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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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還暦のお祝いとコクピットの組立てです

2020-02-12 20:19:13 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は午前中は曇りで少し暖かでしたが、午後からは少し冷えてきまして雨になりました。
昨日はかなり早めの更新をして遊んできました!!
珍しいと思うでしょ?
と言うのも私は2月が誕生月でしてこれで完全に60歳になってしまいました。
と言う事は・・・
漏れなく還暦という事でして少し前に安来市の清水寺で厄落としに行って来たのは記憶に新しいところですよね〜
昨夜は3人の子供が集まりまして私の還暦のお祝いをしてくれたのです。
昨日はお昼ご飯を食べてから全員で(と言っても6人なのですが・・・)松江市に移動・・・何故か家内の希望(家内の還暦はもう少し先なんですよね〜!?)で松江城の周囲に有る堀川の遊覧船に乗りたいという事になりまして出掛けてきました。
私が30歳を過ぎた頃に松江青年会議所のメンバーだったのですがその当時堀川遊覧という観光船を作ったらどうなのかと言う事になりまして実際に小さな漁船で堀川を走らせた事が有ります。
その時の思い出が蘇りますね〜
堀川はほとんど流れが無いのでこんなに穏やかです


遊覧船はこんな感じに屋根がついておりまして中はコタツが有りまして暖かいです。
冬場はコタツにあたりながら堀川を遊覧しています

でも今は車社会ですので至る所に橋が架かっております
こんな感じですね〜
こんな高さが有れば良いですが・・・

堀川を使って松江城を一周する間には低い橋が4ヶ所有りまして・・・
そんな時はこの屋根を下げてから橋の下を通過するのです・・・
当然ながらコタツの上にすぐ頭が来る感じになってしまいます・・・

松江城の北側に有る武家屋敷も水面から見ますと何時もと違う風景になりますね〜

この後玉造温泉の星野リゾートで一泊して飲み過ぎました〜(笑)
中央の背の高い建物はお隣のホテルです
当方が宿泊したのはどちらかと言うと右側の平家の建物ですよ

それぞれの個室には露天風呂がついています
1泊が一人数万円らしい・・・(笑)
数千円の所にしか泊まったことがないので・・・

普段は「飲み過ぎ〜!!」と言われるのですがこの日だけは「飲み過ぎ」と言われる事は有りませんでした〜!

本日の昼ごはんはお祝いをしてもらった父の奢りで・・・昼ごはんです

そして、今日は3人のうち2人はそれぞれの住んでいる所に帰ってゆきました、それぞれの交通機関の乗り場まで送ってゆきアトリエに帰りますと心にポッカリと穴が空いた様な気がしますね。
慣れないお祝いで心地良い疲れたけど・・・3人の子供達に感謝ですね。

さて、遊んでばかりは居られないのが自営業です(笑)
今日も仕事をします
まずはリアウイングのステーを取付けました。
ちょっと厳しいのはバッテリーを貫通してリアウイングステーがミッションの後部に付くのですが如何にもバッテリーはバッテリーである事を主張しなければならないと言う事なんですね。
つまり貫通していてもバッテリーには見えなければなりません
多少塗膜の厚みが邪魔をしましたが削って何とか収まりました。

次はメーターパネルですね
メーターにデカールを貼りますが・・・これが硬いのですよ。
デカールを水に付けて台紙から剥がしましてそっとメーターの上に置きますが・・・
接着する事無くメーターの上からコロコロと転がって机の上に落ちてしまうのです。
仕方が無いので木工ボンドにマークソフターを混ぜた物を使いましてデカールを貼りました
ドライヤーで熱を与えたら完璧に密着しました

次はステアリングです
センターのクラッシュパッド(ホーンボタンでは有りません)の中央にフェラーリのマークが有るのですが
前回のスーペリアでもこの樹脂を盛ったタイプの物を使いました
今回も同じ様に作らなければならないので・・・これを使います
ちなみにタメオキットではこの部分のエブレムはデカールでも準備されていません

ステアリングの中央の凹みが余りにも小さいのでデカールも準備されなかったのかもしれませんが・・・
真鍮パイプで特別製のポンチを作りまして樹脂を盛ったエンブレムを切り出します
樹脂が盛ってありますのでこのポンチで打ち抜きますとポンチの中から出て来ないのです・・・
穴の中に0.5mmの洋白線を差し込んでカットしたエンブレムを取り出しました

