Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

さすがに3日連続新記録は・・・無いな(笑)

2013-09-30 21:39:26 | Ferrari250TR NART 1958
今日は、Cafeのベーグルの注文が有りまして朝5時起きで出勤です。
と言っても私は何も戦力になりませんけど(笑)外で畑のまわりの草刈りをしておりました。
今年は自然の動物とか虫に畑や中庭を荒らされる事が多いですね、最初はイノシシ、一昨日はスズメバチでした早生の西条柿を収穫していたらいきなり蜂が追いかけて来ました、よく見ると柿の木に直径25cm程の巣を作っています奇麗な巣では有りますが松江森林組合さんにお願いして除去して頂きました。
そして今度はモグラです。
芝生の下に穴を掘っているらしくあちこちで穴を見かける様になりました花壇にもいる様でして薔薇の根を切ってしまいますので駆除しないといけませんね~その新兵器が明日届きます・・・かわいそうだけどしょうがないですね・・・。

さてボンネットの制作の一番良い所でカメラの電池が無くなってしまいまして画像が撮影出来ませんでした、今日はそのリベンジです(笑)
まず問題点から・・・作った真鍮板が薄くて奇麗に絞りが効きますけど少し薄過ぎて強度が無いですね、またバルジの高さが2.2mm程しか無いのです型の深さは2.7mm有りますのでフェニックスのボディと同じくらいのバルジになる予定だったのですが・・・叩いた時に少し戻ってしまうのでしょうか・・・?
と言う事はもう少し深くしてやらないと2.7mmのバルジが出来ないという事ですね・・・。

もう少し(ノギスの測定では2.9mm程有ります)深く掘っておきましょう。

ハンマーで叩いて整形する時に叩き型を使ってみようと思いましてちょっとヤワですが真鍮の丸棒を削ってこんな物を作ってみました。
旋盤で回しておいて大きなヤスリでごりごりと削っておきました、どうせ叩いて変形しますので精密な仕上げは必要有りません。

こんな感じで叩いて使います。
ハンマーの尖った部分を丸く削って使っていましたが凹凸が激しく修正に時間がかかりますので広い面で真鍮板を叩けば滑らかに変形をしてくれるのではないかと・・・。
使った真鍮板は今までの倍以上の0.5mmの物です。

全体を細かく叩いてメス型に沿って変形させてゆきます。
最初の物と比べると滑らかに出来ましたね。

反対側はこんな感じです・・・

バルジ以外の部分を平面が出る様に少しずつ叩いて修正してゆきます、このバルジを叩いて変形させていますからまわりの板が酷く変形するのは当たり前の事です平面が戻る様に調整をしながら叩きます。
この辺りの修正は言葉で言っても文章を書いても説明しきれる物では有りません、板を叩いて体が覚えるものであると思います。

大体の平面が出たら平ヤスリでざっと擦ってみるとで出っ張った部分にはヤスリが当たりますが当たっていない部分は凹んでいます

これを小さなハンマーを使って叩きながら修正致します。

叩いてはヤスリで削る叩いてはヤスリで削るを繰り返すと少しずつ全面にヤスリが当たる様になります。

途中でバルジとボンネット部分の際、つまり入り角を三角ヤスリで削ります。
ここは塗装時に塗料が溜まってダルくなりやすいので注意をするポイントですね。

やっとボンネットが1枚とボンネット用の素材が3つが用意出来ました。


いや~ボンネットを真鍮で作るのは時間がかかりますね。
最初はボンネットとバルジを別に作ってハンダ付けをしようと思っていましたが一体で作った方がいいかな~!?と言う事で1枚で作ってみました。