Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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T57G ホイールの装着とボディ修正

2015-04-23 22:32:19 | Bugatti Type57SC Atlantic
この所、いい天気が続いておりまして昼間は暑くなって来ましたね。
中庭の草取りも少しづつですが進んでおりまして、建物の中から見る限りは雑草が見えなくなりました。
まだ遠くは雑草が有りますけどね・・・・なかなか終わりません。

外の作業も中の製作も忙しいですね。

では中の仕事も始めましょうか・・・
ホイールをシャーシにフィッティングしたいのですがホイールのセンターは最初から1.8mmの穴が開いております。
一方シャーシはそのディティールの問題から1.0mmのシャフトを使う様に設定しています。
ホイールの穴を何とかしないといけませんね。
そこでホイールの1.8mmの穴に外径1.8mm/内径1.0mmのスペーサーを入れてその中心に1.0mmの真鍮線を差し込めば上手く装着出来るはず・・・
まずはスペーサーを旋盤で挽きましょう。

ボディをかぶせなかったらこんな感じで装着出来るのですけどね・・・

次はホイールアーチの修正します。
シャーシはアトランティックと同じ物なのですがボディはアトランティックと違いますので多少は修正しないとね、そのままは付かないのです。

何の問題が有るのかと言いますとT57Gはアトランティックと違ってボディの幅が少し狭いのでホイールのオフセット次第ではボディからタイヤがはみ出てしまうのです。
なのでブレーキドラムの厚みを減らすかホイールのオフセットを変える為にホイールのインナー側を掘り込んでゆきます。
フライスと割り出し円テーブルで削っています・・・この場合は割り出しをしないでただ回すだけですけどね。

削った所はこんな感じですが・・・
深さは1.0mm程ですね。

オフセットを変更したお陰でホイールは一応ボディの内側に収まりました。
ただまた問題が出て来ました・・・
フロントホイールアーチを上側に大きく削った物ですからタイヤの上側がボディから出っ張ってしまうのです。
フロントフェンダーの上側の部分のRが大きめなのが問題を大きくしているような気がしますが・・・
見た感じは悪くないんだけど・・・前側はどうもね~。

まあホイールアーチの問題はちょっと置いておきましてボンネットを切り取ります。
表側から筋彫りを深く掘っておきまして裏側からレジンのボディを削ってゆきますといつかは筋彫りの部分まで到達してボンネットがボディから切り離されるはず・・・(笑)
かなり深く掘っていますが、この部分はかなりボディが厚い・・・と言うかほぼレジンの塊ですね。
こんなに掘っていますがまだ筋彫りとぶつからない・・・

表からも掘ってゆきますとやっとで貫通しました・・・まだ一部ですけどね。

はい!
切れました~!
切り口を見ますとまだ意外と厚みが有りますね。

ホイールアーチの上側の不足をカバーする為にアーチに沿ってマスキングテープを貼りましてパテを盛りました。
上手く削ればホイールアーチの形状は直せるはずですが・・・硬化しないと削れないので結論が出ないですね。
続きは明日になりますね。




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