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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ワクチン3回目・・・お陰様で今の所は異常なしです

2022-04-05 20:27:48 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰も天気が良くて過ごしやすかったですね。

今日は11時ごろにコロナワクチンの3回目でした。
午後からは大人しくしておこうと思って・・・ワクチンの前の午前中に少しガレージのレンガを運んだりしておきました。
と言うのもガレージ裏から畑まで(昨日ブロックを積んだ部分ですね)が40cmほど段がついてしまったのでここにスロープが欲しいわけですよ・・・耕耘機でも一輪車でもスムーズに下ろせると良いですよね〜いちいち板を置いて下ろせばそれでも良いのですが万が一の板が外れて思わぬ怪我をすると言うような事がありますと困るのは自分です。

さて・・・その後ですがワクチンを終わった後は隣の松江市まで塗料や金属素材を買いに出掛けていました。
1000円の割引券が4月7日まででしたので・・・先日亡くなられたH江さんのお店まで出掛けてきました。
奥さんと娘さんがお店を守っていらっしゃいました。
まだ気持ちが落ち着かない時期と思いますが・・・亡きご主人が生前にお店を開店しておいてくれと言われていたみたいです。
私もこのお店がなくなったら大変困りますからね〜。
どうか無理のない範囲で営業を続けていただけますようにお願いいたします。

午後1時を過ぎてからアトリエまで帰ってまいりました、家内の依頼で包装屋さんに立ち寄りましたので少し遅くなりました。
友人のお店にも行ってみましたが・・・そう言えば今日は定休日だったですね。
忙しくてずいぶんご無沙汰でしたが定休日まで忘れていたのは予定外でした。

さてさて今日の本業です。
前回は座面の方のカーボンデカールを貼っておきましたが今日は背面のですね・・・
こちらは少々複雑な面なので7枚のデカールに分割しまして貼りました。
貼ったら乾燥機で乾燥させます。

乾燥機で45分これで水分が飛んで塗装に入れます。
488ピスタピロティのシートは背面がカーボン柄で艶ありの質感、座面の方は起毛された布なので艶消しですね。
どちらを先に塗るのかと言いますと・・・もちろんグロスの艶ありの部分ですね。
ウレタンクリアーを塗りました・・・。
塗ったのはシート全面ですね〜

表の座面もデカールを貼っていますからUVカットとデカールの保護をかねてウレタンクリアーを塗っておきます。

シートの塗装をしてしまいますと触れませんので次は縫い目のデカールを作りましょう。
以前作った事があるのですが・・・
データがどこにあるかわからなかったのでもう一度作り直しです。
大きさがよくわかりませんので何種類か作っておきまして印刷してみます。
この辺りはトライアンドエラーが必要な部分ですね。

作ったデカールはこんな部分に使います。
センターコンソールの膝が当たる部分にパッドがついていますが、この縫い目が赤いステッチなんですよね。
お客さまからの写真に写っていましたので「再現してね〜」と言う事なんだと思います。
しかしお客さまはベースになったミニカーを一度もご覧になった事がないはずなのですよね〜!?


貼ってみましたよ!!
起毛したような面に貼ったのは初めてだったのですが、マークソフターのお陰で80%は密着したかな!?
この後艶消しクリアーをサラッと塗っておきましょう。

シンナーでニスの部分が溶けてきちんと密着するはずです。

この余った時間を使って他の部分を進めます。
シートの後ろ側につくテーラーメイドのエンブレムですね。
カーボンの上にテーラーメイドの文字が入りましてその後ろ側にはクロームの枠が入ります。
クロームの枠は写真がありませんが洋白板をカットして磨いたものですカーボンの部分よりも少し大きめに作って重ねますと良い感じになりますね。

次は足元のマットですね。
下には金属製の滑り止めのついた金属板があります・・・接着してしまったらもう取れませんのでここは両面テープで取り付けておきましょう。
マットは後で交換される事もありますしもしもレースを・・・ということになりましたらマットは撤去でしょうからね。

続いてフロントのトランクですね。
写真を見る限り中に照明が二つありますがミニカーではただの凹みになっています

凹みだけでは照明になりませんからまずは反射板のよう白板のプレートを接着しましょう。

先ほど取り付けたプレートの中央に塩ビ板の裏側をホワイトで塗装したレンズを接着するとトランク内の照明に見えてきますから不思議ですね。
もう一つこのトランクの中にはアルミ製で黒ベースのプレートが取り付けられています。
このプレートは4角をプラスのビスで止められていますのでアドラーズネストのプラスビスで止めておきました。
まあ実際にはあまりにも小さくてプラスなのかマイナスなのかよくわからないのです。

