Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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マクラーレンMP4/4デカール貼り

2013-02-23 23:05:56 | その他
先日到着したアイドロンフォーミュラーのマクラーレンMP4/4ですが、ご存知の通り日本国内板の完成品であってもタバコロゴは入らない物が標準なのです。
たかがミニカーの事にそんなにシビアにならなくても良い様な気がするのは私だけでしょうか??
これを見ても別段タバコを吸いたくなる訳ではないですし・・・だからタバコロゴはダメと言われてもただ難癖をつけているようにしか見えないのですが・・・。

まあそんな愚痴を言っても(なんか文章がエヌエフさんのようになって来ました・・・エヌエフさんゴメン!)仕方ないのですが、これをご注文頂いた当店最年少のお客様のお父さんからデカールは貼っておいて欲しい旨のご連絡を頂いていますのでお越になる前に貼り付けをしておきましょう。
ついでに自分で貼られる方もいらっしゃると思いますので何かの参考になるように更新をしておきましょう。

さてデカールを貼る場合に一番先にするのは、デザインナイフの刃を新しい物に交換する事ですね。
一昨日新しい物に交換したばかりだったのですが切れが良く無い物で切って問題が起ると困りますので新しくても交換しておく事にしております。

内容はこんな感じで・・・デカールが箱の下に入れて有りますから取り出して確認作業ですね。

まず私はリアウイングの中央に有るエッチングの小さな部品を外します。
実はデカールをカットすればこれの取り外しは不要なのですがカットすると文字の間隔が微妙に狂って来ますので私はこの部品を外す事にしております。
タミヤのエナメルシンナーを小筆で流してやればすぐに外れます。

リアウイングのマルボロは上下二つに分かれていますが、真ん中のデカールが切れている部分の余分なニスを良く切れるカッターでカットします。
このメイクアップ製のデカールは大変良く出来ていますので余分なニスはほとんど無いですがそれでもここに二スが残っているとデカールの端が浮き易くデカールが剥がれる原因になりやすいので余分は切っておきます。
切ったニスがピンセットの先に付いておりますがご覧頂く事が出来るでしょうか??
デカールを水に付けてデカールが浮いて来たら先にカットした余分なニスを先にピンセットで取り除いておきます。
こうしておかないと必要なデカールの下側に潜り込んでしまいせっかく貼ったデカールが凸凹になってしまう事も有ります、不確定要素は先に取り除いておいた方が良いですね。

ボディサイドの大きなマルボロの右側はこんな感じです・・・

何か気が付かれる事は有りませんか?
たまたまかもしれませんがパワードバイホンダのデカールの貼り位置がほんの僅か下にずれて修正されているのがご理解頂けるでしょうか?
マルボロとその下のデカールの距離が適正になっているのがわかりますね。
これはセナ仕様の物の時にメイクさんの担当と話をする機会がありましたので申し入れておいたのが修正されたんですね・・・そもそもこのパワードバイホンダのデカールを貼る位置は目標物が無くてマルボロが貼ってないと位置を決め難いのです、ですから貼り位置を少し動かすと言うのはかなり困難な作業だったと思われます。
これは大変素晴らしい対応で生産ラインの管理や製作の意思伝達環境がきちんと管理されていないときちんとした対応が出来ないのです、偶然ではなくきちんとした情報伝達でこれを修正出来たならこれからもまだまだアイドロンに期待が持てるという事です。
これがただの偶然でない事を望みますね。
そして私と多くのアイドロンファンの方の希望は貼ったデカールが筋彫りの上に有る物はナイフでカットしてからウレタンクリアーを塗って欲しい・・・この一点だけでしょう(笑)
引き続き強く要望したいですね。

話がかなりそれましたのでこれで中年の主張の時間を終わります(笑)
さてフロントのデカールは筋彫りを越えた部分にも貼られます。
こんな場合はデカールを貼ってしばらく乾かしてからデカールにナイフを入れてカットしマークソフターを塗って水に濡らした綿棒で押さえてデカールを落ち着かせます。

最後に外したウイングの部品を取付けて作業完了ですね。



ABCペダルの続きです

2013-02-23 22:52:07 | Bluebird 1933
本日は曇り時々腫れの天気でしたが結構寒かったですね日が射すとそれなりに暖かいのですが・・・。
奇麗な晴れにならないのが山陰流かな!?

さて製作はABCペダルの続きを作ります。
昨日作ったペダルを並べる順に1.0mm真鍮線に刺して並べて確認致しました。

次にシャフトを支える床からのステーを作っていますコの字型に曲げた真鍮板に1.0mmに穴をあけてシャフトを通しております。

取り付けはコの字型のステーの任意の位置に0.5mmのピンを立てておき床にも0.6mmの穴をあけて差し込んで位置を決める事にいたしました。
ステアリングシャフトの下側なので見え難いですがこんな感じで留めています。

クラッチのレリーズアームを作っておきます。
もちろん実車のこの部分の写真が無いのでこんな部品が付いているのかわかりませんけど何かのクラシックカーのクラッチはこんな構造になっていましたのでそれを参考に・・・

車体に付けますとほとんど見えませんが・・・クラッチペダルとレリーズのアームの連結は0.4mmの真鍮線で結べるように準備してありますが実際の調整は塗装後に出来るように長めにしておきます。