苦労したかいが有って・・・
ギリギリ肉眼で黒い跳ね馬が見えますね(笑)
このエンブレムは省略するわけにはいかないと思うのです。

そうして苦労して作ったステアリングをシャーシに取付けました
メーターには文字盤のデカールを貼っていますが・・・
メーターの縁のリングが弱い感じだったので別途リングを接着しておきます
本当はブラックなんですけどね〜ブラックだと見えないのでメッキのリングにしています

次はコクピットの中に付いているトグルスイッチですね
コレ系のスイッチはコクピットの中に3つ付けられていると把握していますので3つ作っています
そしてもう一つプッシュ式の頭の黒いスイッチもついでに作っています

ちょっとオーバースケールなのですが単調になってしまうコクピットの中で目立つ様にしています。


明日から新しい1週間が始まりますね、明日も変わらずに頑張ります。

シートのデカールを貼りました

2020-02-11 11:24:13 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は大変天気がいいですね
朝はかなり冷え込んでおりまして車のフロントウインドウがバリバリに凍っていました。
出かける時にぬるま湯をかけないと溶けないくらいバシバシに凍っていましたね。
時間が迫っていましたので少々焦りましたが・・・今日は祝日なので道路が空いていて良かったです
予定時間の半分ほどで目的地に到着しました

今夜はちょっと用事がありますので更新出来ないので今から一生懸命ブログを書いています(笑)

さて本日のご紹介はシートのデカールを貼る部分からですね
この辺りは先日作ったスーペリアの完成品とダブった説明になってしまいますが・・・
このキットには本来シートにはデカールを貼ることはありませんがニキラウダ氏の車のシートは彼の体格に合わせるように肩の辺りに赤いパッドがついています
そのパッドはよく見ますとどうやら312PBなどの車に使われていた赤と黒の模様の入った生地が使われているようなのです
なので昔のモデラーズ時代のケブラーデカールに赤のラッカーを軽く塗ったデカールを用意しましてこれを貼っています。
ケブラーデカールに赤を塗ったのはケブラーの黄土色の部分は赤のラッカーがきちんと発色します、一方ブラックの部分は赤が発色しないのでいかにも赤とブラックのツートンの生地のように見えるのです。
こんな模様のデカールはPCデカールではなかなか作りにくいですしプリンターの能力の問題もありますからね〜難しいのです。
色々なテクニックを試して目的の作品を作るのはなかなか楽しいですよ。

でも・・・
このデカールも印刷されてから随分時間が経過していますので硬いんですよね〜(笑)
私はいくつかの強さのマークソフターを準備しているのですが弱いものから試してみたら一番強いものでやっと柔らかくなりました
やはりデカールも賞味期限があるんですね〜(笑)
下の画像で光っているのはマークソフターです

マークソフターをよく効かすためにドライヤーで加温して乾かします
温度が上がることでデカールの柔らかくなりまして複雑な面にも追従します
ただほんの微細なことを言いますと・・・
デカールに赤いラッカーを塗ってカットして使っていますので切断した厚みの部分にほんの少しデカールの白が見えてしまいます
これは印刷のインクが透け止めの白を印刷して黄土色を印刷して最後に黒のケブラーの目を印刷しているのでカットした断面に白い線が出てしまうのです。
ほんの僅かなので薄めたクリアーレッドをタッチアップしておきますと見えなくなります。

この後シートはラッカークリアーをパラ吹きして硬化したら艶消しのクリアーで仕上げました
同じような写真になりますから写真は載せませんけどね・・・どうせ後でシートベルトを取り付ける時に見ることができますからご心配なく(笑)

次は昨日のリアウイングの続きです
削って整形は昨日終わっていましたので今日はその表面処理ですね
目の細かなスチールウールを使って前後ろに向かって擦りまして表面処理をしました
スーペリアの制作時にピカールで磨いてウレタンクリアーで仕上げたら思ったよりも表面の色が良くなかったのでヘアライン仕上げにして膜厚が付かないラッカー仕上げに変更したのは記憶に新しいところです
同じ失敗は繰り返しませんから今回は最初からヘアライン仕上げとラッカークリアーによる酸化防止をします。

フロントのウイングも同様に前後方向にヘアライン仕上げをしておきます
そう言えばフロントウイングの取り付け用の穴も開けておかないといけませんね
この穴は裏側に開けますが表面に貫通してしまうとウイングごと作り直しになりますのでこの時点で穴を開けておいた方がいいですね。
こんな場合皆さんはどのように穴を開けますか?
私はピンバイスのドリルの突き出し量を少なめておきまして穴を開けても貫通してしまわない突き出し量にしておきます。
ドリルが貫通するまでにピンバイスのチャックがウイングの当たるようにしておくのです。
当然ですがピンバイスのチャックがウイングに当たりますと傷が付きますのでヘアライン仕上げをする前に穴を開けておくのが順番というものです(笑)