続いてコクピット中央の部分を取り付けました。
この部分ですが実車(こちらは本物)も模型(こちらはデカールです)もカーボンなのですがクリアーが塗ってなかったので一旦全部分解して塗っておきました。

当然ながら他の部品は塗装時には全て一旦分解してバラバラにしてあります。

今日はここで時間となりました。
今夜は熱が出ないと良いですが・・・。

明日はゴールデンアローですね。

 

 

 

 

 

 


最後の難関・・・シートの表現

2022-04-02 20:23:19 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰も良い天気です・・・がちょっと風が冷たいかな〜。
日が当たるところでは汗ばむように暑いのですが、風が吹きますとす〜っと涼しく体のコンディションを保つのが結構大変かもしれませんね。

ガレージの前の進入路の造成をしていただいています。
先日生コンを流した部分はこのところの好天で乾燥してきていましてコンクリートが白くなってきました。
これくらい白くなったら十分強度が出ているのでは無いかと思いますね。

工務店さんは3tトラックで砂利を運んできてはユンボを使って均してゆかれます・・・流石に機械ですね〜私が均すようなことはありません。

お昼頃にはこんな具合です・・・
もう少しですね・・・
それにしても進入路の傾斜が難しいかもね。
なにせお馬さんが出入りしないといけませんからね〜
しかも雨が降ったり上を車が走れば沈むでしょうしね。
塩梅が難しいですね。

さて今日も厨房係を経て本業開始ですね。

今日は488ピスタピロティでしたね。
このモデルですが、なかなか難しい部分があります。
まあテーラーメイドという特殊な仕様であるからかもしれませんが色々とBBRのミニカーの仕様と違うのです。
難関が残っているのはこのシートなのです
シートのステッチが違うだけではなく布地の柄が違うのですよね。
ステッチが違うくらいなら埋めて塗り直せば良いのですが・・・イタリア国旗のような柄が入れられていておまけに上にいくにつれてフェードアウトしています。
どうやって表現すればベストなのか・・・実によく考えさせられますよ(笑)

そこで色々考えましたよ。
面相筆を使って柄を書くとか・・・紙に穴をあけてステンシルのようにエアブラシで塗っていくとか・・・。
あれこれ試しますがどれも上手くいきそうに無いのです。

たまたま正面から写した写真がありましたのでこれをフォトショップとイラストレーターで加工しましてデータを作りました・・・と言っても部分的なものなのでよくわからないかもしれませんが・・・。

作ったデータを3分割して色別にして印刷します。
で・・・デカールが完成しました。
デカールの時点では使えるのか使えないのかよくわからないのですが・・・

貼ってみますとなかなか良さそうなんですよ
多分他の方法では解決しなかった様に思います。

もう一脚のシートには他の試みをしてみます。
このシートには赤いステッチがあるのですがこのシートでは凹みになっています。
なのでこの凹みにエナメル塗料のレッドを塗りまして・・・大変ざっくりで良いのですよ後で拭き取りましからね。
そして乾燥機で半乾きになるまで乾燥させましょう。
なぜエナメルかと言いますとこのシートはラッカーのダークグレーで塗ってあります、上にウレタンクリアーを塗ってあればラッカーの赤を使うことができます。
なぜならラッカーシンナーで拭き取りができるからですね。
でもウレタンクリアーを塗りますとこのステッチの凹みにクリアーが入りますからシャープな表現ができないのです。
つまり、ステッチの凹みがクリアーで埋まってしまうということなのです。
そこでエナメル塗料を使ったのです。
エナメルシンナーで拭き取れば下のラッカーが溶けて剥げてしまうことはありません。

いろいろな塗料の特性を考えて使う塗料を変更することは大事では無いかと思いますね。

ステッチの凹みの部分に赤いエナメル塗料が残ったまま・・・まるで縫い目のように残っていますね。
これで赤いステッチも解決しそうですね。

コクピットの床の部分は部品を外した時にフラットブラックの塗料が剥げたりしていましたので500番のサフを塗って少し荒い感じにサフを塗ってからフラットブラックを塗っておきました。
質感を変えて・・・というのは模型を作るのに大事な部分と思うのです。
そして床の滑り止めの金属パネルを接着します。
このパネルも磨いたことで光りすぎずなかなか良い感じに仕上がっていますね。
この写真を見るまで忘れていたとことがありますね。
ステップの部分のカーボンデカールのマスキングを剥がし忘れていました。
ここの部分はカーボン仕様だったんですよね(笑)

