Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組み立てVer.8

2017-08-19 22:23:33 | Maserati A6 GCS
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本日も普通にオクラとキュウリ、イチジクを収穫しまして・・・疲れました。
来年からオクラはやめましょう・・・(笑)
毎日見なければなりませんし800本も作りますと収穫時間がかなりかかります。
100本でも十分かな〜。
来年になるとまた心境が変化するかもしれませんが・・・

それでも11時には全ての作業を完了しましてアトリエの中での仕事にスイッチいたします。
本日最初の制作はウインドウの原型の元を作ります。
先日シリコンを流しておいたバキュームパーツの中にレジンを流しておきました
固まったらパテを使って整形しましてバキュームの型を作ります。

次はエンジンキーのキーホルダーを作りましょう
箱車の場合エンジンキーについているキーホルダーがぶらぶら揺れるのはなかなか良い感じなので大体エンジンキーを作りますね。
キーホルダーの方は素材が洋白帯金を使っています。
このパーツの場合削るよりも中央に穴を開けるのがなかなか難しいです。

キーホルダーにはマセラティではなくピニンファリーナのデカールを貼っておきました。
何もないではちょっと残念なのでね・・・

こんな感じでエンジンキーがキーシリンダーに刺さっています。
作品を持ち上げるとキーホルダーが少しぶらぶらするというわけです。

次はボンネットフードのストッパーの金具ですね
キットにはエッチングが付属していますが、これは差し込んで接着して固定をするものなのですが、この作品はエンジンフードを開閉できるようにする為にはこの金具を少し上に持ち上げて回せるようにしておかなければボンネットが開けられないのです。
以前フェラーリ250TRを作った時には洋白線で作り直して開閉できるようにしていたのですが、今回は少し形状が複雑なので左右まったくお同じ形状に作ることが難しい・・・しかもかなり繊細なものになりそうなので後々の変形も心配です。
上記の50TRの場合回す時にボディの塗装を傷つける恐れもありますし・・・
色々考慮した結果、今回は脱着式にしてみました。

ボンネット側には金具が当たるように丸いエッチングのベースがつけられています。

次はフロントグリルの組み立てを行います
フロントグリルは少し凝っていまして
3つの部品から構成されています
まずは中央のマセラティのマークですね
エッチング部品にバフをかけてピカピカにします。

縁取りのリングもステンレスの板に瞬間接着剤で固定しておきましてバフがけします。
これを固定なしで行いますと必ず歪んでしまいます。

グリルのパーツが揃いましたね
バフをかけたリングの部品はアセトンにつけて接着剤を溶かして分離しますけどそのままでは接着剤の成分が表面につきまして汚れてしまいます。
再び磨きをかけてやっと準備ができるのです。

やっとグリルが完成ですね
ちなみに縦のメッシュの部分はシルバーで塗装をしておきました、ここは少し質感が違った方が中央のマーク引き立つような気がします。


この辺りからはボディの外装に関わる部分の組み立てになります
少しずつ部品を作りながら組み立ててバランスを見る・・・ダメなら作り直し。
実車の雰囲気が出るように少しづつ時間のかかる作業になりますので・・・少しペースが落ちます。
お客様は十分に楽しんでいただけると思います。