Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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リアサスペンションの整流カバーを少し直します

2013-02-11 22:28:12 | Bluebird 1933
本日の山陰は移り変わりの激しい天気でしたね~朝は曇り昼頃には日が差したと思うと雪がチラつき夕方には雨・・・!
結構寒い一日でしたよ。

昨日一段落したリアサスペンションの整流カバーですが少し気になる部分が有ります下の画像をご覧になって頂ければホイール/タイヤの切り欠きの部分が上側と下側で形状が違って来ています。
実車はほとんど真っ直ぐなのでこの上側の弓なりの形状は余り良いと思えません・・・なので修正致します。
せっかく少しのパテを盛って形状を修正したのに・・・外れない様に気をつけなければなりませんね。

ガイドとして0.5mmの真鍮線をハンダ付けしますが一番前側の部分をポイントで付けておきます。

整流板の形状に合わせて曲げながらポイントの数を増やします。

後ろ側まで仮付けが完了しましたらガイドとメタルの間にブリッジする様にメタルを盛ってゆきます。

細かな部分ですが整流カバーの内側にも真鍮板の接合部が有りますのでそれも一緒にハンダを流しておきます。
ここに隙間を残してしまうと水洗いの度に水が入り込み塗装をする時に影響が出る事が有りますからね。

ついでに反対側も同じ様に整形しておきます。

ハンダを盛ったら余分なハンダを削って整形致します、ついでに板厚も薄く見える様に斜めに削っておきますと上下の板厚が同じ様に見えますので良い感じになりますね。

フロント側の整流板も加工します。
こちらの形状はマアマア良い感じなんですがボディとの間のステーはキットの状態では余り感心出来る物では有りません・・・

年式はちょっと違いますがこのステーは変更されていないと思いますので・・・
実車画像で見ると一番上のアームは一見サスペンションアームの様に見えますがこれはサスペンションアームではなくて整流板を支えるステーですが形状はほとんど丸断面ですが微妙に翼断面形にも見えます。この部分を作り直しする事にいたします。

とりあえず先細りの形状で丸断面のステーを削ってみました・・・もちろん旋盤を使ってですが。

僅かの翼断面形状に整形する為にはピンバイスに固定してから刃のついていない時計ヤットコでつぶして長丸断面になる様にしておきます、そしてヤスリで翼断面になる様に整形をいたします。


・・・とここで時間になってしまいました、この続きは明日の更新でお伝え致します。
ではお楽しみに!