床の金属パネルの滑り止めの上にテーラーメイドのマットが敷かれるのです。
そのパネルにもシートと同じ模様が入っていますのでこれも再現しなくてはなりませんね。
マットはアルミ板で作っています。
本来ならば紙素材で起毛した物があるのですが例の模様が入っていますのでデカールを貼らないと再現が難しいのですよね〜。

デカールは同じ感じのものを作りました。

貼ってからクリアーをコートしまして縁取りの部分はフラットブラックで塗っています
さて、どうかな??

さてさて難関は続きます。
シートバックの部分はカーボン製なのでBBRのミニカーでもカーボンデカールは貼られていましたがシート表面のステッチや凹凸を治すために一度シンナーにつけて剥がしてしまいましたのでここも当然カーボンデカールが無くなっていましてね・・・貼り直します。
1脚あたり6枚のカーボンデカールを貼らなければなりませんし隣のデカールが乾いてないと位置がずれたりしますのでなかなか時間がかかるのです。

シートはまだ終わりませんが次回は組み立てに入れるかもしれません。

次はゴールデンアローですね、明日の仕事が楽しみです。


シートの修正

2022-03-30 20:52:12 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は晴れのち曇りでした。
気温は少し高めで暖かかったです

今日も定休日なのでガレージの作業を優先させて進めます。

今週末には多分ガレージの生コンも硬化しまして、工務店さんが型枠を外しにいらっしゃるのでは無いかと思っていますが・・・
昨日だったかな!?工務店の社長(ちなみに同級生です・・・笑)がお忍びで現場を確認に来られました。
社員が何も報告してくれないので・・・・と言っていましたが、それは現場がうまくいっているからじゃ無いでしょうか?
困ったことがあれば相談をしてくれるはずです(笑)
今のところお客さんである私も何も困ったことは無いのです。
K下くんこれは幸せなことなんですよ。
社長が采配しなくてもやってくれるんですから・・・。

今夜から雨らしいのですが・・・ドライモルタルが硬化してくれれば良いですが・・・。
工務店の担当のM崎さんに現場を連絡しておきました、薪置き場の基礎を積んだことや1〜2日で硬化して作業ができることなどなど・・・
屋外の造成は4月1〜2日くらいかな〜と言っておられました。
K下社長、部下はきちんと仕事をされていますよ・・・心配ないじゃない??(笑)

午後からは本業を開始します、この頃はタマネギの施肥とかガレージの床あげもあって本業の方は遠回りしていましたが・・・全体のバランスを考えますとこれで良かったと考えております。
本業だけを進めることは可能だったかもしれませんが付随するこれらの業務もこなしていかないときっとどこかで問題が起きる可能性があります。
例えば自分でできることを他の工務店さんにお願いすればその分は必ず費用がかかります、全体として自分の経済を圧迫してくるわけでして自分でできることは自分でする、出来ないことはお願いするというのが私の考え方なのです。

それは模型を作る場合も同じことです、レジンのキャストやデカールはなるべく自分で作り余計な時間がかから無い様にすると言うのもそれです。
余計な時間をかけず自分も満足を得ながら本業を進めます。

前置きが長くなりましたが・・・
今日は488ピスタピロティですね。
ボディやエンジンルームなどはほとんど完成していますが・・・まだ手付かずの部分はコクピット部分ですね。
まず・・・シートが大きく違うんですよね。
4点式のシートベルトが付いていますがシートの後ろのベルトが大きくRを描いているのはどうも違和感がたっぷりでしてこんなことになる訳はありません。
コクピットの部品からシートを外しました。

ここは結構頑丈にゴム系接着剤で取り付けられていましたのでエナメルシンナーを流して1時間以上置いておいてからやっと外しました。

シートですがどこがどう違うのか・・・
まずシートベルトですね、4点式がついていますがお客様のものには普通の3点式ですね。
そしてシート中央の凹み状態になっているステッチが無いのです

ステッチがなくて凹んで無い感じといえばわかりやすいかな〜!?

