Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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クランクプーリーの制作

2016-09-12 19:22:41 |  Stratos JeansChicago
今日は降水確率が高いはずだったな〜と思いながら起床してみますと、屋根は軽く濡れているけど雨は降っていない・・・
これならイチジク/オクラは収穫だな・・・と思いながら出勤の準備をしていますと・・・
ここでトラブル発生です!娘が車のエンジンがかからないから勤務先まで送ってくれと良いながら戻ってきました。
家内が送って行ってくれたので事無きを得た様ですが・・・
私の方は早速娘の車を点検するとバッテリーが終わってしまった様でした。
そう言えば記憶に有る限りバッテリーを替えた事が無かった・・・(笑)
ホームセンターまで他の車で行ってバッテリーを買いガレージに寄ってブースターケーブルと最小限の工具を持って自宅に戻りました。
まずブースターケーブルを双方の車につないでエンジンを掛けます。
何故先にバッテリーを替えないのか・・・と言う理由ですが、バッテリーを外しますとオーディオや車の電子部品の電源が一時的に切れてしまいます。
そうしますとメモリーが飛んでしまってセキュリティーやオーディオ、最悪は車の制御をしている電子部品が初期化されてしまう事も有るのです。
ですからエンジンを掛けて発電させながらバッテリーを交換するのです。
気をつけないといけないのはバッテリーのプラス端子がボディの金属面に当たらない様にする事ですね・・・心配なら外したプラス端子に軍手などを被せておくのが良いでしょう。
昔の車はこんな必要は無いのですが最近(そうだな〜15年か20年くらい前位かな・・・)の車はこんな手当が必要になってきます、コレだけ見ても素人が手を出せない車が多くなっています。
最後にバッテリーのターミナルや固定のナットがきちんと締められているかどうかを点検して終了ですね。
予定に無い問題が起きた時に即座に判断する能力は自営業になって養われましたね〜(笑)
娘を送って行った家内が出勤準備を完了する時点までで娘の車は修理完了です!
費用はバッテリー代金の13000円程で済みました。

そして本日2回目の出勤です・・・(笑)
雨は少し多めに落ちてきましたがイチジクとオクラを収穫・・・
雨が多少降っていますが今年は雨が少なかったので少々降ってもイチジクの甘みがあまり落ちないのは嬉しい誤算ですね。
5本のイチジクが枯れてしまったのは残念だったですが・・・後大小合わせて40本イチジクが有りますから・・・(笑)

そして最近はこんな工事もやっています・・・
ガレージからCafeまであぜ道の様な草の中を歩かなければなりませんでした、またガレージ前はCafeの第2駐車場になっていますのでお客様も歩かれますから通路の整備は必須だったのです。
今までなかなか手を付ける事が出来無かったのですが・・・ここにきて遊歩道を整備しかけています。
まだまだ途中なんですけどね・・・滑り止めの付いたレンガを敷いて整備中です。
この部分は農地なので舗装をしてもいけませんし砂利を入れてもダメなんですね・・・ですからすぐに元に戻せる方法で下に真砂土を入れて叩いて締めておいてからレンガをおきまして整えます。
その後目地の部分に砂を入れて草が生えて来るのを待ちます。
草が生えれば根がレンガを固定してくれるという事ですね。
何か問題が有って元に戻す場合はレンガを取れば元通りになるという訳です・・・(笑)



一体いつ仕事をやってるの?って良く聞かれますが・・・仕事もこの通りダス!(笑)
先日買ったストラトスの本にノーマルながら細かな部分の写真が載っていましてね、オイルフィルターや水冷式のオイルクーラーの部分が写った写真が有るんです。

ホースは布か樹脂か金属ははよくわかりませんが編み込みになった強化ホースを使ってオイルクーラーまで送っている様ですのでキットのこのホースの部分を一旦カットしてハンダ線で作り直しましょう。

そしてクランクプーリーですが・・・前回制作した時には確かこの部品は作り直しているはずなので今回省略・・・と言う訳にはゆきませんよね〜(笑)
多分お客様はあの制作をご覧になられてご注文を頂いていますから加工内容が増える事は有っても減る事はNGでしょう(笑)
と言う事で一段と精度を上げてゆきましょう・・・
実車のクランクプーリーはこんな形状なんですね・・・
わかりますか?
中央が六角ボルト(ナットでは無い)なのでクランクシャフトの先端には穴が開いていてネジが切ってあるのでしょう。
国産ですとクランクシャフトの先端が凸になっていてナットを使う場合が多いのではないかと思いますが・・・
そして大事なのはボルトの周りの凹みが偏心していると言う事ですね・・・
多分V型6気筒のクランクのバランスを取る為にここの部分でバランスを取っていると思います。
と言う事はクランクプーリーにはスプラインが切ってあるかキーが差し込まれてクランクシャフトに対して位置決めをされているはずですね・・・残念ながらそこまでは再現しませんが・・・(笑)

おおまかな太さに真鍮の丸棒を削ってゆきます、センターには六角ボルトを入れられる様に0.5mmの穴を開けておきます。

クランクプーリーですからベルトが入る溝を掘っておきましょう・・・
ここで気が付きましたこの溝の奥側は少し太くなっている事を忘れていました・・・この奥の太い部分を再現する為に真鍮のリングを作って填めてハンダ付けして削り直します・・・余計な工程を増やしてしまいましたが・・・しかしリカバリーとしては最善の方法だったですね(笑)


真鍮のリングを填めておきました裏側の部分で最低限度のハンダでハンダ付けをして有ります。
ここで一旦旋盤から外してフライスに填め直して偏心した穴を掘っておきましょう・・・フライスとエンドミルを使えば簡単ですね。

次にもう一度旋盤にかけて真鍮のリングを入れた部分を目標の大きさまで削ります。
そして突っ切りバイトを使って差し込みピンを作った上で切り離します。

最後に六角ボルトを差し込んでやればクランクプーリーの完成です。
この六角ボルトはもう少し小さい物の方が良かったら最終組立てで変更しようかと思っています。
ただ小さくすると今度はせっかく作ったのだけど目立たないんですよね(笑)

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