笑)
さて一昨日は量産型!?の4台のリアアクスルの調整を行ないました、これはブレーキドラムを取り付けてボシカホイールを取り付けるとホイールがフェンダーギリギリになってしまいますので余りにも現代的過ぎるのでもう少し奥に入れたくなりました。
これはミネルバのキットに岸田ホイールを入れるとフェンダーから少しだけ奥に入った丁度良い位置にホイールが来るのです。
これは岸田ホイールがオフセットを考えられて作られているのか、それとも偶然なのかわかりませんが雰囲気が良いのはわかりますのでそれに習った物です。
良い部分を見つけてそれを取り入れる事は大切な事です、それに気が付く事も大切ですね。
さてボシカホイールの内側にドラムを入れて取付けるとこんな感じになります
斜めから写真を写していますので一見良さそうですがフェンダー一杯々々になっています。
これでは今風の足回りになってしまいますので少し奥に入れておきたいのです。

原因はボシカホイールの場合センターハブの内側に結構な厚みが有りましてそれが邪魔なんですね。
この部分が厚いと他にも問題が有りまして表側からホイールを見た場合にドラムがホイールから離れ過ぎて見えてしまいます。
実車ではスポークの間からドラムが近くに見えます。
対策としてはホイールハブのセンターを削る訳にはいきませんのでハブの裏側がドラムに当たる部分を削り込んでハブの厚みを打ち消しておきました。
その後はこんな感じになりました、これは一杯に奥に入れた時ですが最終組み立て時には雰囲気の良い所で調整して取付ける事が出来ます。

作業がチグハグになりますがフロントタイヤをキャストしてみました。
リアタイヤは4.0mmでは少々太すぎの様でして3.5mmで作り直しをした方が良さそうですね。
せっかく作るのですから回り道は覚悟の上です!

それ以外は余り問題が無い様でしてトレッドパターンも綺麗に入っているのがわかりますね。
CR48のパターンです!

当然ながらホイールに付けても何の問題も無しですね。

エンジンのシリンダーとヘッドなど主要パーツを組み立てておきました。
これは次の作業として量産型のシャーシにエンジンを載せてフレームを組み立てたいのでその準備なんですね。
ずっと以前海外オークションにエンジンキットがまとまって出ていたものを買っておいたのが役に立ちました。
出何処不明のエンジンはこの内の1個でした、このエンジンずっと仕舞っておいたのでどこに有るのか・・・と言うよりもその存在さえ覚えていなかったのですが先日から何となく思い出して探していましたらキットの棚の奥から発掘しました!(笑)
さすがに5個も使うともう残りが1個だけになってしまいました。

一度のキャストで6個のタイヤを作る事が出来ますがファーストキャストは6個のうち3個は気泡が入ってしまいまして使い物になりませんでした。
追加のタイヤをキャストしておきました。
今度は少し工夫して2度真空に掛けましてエアを完全に抜いてみました、レジンでは硬化が早い為にこんな事は出来ませんがタイヤを作る樹脂は硬化迄時間がかかりますのでこんな工夫も出来てしまいます。

今回の必要分4台分が完成致しましたが念のため余分にもう一度キャストしておきました。
数が余れば一番良いものを4台分使う事にいたしましょう。

試作のNo1の車体にエンジンを取付けてみますと良い感じになりましたね。
もちろん高さはまだ合わせていませんので調整は必要ですけどね・・・

ついでに試作のNo1の気になる部分を直しておきます。
バルクヘッドの上側にスペースフレームが通っていますがその位置が少し高すぎる様で実車ではそのスペースフレームの上側に点火コイルが付くのですがスペース的に少し苦しいのです・・・つまりフレームが高すぎると言う事ですね。
そこでその部分を直しておきます。
せっかくですが修正が必要な部分をハンダゴテを当てて分解致します。
中央の部分はヤスリを入れて削ります斜めの部分は角度を変えてハンダし直しです、最後にきれいに磨いて仕上げます。
この上側の部分は完全に作り直しですね。


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