センターコンソールはカーボンデカールが貼られていて実車に近い感じだけどクリアーがオーバーコートされていないので近い将来剥げてしまう恐れがありますので分解してウレタンクリアーをオーバーコートしておきましょう。

フロアーの部分ですがエッチングの金属板の滑り止めがついています。
エッチングなので表面が光すぎなので一旦分解してやりなおしておきましょう。
ただこの上にはフロアーマットが敷かれますから見えなくなってしまいますね。

シートはビニール袋にシンナーを少々入れて塗装を剥がします。
この塗装は少し起毛感があって良いのですが・・・形状が違うので一旦剥がしてから埋めてやり直しですね。

凹みとステッチ部分にパテを盛りましょう。
埋めるだけで十分なのですが・・・こう言う形状だと盛るのは簡単、だけど削るのが実は大変なんですよね。

サイドシルの部分はカーボン製のカバーが装着されているようなのでカーボンデカールを貼りたいですね。
まずは型取りをします・・・できればカーボンデカールは1枚で貼りたいのです・・・2枚で貼りますとカーボン目がズレてしまって感じが良く無いのです。

カーボンデカールを貼ってみました。
デカールをカットしたりソフターを使ったりの部分は今回パスです・・・いつも同じような作業なのでね(笑)
実車ではステップを止めるためのピンが付いているようなのです。
右側には3ヶ所、左側は2ヶ所ですね。
模型では凹みになっていまして針で空気抜きの穴を開けて密着させておきました。
この部分はBBRの完成品ではこの部分のデカールがきちんと押さえられてなかったので見えなかったのです。
乾かしたらラッカークリアーをパラ吹きして密着させますね。

パテを削りました。
凹んでいる部分なのでなかなかペーパーが当て難くて苦労しますが、それにしても一発では綺麗にならないですね。
所々に凹みが残っております。

この後もう一度(二度か!?)パテを当てて削って心ゆくまで直しましょう。

続いて・・・エッチング製の足元のパネルです。
ここはステンレス製のエッチングなのですが・・・
ステンレスなだけに鏡みたいにピカピカ光っているのはちょっと問題かな〜
質感がね〜ちょっと違うかな。
どう言う状態が一番良いのか考えてみます

金属感はあるけど鏡のような感じでは無いので
ステンレス製のキサゲで磨いてみました。
その前に真鍮のブラシで磨いてみましたが真鍮の粉が付きますと少し金色になってきましてね。
具合が悪いのでクレンザーで洗ってやり直します。
ちなみにクレンザーで磨きますと少し光り方は弱くなりますが・・・なんとなく金属っぽく無い感じで今一つですね。

こちらがステンレスのキサゲで磨いたもの
全体的にフラットな感じですが金属っぽい色にはなりますね。

次はエンジンルームです
エンジンルームの周囲のカーボン調の部分は先日ラベルのデカールを貼ってウレタンクリアーを塗っておいた部品ですね。

ついでに先日作った跳ね馬のプレートを取り付けておきます。

今日はここで時間になりました。
明日はゴールデンアローですね。

今日までで雑用は一段落しましたので後はガレージ前の造成が終わってから生コンを流すことになりそうですね。
一休みできないのが玉に瑕ですね(笑)


エンブレムの制作

2022-03-27 20:16:15 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰はとても天気が良くて暑くなりました。
一気に5月くらいの気温かな〜!??
何度あったのかは確認していませんが・・・一昨日だったか暑くなったのでアトリエの窓を開けて作業をしましたらその夜は花粉症が酷くなりましてね〜寝るまでしんどかったですね。
今日は窓を開けずに・・・と思いましたが。
午前中は屋外の作業をしていましたから今夜が心配だな〜。

その屋外での作業というのは軽トラックの後ろの薪小屋から軽トラックに一度積んで移動させる作業なのです。
何トンあるのかよく分かりませんがこの薪小屋壁に2列積んであります。
写真を写したのは途中でして既に軽トラックに3台分を運んで移した後なのです、残るは奥側の一列の8割くらいかな。

移動する先はこの薪小屋の右側の付け足しのガレージです。
薪が見えますよね・・・ここに全部移動して薪小屋を空けて下に基礎を作って40cmほど持ち上げて薪小屋を設置します。
そして今年割った新しい薪は屋外のこの小屋で冬まで乾燥させます。

