本日の山陰は・・・曇りです。
比較的厚い雲が多いので夕方からは雨が降るかもしれません・・・。
外は気温が低くて寒いです・・・まあ今日から12月なのでもう寒いのは当たり前ですよね。
今年もあと1ヶ月か〜!?と思いますとなんだか名残惜しい様な気がします。
今日から当分の間Cafeの方に新しいアルバイトの女性の方に来て頂いています。
どうか元気で楽しく働いて頂ければと思いますね。
働いている人が楽しければお客様も楽しく思って頂けると思うのです。
今日はMFHさんからキットが届きました。
今までは他のお店の方にお願いして仕入れていましたが、今回からは直接仕入れさせて頂く様になりました。
群馬県のIさんの為に少し大きなスケールの物も入れてみました(笑)
いつも1/43を作っている私が見ますと十分ビッグスケールです。
さて本日の仕事ですね〜
今日もフロントのサスペンションの周囲を組立ててゆきます
この角形の部品はブレーキラインの分岐のパーツらしき物ですね。
キットの部品の形状が正しいのかどうか(マスターシリンダーと一体なのか?です)よくわかりませんが、この部品から左右のフロントブレーキキャリパーに配管されています上側に出てきたラインはリアブレーキに行く物ではないかと思います。
まずは貫通した0.4mmの穴を空けましょう
ブレーキのラインはこの時代はステンレスメッシュホースが一般的なので
0.3mmのハンダ線を使ってステンレスメッシュの上でゴム板を使って押し付けながら転がします。
このゴム板を使うのは固い板を使いますとせっかく付いたステンレスメッシュの模様が消えてしまうからなんです。
よくご覧頂くとわかりますが僅か0.3mmの直径のハンダ線にメッシュの模様が付いています。
ロードカーでブレーキラインを再現する場合は普通の金属パイプで作られた物であればハンダ線はそのままでツルッとした感じでOKなんでが、ロードカーではサスペンションなどの可動部分では一般的に繊維で補強したゴム製のホースを使いますその場合はメッシュホースでは無くハンダ線を塗装して再現します。
レースカーの場合はブレーキペダルのフィールを改善する為に膨張し難いステンレスのメッシュホースを使います、今回作ったのはそのメッシュホースです。
穴を開けた部品に通して確認します
高さが低いと他の部分に干渉してしまいますし全体の雰囲気が変わってきます・・・なかなかバランスを取るのが難しいです
ブレーキの分岐パーツに貫通しただけでは片手落ちですね
と言うのも実車では貫通している訳ではなくて分岐パーツにネジで接続されていますのでこの部分には連結用のねじ込み部分が必要なのです。
そこで外径0.6mm内径が0.2mmのアルミ管を使います中心の穴を0.4mmまで拡大しましてカットしてネジ込み部分を作っています
先にホースに通しまして分岐パーツに通して反対側のネジ込み部分を接着するという実に素朴だけど面倒な工作をしています
分岐パーツを所定の位置に取付けてみましょう
・・・と書けば簡単そうでしょ?
でも実はそうでもないのです
ホースをダンパーユニットの後側に通さなければならないので(実車がそうだからですね)片側を通してもう片方を曲げておいて通しますが、余り曲げ過ぎますと簡単に千切れてしまうのです。
メッシュの模様を付けたからその部分はやはり繊細な扱いが必要になるのです。
次の作業は・・・
メッシュホースの固定と思われるかもしれませんが・・・実は違いますよ。
下の写真をご覧頂きますとわかりますが312Tの時代はまだサスペンションアームにブレーキオイルのラインがくくり付けられて無いのです。
他のサスペンションアームアームと同様に空中に配管されていますね(笑)
これもまた時代なんですね〜
この後になりますとくくり付けられている事が多くなりますね。
空力的な問題なのかそれとも飛来物で傷が付くのを避ける為にサスペンションアームの裏側に回される場合が多くなります。
なので私の作品もブレーキホースは空中に配管しておきます
またブレーキキャリパーの内側にホースを取付ける為に小穴を開けていますが、ここにもネジ込みのジョイントが付きますので先のアルミ管を使ってディティールを追加してゆきます。
まずは先にアルミ管を通しておきましょう・・・
反対側も同様にしておきます
ブレーキラインの入り口がキャリパーの下側になっているのに気が付かれましたでしょうか?