フロントウイングでもう一つ・・・
キットではフロントウイングはホワイトメタル、翼端板は洋白のエッチングで準備されていますウイングにはメタルシールも準備されていますのでこれを貼って仕上げることもできますが、翼端板とメタルシールの質感の違いは私にとって見逃せないのです。
なのでウイング自体がアルミ製になりましたから翼端板もアルミで作り直しをしなければなりませんよね
2枚のアルミ板を接着してキットの翼端板を接着しガイドにして削ります
これなら左右の翼端板が大きく違うという事は無くなりますでしょう。

削って作った翼端板を取り付けてみました
素材が同じアルミなので色も当然同じですね

この後ラッカークリアーを使って酸化防止をしておきます
ゴミがつきますと最初からやり直しなのでここは慎重に塗っています


明日は午後くらいには時間が取れそうなので・・・
この続きを進めましょう。

彼方此方から修理のご依頼とか制作の見積もりの依頼が来ていますので・・・大変忙しく1日まるまるお休みなどと言うことはできませんね。

アルミ製のウイングの制作

2020-02-10 20:52:22 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇り時々雨の天気です
気温は低めかな・・・
まあ山陰の代表的な冬の景色ですね〜

そんな中ですが私がお手伝いをしたマツダのロードスターのシャーシモデルがひろしまブランドショップTAU(〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング TEL 03-5579-9952(代表) FAX 03-5579-9953)に展示されている様です。
そう言えばマツダ(僕の世代だと東洋工業というのが良いね〜)は100周年を迎えられたそうですね〜。
興味の有る方は実際に言ってみて頂くと嬉しいですね。
詳しくはこちらから・・・
https://www.tau-hiroshima.jp/s_event/16678?fbclid=IwAR1n5Hwu2oFy-2k1vF9t2uTzAxw4NCM45LZj1uwOca3OUy-FL508MdS_GjI
行けない方の為に・・・画像を少々
階段の部分を使って展示されているみたいですね〜



実際のご紹介文はこんな感じです


実際の制作はここからですよ〜!!
今日の制作はフロントウイングからですね
先日完成したス-ペリアの312Tではウイング類は全てアルミ板から作り直しておりましたのでこのタメオのベースの方も作り直します。
採寸はタメオキットの部品からですね
大きさのバランスはそのキットによってかなり違いますからこの作品ではタメオキットのFウイングと大きさを合わせておきましょう。

目の荒い金属用のヤスリを使いましてゴシゴシと削ってゆきます
と言うのも断面が翼断面になる様にしなければなりませんから相当に削る必要が有るのです
それにしてもアルミ板はヤスリの目に絡まってきますので削り難いですね〜

いつもの様にゴム板と矢坊主を使ってプレスして曲げてゆきます
全体を翼断面に仕上げてから曲げてFウイングの形状になります。

ゴム板を使う事でアルミの部品が矢坊主の周囲に沿って曲がっていますね〜
プレスしている時にズレると困りますからマスキングテープで固定するのもいつもの事です。

次はリアウイングですね。
リアウイングはフロントよりももっと厚い(2倍の厚さ)のアルミ板を使います
当然削る量も多いので最初はフライス盤を使って斜めに削ってゆきましょう

フライスで削った後
やはり目の荒い金属用のヤスリを使いましてゴシゴシと削ってゆきましょう
大体良い形状になったらこの様にプレスします
このプレスも先ほどのFウイングと同じです

後側の形状はなかなか良くなりましたが・・・
実車のリアウイングはなかなか複雑な形状なので一発で完成という事にはなりません
でも形状を先に確認しておきます

曲げたリアウイングの素材を斜めにカットします
見ているだけではわからないかもしれませんが・・・曲がった部分を上手に使える様にカットしてつなぎましょう
つなぐ部分は2本の真鍮製のピンを使って接続します

そして接着しました
この時点での最大の目標は接着する事と一直線に接着する事でしょうか・・・
外形の方は後で整えられますしね〜。

最後に外形を削って整えればリアウイングの完成ですね。
アルミで作るリアウイングは格好は良いけど・・・結構手間がかかるのです
削るのも大変だしね〜


明日は・・・ちょっと訳あって玉造温泉にお出かけします
と言っても自宅から25kmほど時間にして40分か45分くらいでしょうか・・・(笑)
お出かけとは言えないような距離ですが・・・。