その後ガレージの前側に砕石を入れて地上げして1年間浸水の様子を見て最終的にはもう一度舗装をします。
今すぐにする事、これから先少し時間を置いてする事を分けて考えて決して先を急がない事が大事かと思います。
舗装まで済ませてまた簡単に水没したんじゃね〜困りますからね。
これは模型も雑用も同じ事なんです。

この薪小屋の薪を2/3ほど運んだ所でランチタイムが近くなりました。
お客様もポチポチ来られるので薪を積んだトラックを中に入れたままランチタイムに突入です(笑)

14時くらいまではやはり座る事も出来ず・・・昼食を食べたのは14時ごろそれまで朝から座った事がなかったですね・・・夜早く寝れるはずです(笑)

その後本業開始です。
ウォーミングアップで修理を1台だけ始めました。
ウインドウを交換します。
というのもフロントウインドウに細かな擦り傷が入りまして修理のためにお預かりしております。
F50GT用のウインドウが無かったので少しお待ちいただきましたがこれで一緒にお預かりしているBBRのミニカーと一緒に帰っていただけるかな・・・!?

ここからが本当の本業です。
前回は488ピスタのフロントのボンネットの中がカーボン製のカバーが取り付けられていたのでカーボンデカールを貼ったところまででしたね。
今日はここにウレタンクリアーを塗りましょう
その為には周囲をマスキングしなければなりません。
エアブラシの塗料は結構遠くまで飛ぶのです、ラッカーならまだ簡単に修正出来ますがウレタンクリアーはこういう場合には少し始末が悪いのです。

続いてクリアーを塗ります
まあ特別なことはありません・・・ただ塗るだけね。
ただ一度に厚塗りしてはいけません、薄く何度も塗り重ねて必要以上の厚みをつけない配慮は必要ですね。
特に複雑に凹凸がありますのでね・・・注意!注意!

塗ったらウレタンクリアーが硬化する前にマスキングを剥がします。
そのままにしておきますとマスキングの境の部分が盛り上がって(ガサガサしてしまいます)しまいペーパーの修正を必要とします。
またペーパーをかければ良いのですが色によってはペーパーをかけますと傷が目立ってしまう色がありますので、用心をするわけですね。
まあこれはラッカーでも同じなんです、私の場合は全て乾燥前に剥がすようにしています。

ボディを塗ってしまいましたから今日はボディをこれ以上触れませんので他の作業を行います。
そう言えば先日お客様にエンジンルーム内のコーションマークの写真をお願いしたのですがその写真の中にマークが追加されていました。

テーラーメイドを示すエンブレムなんですね・・・本来ならエッチングで作るべき部品なのですが・・・今からお願いしても間に合わないでしょうから・・・自分で作ります。
まずは先日デカールを作った時に一緒に作りました。
上の2段と下の2段の文字は線の太さが変えてあります、貼って見て感じの良い方を使う作戦ですね(笑)

洋白帯金の幅2.0mm 厚み0.2mmを2枚ハンダ付けして貼り合わせます。
線の太い方のデカールを上に貼ります。
マークソフターでよく密着させるかラッカークリアーを使って固めます。
何するのかわかるかな?

少し長めにしてある洋白帯金の余分な部分を時計ヤットコで掴んでおいてリューターにダイヤモンドビットを装着して文字よりも少し大きめに削ってゆきます。
ヤスリで削っても良いのですが洋白が曲がったり細かな部分まで削りたいのでこの方法を選択しました。

エンブレムらしきものがなんとなく見えてきませんか?(笑)

実はこのエンブレムですが実車の前と後ろに1枚ずつ取り付けられているようなんですね。
ですから同じものが2枚必要なのです。
だから最初に2枚の洋白帯金をハンダ付けしたんですね〜。
熱したハンダゴテを当てて洋白板を分離します。
ほぼ同じものが2枚出来ました。

このままではハンダがこびり付いていますのでペーパーでざっくり落としてステンレスの板に瞬間接着剤で貼り付けてリューターを使いバフをかけましょう。

続いてアセトンにつけて瞬間接着剤を溶かして分離してもう一度デカールを貼ります。
如何でしょう?
エッチングを使わなくてもエンブレムは制作可能ですね(笑)