通常ブレーキオイルはキャリパーの下側から入りまして上側のエアブリードバルブからエア抜きを致します。
なのでブレーキオイルの入り口は下からになるのです。
反対になりますとエアが抜け難いのですよね。
最後に分岐パーツの上側から分岐するリアのブレーキラインを取付けておきます。
大体の写真では向かって左側に曲げてありますから左側のフレームのどこかを通ってリアに回っているのでしょう・・・。
次はブレーキとクラッチの為のオイルタンクですね
と言っても油圧を伝えるだけです
こんなに小さいのです・・・直径はどれ位かな〜1.5mmはないかもしれません
下の四角は1cm四方ですからね比較して頂ければどれだけ小さいのかわかります
キットでは素晴らしい事に半透明な樹脂を旋盤で削って作られた物が付属しております、この質感は良いですね。
まずは取り付け用のピンを植えます
キットではエッチングのバンドで止める様になっていますがその構造は余りにも良く無いですね
きちんと取付ける為に0.7mmの洋白線を使います
と言うのも最初からフレームの部分に0.7mmの穴が有るのです
本当は0.5mmで十分なんですけどね〜。
次はタンクの下側に各マスターシリンダーにオイルを供給する為のパイプを取付けます
実車画像ではこの部分もステンレスメッシュに見えましたので先ほど作った物を使っています
勿論ジョイント部分も手抜きは無しです
ブレーキオイルが入っている様に見える様にクリアーイエローで塗っておきます
上まで塗るのではなく八分目まで塗っておきました
しかも樹脂製のオイルタンクを支えるステーも洋白の帯板で作って置きました
それらしく見えますかね〜!?
オイルタンクをシャーシに取付けました
色気の少ないフロント部分ですが立体的な部品を追加する事でかなりそれらしく見えてきますね〜
この辺りはフルディティールモデルの醍醐味ですね。
最後に・・・
トーションバースプリングを使ったフロントスタビライザーを取付けておきました
これを付けますとブレーキラインの分岐パーツはほぼ見えなくなってしまいます
やはり先に付けておいて正解ですね
この部品の後ですと取付けはなかなか難しいですね。
明日も続けてこの部分を組立てます。
比較的厚い雲が多いので夕方からは雨が降るかもしれません・・・。
外は気温が低くて寒いです・・・まあ今日から12月なのでもう寒いのは当たり前ですよね。
今年もあと1ヶ月か〜!?と思いますとなんだか名残惜しい様な気がします。
今日から当分の間Cafeの方に新しいアルバイトの女性の方に来て頂いています。
どうか元気で楽しく働いて頂ければと思いますね。
働いている人が楽しければお客様も楽しく思って頂けると思うのです。
今日はMFHさんからキットが届きました。
今までは他のお店の方にお願いして仕入れていましたが、今回からは直接仕入れさせて頂く様になりました。
群馬県のIさんの為に少し大きなスケールの物も入れてみました(笑)
いつも1/43を作っている私が見ますと十分ビッグスケールです。
さて本日の仕事ですね〜
今日もフロントのサスペンションの周囲を組立ててゆきます
この角形の部品はブレーキラインの分岐のパーツらしき物ですね。
キットの部品の形状が正しいのかどうか(マスターシリンダーと一体なのか?です)よくわかりませんが、この部品から左右のフロントブレーキキャリパーに配管されています上側に出てきたラインはリアブレーキに行く物ではないかと思います。
まずは貫通した0.4mmの穴を空けましょう
ブレーキのラインはこの時代はステンレスメッシュホースが一般的なので
0.3mmのハンダ線を使ってステンレスメッシュの上でゴム板を使って押し付けながら転がします。
このゴム板を使うのは固い板を使いますとせっかく付いたステンレスメッシュの模様が消えてしまうからなんです。
よくご覧頂くとわかりますが僅か0.3mmの直径のハンダ線にメッシュの模様が付いています。
ロードカーでブレーキラインを再現する場合は普通の金属パイプで作られた物であればハンダ線はそのままでツルッとした感じでOKなんでが、ロードカーではサスペンションなどの可動部分では一般的に繊維で補強したゴム製のホースを使いますその場合はメッシュホースでは無くハンダ線を塗装して再現します。
レースカーの場合はブレーキペダルのフィールを改善する為に膨張し難いステンレスのメッシュホースを使います、今回作ったのはそのメッシュホースです。
穴を開けた部品に通して確認します
高さが低いと他の部分に干渉してしまいますし全体の雰囲気が変わってきます・・・なかなかバランスを取るのが難しいです
ブレーキの分岐パーツに貫通しただけでは片手落ちですね
と言うのも実車では貫通している訳ではなくて分岐パーツにネジで接続されていますのでこの部分には連結用のねじ込み部分が必要なのです。
そこで外径0.6mm内径が0.2mmのアルミ管を使います中心の穴を0.4mmまで拡大しましてカットしてネジ込み部分を作っています
先にホースに通しまして分岐パーツに通して反対側のネジ込み部分を接着するという実に素朴だけど面倒な工作をしています
分岐パーツを所定の位置に取付けてみましょう
・・・と書けば簡単そうでしょ?
