Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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雨は一段落かな??

2013-09-08 21:12:17 | Ferrari312T2
この所ずっと雨が降っていましてまるで梅雨の様だったのですがお昼頃から雨が上がって来まして少しですが青い空も見えています。
雲の間から見える青い空はかなり高い様に見えましていかにも秋の空・・・と言う感じですね。

きょうも312T2を組んでいます。
昨日に続いてエンジンを組んでいますが塗装の厚みが少し影響をして僅かでは有りますが・・・擦り合わせが必要になりますね。
本日はプラグコードを付けたいのですがフェラーリの水平対向12気筒エンジンはファンネルのまわりにFRPのインダクションボックスが付いていまして実車ではこの下にあるスロットルバルブの部分を通って来ているのですが模型的にはここを通す隙間が存在しないのです。
仕方が無いからこの部分に糸鋸で溝を入れておきました。

プラグコードの先、つまりプラグキャップを作ります。
フェラーリ312T2は丸いキャップなので外径が0.8mmのアルミパイプを短くカットしてリューターに固定してまわしながら両端を研磨してカットした時に出来たバリを落とし整形致します。
その後に両面テープで持ち手に固定してからウレタンサフ→タイヤブラックと塗装をいたします。

エンジン本体も部品を取付けてゆかなければないませんが一番最初に取付けるのはオイルフィルターです。
この部品もウレタンサフ→ホワイト→デカール→ウレタンクリアーと手間はかかっていますが上に付く部品の陰になって全然見えないのでは・・・と心配しています。

オイルフィルターを隠してしまう電子機器を固定するステーをとり付けてみます。
左右のインダクションボックスとの取り合いが有りますのでインダクションボックスを仮組してからステーを固定致します。

デスビにプラグコードを取付けてみました。
デスビの穴は0.3mmのキリで軽くさらっておきますと中に入った塗料を取り除く事が出来ますのでコードを差し込む事が出来ます。

デスビをクランクケースの上に取付けます。ここは強度が必要ですのでエポキシ系の接着剤を使います。

クランクケースの後ろ側には樹脂製のオイルタンクが付きますがこれも付けておかないとプラグコードの配線を通す事が難しくなりますからこの時点で取付けておきます。

デスビから出たコードは補機類の陰を通過してインダクションボックスの下側に伸びてゆきます。

本日作ったプラグキャップを接着致します
実車も余り出っ張っていませんのでヘッドカバーからほんの少し飛び出している感じに致します。

プラグキャップから出て来たコードもインダクションボックスの下側にUターンして入れておきましょう

右側のインダクションボックスを取付けてしまいますとプラグコードは完全に固定されます。

左側の方も同様に作業をいたします、12気筒結構大変ですね(笑)