Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロント部分の組立ての続き

2019-12-02 20:25:08 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は朝から冷たい雨が降っていました
午後には一旦止んでいましたが・・・夜になったらまた少し降り始めました。

今日の一日一善です
何と当方のCafeの駐車場の法面から車が落ちました・・・。

少し高齢の女性の方だったのですが道路が有る物だと思い込んで進入路のスロープでない部分から道路に出ようとされたみたいです。
法面は60cm程高さが有りますから法面の上の角で亀さん状態になってしまいまして・・・後輪の右側は完全に20cm程浮いていました。
車屋さんを呼ぶけど忙しくてお昼頃になりますとの事・・・
仕方が無いので私がガレージから軽トラックを持って来ましてワイヤーを使って駐車場まで引き上げました。
ボロな軽トラですがさすがに四駆ですね〜
ローで引っ張ったけどエクストラローの方が良かったかな・・・クラッチが減ったかも(笑)
引き上げてから下回りを点検して異常の無い事を確認。
動揺している高齢の女性の方が帰ろうとされましたので・・・深呼吸して落ち着いて帰る様に言っておきました。
高齢の方に限らずこの様に予期しない場面に出くわしますと精神的に負担がかかってペダルの踏み違いなども考えられますからね。
自宅に帰られたら一度自動車屋さんに見てもらって下さいとお伝えしておきました。

車の引き上げから、運転手の精神的なフォローまで今日はなかなか良い出来でした。
安全協会の副会長としては100点満点が頂けますかね〜(爆笑!)

昨日MFHさんのキットが少し入荷と書きましたが何が入荷したのか教えて欲しいと言われまして・・・
キットに関しては全く商売気がない物で・・・遅くなりましたが写真のアップです。
MFHさんも在庫が無くなった物は一時的に在庫切れになっている場合も有るかもしれませんね。
再生産をされた物も有るのかもしれません。
私が気になる物は一応入れてみたつもりです(笑)置いて有っても良いかな〜!?と言う感じですね。
FW16のサンマリノはタメオのキットは出ていないのでこれを作る方が楽でしょうね。
もしタメオから作るならブラジル仕様だったかな〜!?から加工して作るしか無いので・・・意外と大変なんですよね。

787Bは言わずとしれたルマンの優勝車ですから・・・(笑)
037は単に好きな車だからですね〜。
他の仕様も欲しかったんですけどね・・・予算オーバーなので次の機会に買いましょう(笑)
一応私でも予算は有りますからね。
いくら仕事でも際限なく自分の好みで突っ走る訳にもゆきませんよね〜。


さて今日の制作開始です
今日も前側の部品を組立てております
アッパーアームのダンパーユニットの中央側に斜めのロッドが付きました
このロッドはアッパーアームの動きをトーションバー式のスタビライザーに伝える為の物です。

上と同じ様な画像ですが・・・
アッパーアームの中央部分の取付け部分からフロントのフレームに向けて強度が上がる様に補強のロッドが通して有ります
キットにはホワイトメタルの部品が付いていたかな・・・・?
最初からキットの部品は使う予定が無かったので自作しています。

下の写真はどこが違うのか・・・いやどこの部品を取付けたのか?ですよね。
大変細かな所ですが先ほど付けたアッパーアームの斜めの補強のシャーシ側の留めボルトを追加しました
ここはエッチング板に穴が空いていますのでアドラーズネストの六角ボルトを差し込んで接着です
キットでは裏からステーを接着して丸いピンの部分を出す様にして有りますが、実車はボルトで止められていますのでこちらの方が雰囲気が良いはずです。

次はその下の穴が気になりますよね・・・
キットではフロントサスペンションのロアアームを前側から刺して接着と言う実車とは違う構造なんですね。
下がインストなのでご覧下さい

実車のロアアームはこのフレームの後側に差し込まれて前側からボルトで止められています。
わかりますか?
当初からこの構造の違いはわかっていましたので真鍮線を使ってロアアームを作り直した時に実車と同じ位置にロアアームが入って尚かつきちんと固定させる様に変更しておきました。

作品ではロアアームを止めるボルトをアルミの厚めのワッシャーを作りまして少し盛り上がっている所も再現しておきました
まあ実際にこのボルトはロアアームを固定している訳ではないのですが・・・
見た目は同じ様に見えます

次はフロントに付くラジエター(オイルクーラー?)ですね
一応仮組はして有りますけど・・・それでも心配なのでもう一度合わせてみましょう。

このラジエターにはエッチングのフィンの部品が準備されていますが板とスリット状のエッチングを貼付けて再現する様になっています。これを使えば簡単なんですが・・・冷却のナミナミのフィンの部分が無いのです・・・
ちょっと残念なので当方のディティールアップパーツのエッチング板をカットして使います

こちらがそれですね〜
エッチング鋏でカットすれば簡単に切れますからね・・・
ただ組立てた後からですとほとんど見えないというのが悩みの種ですね。

そうそう忘れていましたが・・・ラジエターの取り付けの前にコクピットの足元の部品を取付けておかなければなりません
と言うのもラジエターのパイプの取り出し部分が有りますので足元の部品が後では取付けられないのです。
仮組の時に一度失敗していますのでここは思い出してしまいました。


明日もこの続きを進めます・・・なかなか完成には至らないですね〜。