Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.18

2016-11-12 21:18:29 |  Stratos JeansChicago
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今日は朝から晴れて良い天気で一日中暖かだったです、Cafeでは朝だけ薪ストーブを焚くのですが10時頃になりますともう暖かくなってきましてストーブはいらなくなります。
しかし、薪ストーブはすぐに消火という事が出来ないのでちょっと厄介なんです。
仕方が無いので吸気口を絞って余り燃えなくする方法をとってから窓を開けて外の空気を入れています。
他の暖房器具ならスイッチをオフにするだけで済みますが・・・僕は薪ストーブの香りが好きなのと、今年は春先からダイエットをして体重を落とした為か寒さを感じやすくなっている様です。
毎年この時期に寒いと思った事が無かった様な気がしますが今年は特に寒いと感じています。
その後タマネギの植え付けとかかりつけの病院に血液検査に行って来ました、これは特に健康面で問題が有った訳ではなく定期的な検査なのです。
ご心配無く・・・!

本日の製作はここからです。
エンジンルームでの忘れ物は発電機と点火コイルくらいでしょうかね。
その内の発電機です。
メタル製の本体をそのまま付けても発電機には見えません、中央の部分にコイル状の巻いてある鉄の部分が有ります。
車によってはここに塗装がしてある物が有りますが、私のイメージではここは絶縁用の塗料で茶色の様な黄土色の様な感じですので今回はそれ系の色のデカールを細く切って貼っています。
中央にキリが刺さっているのは部品を固定する為に穴を空けたのですが、都合良くキリで固定出来ましたのでそのまま持ち手にしてしまいました。

塗装が終わったので所定の位置に接着しました。
ちょっと見え難いのですが、如何でしょうか?

次はコチラです。
何の部品かと言いますとステップの部分に付くジャッキアップポイントなんです。
この中央の四角な穴にジャッキを差し込んで車体を上げる為の物です。
標準のストラトスには無いはずですのでラリー用の車体のステップの表面の補強のパネルなんですね。

取り付けてみました。
ミッドシップの車ですから重量のバランスは後ろよりになっているのでこの位置に取り付ける事になります。

モンテカルロ仕様の車にはルーフベンチレーターが取り付けられてなくて替わりにルーフアンテナが取り付けられています。
この時点でもまだピンバイスで穴を空けても問題が出ないのはサフとボディカラーをウレタン塗料を使っているからですね。
ボディカラーがラッカーの場合は表面のクリアーが穴の周りだけ剥離してしまう事が多いのです。

ジャッキアップポイントを接着した接着剤が硬化したので中央の四角な穴の中をフラットブラックで塗っておきました。
本来は穴が開いているのですがフラットブラックで塗っておくだけで感じがよく見えます。

エンジンルームでの忘れ物は点火コイルだけですね。
後もう少しで完成の予定でしたが、ここでちょっとやり直しをする事にいたしました。
フロントカウルの塗装がちょっと気に入らない部分が有りましてここはスッキリとシンナー風呂に入って頂きました。


上記の理由でフロントカウルは当分の間画像に現れません。
その代わりにリアカウルの製作を進めましょう。
リアカウルのスリットとルーフウイングを取り付けています。
ついでに塗り直したリアのラリープレートも取り付けておきます。

見え難いですがワイパーとウォッシャーノズルも取り付けています。

本日はまた旋盤で削っております。
いつもと違うのは金属ではない所です、本日削っているのはABS樹脂です。
外径は5.0mmで中央の凹みは直径が3.0mm深さが0.15mmとなっています。

厚みを0.7mm程に切り出してこんな部分に取り付けました。
ここの部品はキットではエッチング板が付いているのですが、厚みが足らない事が気になって使いませんでした。
おまけに実車のこの部分は樹脂製でしてみた感じプラスチック然としていますからABS樹脂を削って無塗装で使っても間違いでは無い様に思います。
この場合塗らない方がシャープな仕上がりを期待出来ます。

次はクリアーオレンジとクリアーレッドのアクリルを貼り合わせた物を旋盤で削っています。
皆さんの想像通りテールレンズを作っています。
丁度1/2ずつにするのがなかなか難しいのです。

このまま先に削ったABS樹脂の部品に接着してもベースがブラックなのでオレンジとレッドが発色しないので裏側になる部分、つまり接着面の方にシルバーを塗っておきます。

レンズの表面はまだ完成では有りません、実車では中央に長方形の反射板が付いておりますのでここは別の質感を持つ者で表現しなければなりません。
出っ張っているなら不透明なレッドのアクリル板を貼っても良いのですが1/43で考えればこの出っ張りは省略するべき出っ張り量です。
今回も赤いデカールを細くカットして使います。

デカールをレンズン表面に貼付けて本日の製作は終了します。
今夜一晩乾燥させておきまして明日クリアーを塗る事にいたしましょう。
そうする事でオレンジとレッドのクリアーの質感が冴えて来ます。