ウイングの制作の続きを進めたいと思っています。


ボディの塗装

2020-02-09 22:16:56 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は気温が低めながら良い天気でした。
昨夜心配されていた雪も私の前では雨に混じって少しパラついただけでして起床しましたら道路は乾いていました
外に出ますと結構寒かったのですが・・・午前中に一時的に雪がほんの少しパラつきましたが当然ながら積もる様な事は無く降ったと言え無い様な感じでしたね。
アトリエの中で日が射しますと結構暖かいのです。
天気予報は毎日の様に変わりますが来週は気温が高くなる様な事を言っています、確かに先日降った雪も春先に降る様な水分の多い物でしてこれで春になってしまうのかもしれませんね〜

鳥取県の大山はスキー場に待望の雪が80cm程積もった様で2月中はスキー場もホッとしたとニュースで言っていましたが・・・
この雪が月末まで溶けずに有れば良いのですが・・・。

さて本日の制作をご紹介致しましょう
今日はデカールを貼る予定だったのですが・・・サイドパネルの部分に貼るデカールが余りにも固くてソフターを付けても曲がりません。
しかも無理すれば割れてしまいます。
仕方が無いのでサイドパネルの部分はマスキングして塗装をする事に致しました
まずはマスキングです・・・

さいどぱねるの下側のホワイトの部分をマスキングして塗装しまして他の部分にデカールを貼りました
まあさすがに1/43スケールなので大きな部分はマスキングして塗れますが細いラインはちょっと難しいですよね
細いラインの部分はデカールにしました

クリアーラッカーをパラ吹きしましてデカールを定着させましょう
あまりたくさん塗りますとデカールが溶けてしまいますからね
この部分はパラ吹きですね〜。

ラッカーが乾いたら次はウレタンクリアーを塗りました
なあなか良い感じになりましたね〜。

次はアッパーパネルです。
このパネル・・・実は結構時間がかかりますね
まずはウレタンクリアーの研ぎを入れます
さらっと研ぎますと下のパネルのように縁の部分が削れますね〜
やはり随分塗料の寄りがあるようですね。

2000番のペーパーで磨いて段を落としますとこんな感じに全体が艶消し状態になります
これだけ研磨してもなかなか綺麗にはならないのですよね〜!!

次はラプロスの8000番です
これはもういつものルーティーンですね。
ほんの僅かですが艶が出てきます。

まだピカピカにはなっていませんが
一応シャーシに取り付けて確認します
ウレタンクリアーを塗った事で塗膜の厚みが影響することがありますからね〜確認をしておくのは当然ですね。

ここからが何気に時間がかかる部分です
点検口の蓋が乗る部分を作ります
と言うのも本来はこのパネルの下側にエッチングを1枚貼り付けるとそのエッチングが
蓋の支えになるのですがエッチング板一枚だけでは奥行きが足らないのですよね
なので少し奥行きを出すような構造に変更していますので蓋が乗る部分は別に必要になるのです

穴を開けてヤスリで整形いたします
もちろんですが最初から大きな穴を開けてしまいますと接着したアルミ板が外れてしまいますから最初は小さい穴から始めて少しずつですが大きくしまして最後にはギリギリの大きさまで削っています。
エッチング製の蓋を少し支えられれば十分なのです。

これ位あれば蓋を支えられるのでは無いかと思います
0.3〜0.4mmですかね

金属粉が出る作業が終わりましたのでもう少し細かなコンパウンドで磨きます
う〜ん、反射の具合を見ますとエッジの部分が少し盛り上がっているのが分かりますね
これは削り切れていないのか・・・まだ効果が十分でなかったのか・・・??

次はキットのエッチングを準備します
このエッチングだけでは十分では無いのですが細かなモールドがありますのでそれを使わない手はありませんよね〜

アルミ板をカットして接着します
このエッチングを支える部分が少し違うのでアルミ板で作り直しましょう

エッチング版を貼り付けた側が上側になるように接着しています
アッパーパネルの裏側にハンダ付けした洋白角線分の厚みだけアッパーパネルから離して接着するようになるのです

表側から見ますと先ほどの洋白角線の厚み分奥行きが大きくなるのが分かりますよね〜


アッパーパネルの部分はこれだけでは終わりません
まだまだ時間と手間がかかりますよね〜

明日も続いて製作を続けますよ!!