でも実はそうでもないのです
ホースをダンパーユニットの後側に通さなければならないので(実車がそうだからですね)片側を通してもう片方を曲げておいて通しますが、余り曲げ過ぎますと簡単に千切れてしまうのです。
メッシュの模様を付けたからその部分はやはり繊細な扱いが必要になるのです。
次の作業は・・・
メッシュホースの固定と思われるかもしれませんが・・・実は違いますよ。
下の写真をご覧頂きますとわかりますが312Tの時代はまだサスペンションアームにブレーキオイルのラインがくくり付けられて無いのです。
他のサスペンションアームアームと同様に空中に配管されていますね(笑)
これもまた時代なんですね〜
この後になりますとくくり付けられている事が多くなりますね。
空力的な問題なのかそれとも飛来物で傷が付くのを避ける為にサスペンションアームの裏側に回される場合が多くなります。
なので私の作品もブレーキホースは空中に配管しておきます
またブレーキキャリパーの内側にホースを取付ける為に小穴を開けていますが、ここにもネジ込みのジョイントが付きますので先のアルミ管を使ってディティールを追加してゆきます。
まずは先にアルミ管を通しておきましょう・・・
反対側も同様にしておきます
ブレーキラインの入り口がキャリパーの下側になっているのに気が付かれましたでしょうか?
通常ブレーキオイルはキャリパーの下側から入りまして上側のエアブリードバルブからエア抜きを致します。
なのでブレーキオイルの入り口は下からになるのです。
反対になりますとエアが抜け難いのですよね。
最後に分岐パーツの上側から分岐するリアのブレーキラインを取付けておきます。
大体の写真では向かって左側に曲げてありますから左側のフレームのどこかを通ってリアに回っているのでしょう・・・。
次はブレーキとクラッチの為のオイルタンクですね
と言っても油圧を伝えるだけです
こんなに小さいのです・・・直径はどれ位かな〜1.5mmはないかもしれません
下の四角は1cm四方ですからね比較して頂ければどれだけ小さいのかわかります
キットでは素晴らしい事に半透明な樹脂を旋盤で削って作られた物が付属しております、この質感は良いですね。
まずは取り付け用のピンを植えます
キットではエッチングのバンドで止める様になっていますがその構造は余りにも良く無いですね
きちんと取付ける為に0.7mmの洋白線を使います
と言うのも最初からフレームの部分に0.7mmの穴が有るのです
本当は0.5mmで十分なんですけどね〜。
次はタンクの下側に各マスターシリンダーにオイルを供給する為のパイプを取付けます
実車画像ではこの部分もステンレスメッシュに見えましたので先ほど作った物を使っています
勿論ジョイント部分も手抜きは無しです
ブレーキオイルが入っている様に見える様にクリアーイエローで塗っておきます
上まで塗るのではなく八分目まで塗っておきました
しかも樹脂製のオイルタンクを支えるステーも洋白の帯板で作って置きました
それらしく見えますかね〜!?
オイルタンクをシャーシに取付けました
色気の少ないフロント部分ですが立体的な部品を追加する事でかなりそれらしく見えてきますね〜
この辺りはフルディティールモデルの醍醐味ですね。
最後に・・・
トーションバースプリングを使ったフロントスタビライザーを取付けておきました
これを付けますとブレーキラインの分岐パーツはほぼ見えなくなってしまいます
やはり先に付けておいて正解ですね
この部品の後ですと取付けはなかなか難しいですね。
明日も続けてこの部分を組立てます。