エンジン・シャーシの組み立てから塗装まで

2020-02-07 20:57:49 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇時々晴れの天気でした
昨日降った雪は夜中にかなり冷え込みましたのでカチカチと言うかガチガチの凍っていましたね。
お店の駐車場の水溜りに氷が張っていましてね、危うくコケるところでした。
それでも今日は気温が上がったらしく中庭の雪も溶けてきまして夕方にはうっすらと残るだけになりましたね

今日は金曜日なのですが・・・当店は金曜日は比較的暇なのです
でも今日はまだ多かったですね。
本当に暇な時があるんですよね〜。

さて今日は早々に仕事を始めましょう
昨日組み立てましたホイールにタイヤを嵌めました
やっぱりゴムのタイヤがいいですね
どんなに良い質感の塗装を施しても完壁になはらないんですよね〜
例えばABS樹脂を削っても3Dプリンターを駆使しても作り手はそれが硬いことを知っていますからね〜
お客様は完成したところしか見られないからそれが硬いのか柔らかいのか触ってみない限り分からないのでしょうけど・・・
作り手は完成まで何百回も触るのですから・・・自分の感覚に嘘がつけないですからね(笑)
まあこれはあくまでも個人の感覚なので他の方の作品をどうこう言うものではありませんのでご了承ください

タイヤのマーキングをしました
この時代はグッドイヤーですねこの後一時期ミシュランもありました・・・懐かしいですね。
このマーキングですがキットではデカールを貼るようになっていますがやはり僕はテンプレートを使ってエアブラシで塗りますね
この文字の際が少しボケているのが良いですね
実車もこのようにテンプレートを使って塗ってありますから実車の感覚で行けば絶対にこちらですね

このキットにはシャーシと展示ベースの間に入れるためのスペーサーがホワイトメタルのパーツが付いております
ですがやはりホワイトメタルですのでバリがありますのでこんな感じでペーパーで削っております。
このパーツですが一見親切なのですが・・・問題もありますね

このキットもシャーシの止めビスの位置は独特なので仮組み台に新しい穴を開けまして固定してみました
・・・しかし
先ほどのスペーサーを使いますとちょっと車高が高いみたいなんですよね〜
まあ当時はかなり車高が高かったので間違いでは無いですが・・・
今の・・・少し前のF-1と比べますとかなり高く見えてしまうのも事実ですよね

一応スペーサーの厚みを調べますと2.7mm程度なのですが
もう0.5mmほど下げた方が感じが良いような気がします
このキットのスペーサーを削っても良いのですが平行に削るのはかなかな難しいのです
まあ瞬間接着剤で仮固定しておいて0.5mmほどフライスで削ればOKなんですが・・・
取り敢えずナットとワッシャーを使って2.2mmのスペーサーを作って仮組みを進めましょう
最終的にキットのスペーサーを削る事にしましょう

車高を2.2mmでタイヤを仮組みしますとこんな感じです
この状態ではまだエンジンとシャーシを接着しておりませんが大体いい感じでおさまっていますね〜
この後エンジンとシャーシを接着しました
もちろんタイヤを4本とも仮組みしたじょうたいで接着しました

次はボディのクリアー塗装を始めております
と言ってもアッパーパネルの部分だけですけどね〜
と言うのもこの部分はデカールも何も無いのでこの時点でクリアーを塗ってからシャーシの組み付けておきますと組み立てが進むのですよね〜。
アッパーパネルの表面をよくみますとザラザラな感じになっているのが分かりますでしょうか?
実はウレタンクリアーも一度にドバッと塗りますと縁によって盛り上がってしまいます
それを防止するためにパラ吹きをして少しずつ粘度を上げてゆきますと縁に塗料がよってしまう事を防止できます
少しずつ塗り上げてゆきます。

少しずつですがデカールを貼ってゆきます
が・・・サイドパネルの下側は塗りの方が良いかもしれませんね
この硬いデカールを張り込んで清潔な仕上げを得るのはなかなか難しいでしょうね
今から塗りに変更します(笑)

次はリアウイングのステーにつくオイルクーラーのホースのジョイントを作っています
素材はアルミパイプと洋白線そしていつもの金属リングですね
単純な部品の集合体ですがタメオのキットではこのジョイントは省略されていますからね。

先ほどのオイルクーラーのジョイントですがミッション側にもジョイントをつけておきますこれが無いとどこに接続していいのかよく分からないでしょうからね〜


明日はボディのホワイトの部分を塗装してデカールを貼ります
これが進まないとアッパーカウルの塗装ができませんからね(笑)