この後はウレタンクリアーでコートしておきますと耐久性も大丈夫です。

時間が少し余ったので・・・
ついでにお客様の車のナンバープレートのデカールを作っておきました。

今日も時間となりました・・・
明日はゴールデンアローですね。


各部デカールの貼り付け

2022-03-24 20:00:44 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は大変天気が良くなりましたね。
気温は山陽方面よりも上がって22度の予想でしたが、どうだったのでしょう?
確かに上着を着なくても外で寒いとは感じませんでしたね。

次の雨は土曜日の予定だったので今日はタマネギの施肥をしておきます。
と言っても今日中に終わるわけではなく・・・草をとりながらですから数日かかりそうですね。

今日は中手の赤タマネギと奥手の「もみじ」の施肥をしています。
畝を3本施肥しましたが、まだ後4本の畝が残っています・・・滝汗!!

こちらは晩生のタマネギなので昨日の写真と比べて葉っぱが少し細く丈も少し短いですね。
まあ良いのです6月までに頑張って大きくなってほしいですね。

ガレージの床上げですが・・・
今日は砂利を入れて転圧して固める作業のようですね。
ほとんどの部分に砂利が入りましてあとは出入り口の部分を残すだけになりました。
これはお昼頃の状況ですが午後からは出入り口の部分に型枠をして最後の砂利を入れて転圧して終わりですね。
明日は一日空けて月曜日に最終の生コンを流す予定です。
数日後には型枠を外し屋外に砂利を入れて整地したら工務店さんの作業は終了ですね。
その後は私の仕事です。
薪小屋の薪をガレージの中にいれて薪小屋を移動して新しい薪小屋の基礎を作ります。
基礎ができたら薪小屋を移動してから今年冬の丸太を割って薪を作ります。
多分この辺りの作業をするのは4月終わりから5月のGW付近かと思われますね。
何せ1馬力なんでね〜!(笑)

午後からは本業の仕事を始めますよ。
今日は488ですね。

前回はデカールを作ったのでその作ったデカールを使って部品を作ったりするのが今日の作業ですね。
まずは・・・フロントフードの中にある物入れの中についているアルミ製のプレートです。
作ったデカールをアルミ板に貼り付けてクリアーを重ねて塗っております。

念のために二枚作って出来の良い方を使います。
このデカールは白文字を印刷したのではなく白い部分と黒い部分を反転させて黒いインクで印刷しています。

文字の部分は透明なので下地のアルミが見えていますね。

エンジンの後部上側にはフェラーリのマークがつけられていますね。
この状態でミニカーのデフォルトの状態なのですが・・・
凹んだ部分にちょうどフェラーリのマークがついています
でもね〜
これ違うのですよ。
本当はここにクロームメッキのプレートがついていましてその部分にフェラーリの黒い跳ね馬と488の黒文字ピスタの赤い文字が入るのです。
模型で凸になっているのか凹になっているかは大きな違いでして・・・やはりプレートがついているのなら私は凸で再現してほしいな〜と思うのです。
しかもマークソフターを使ったのかシワシワです・・・・(滝汗!!)

私が作るなら洋白板をカットして四隅を丸めます。
そしてバフがけをしてピカピカに磨きます。

それにデカールを貼って乾いたらクリアーを塗ります。
まあデカールは印刷限界がありますのでこれで精一杯なのですがもっとシャープに文字を出すなら洋白板に文字や跳ね馬をハーフでエッチングして色を指しますとよりシャープな仕上がりになるでしょう。

次にドアの開口部分に注意書きのデカールを貼っています。
この部分には他にドアのキャッチが付いていますが流石にそれは難しいでしょうね。
ドアのキャチをつけたらドアが閉まらなくなっては笑えません。

ドア開口部分の前側にはアッセンブリーナンバーというのが貼られています。
しかしながらミニカーとしてのヒンジの形状が違うので・・・黒い部分にはみ出してしまっていますが・・・これは仕方がないですね。
実車はこの部分がもう少し広いのですよ。

続いてこちらはシートバックの部分につくテーラーメイドのエンブレムですね。
一見したところ黒い板に白文字のデカールを貼っているように見えますが、カーボン柄のデカールを貼ってその上に白文字のデカールを貼っています。
なぜなら・・・実車がそうだからですね。

こちらはリアウインドウのフェラーリジャパンの輸入した車を示すステッカーですね。
コクピット後ろ側にはコーンズのステッカーも貼られていますからフェラーリジャパンが輸入してコーンズが売りましたよ・・・って事になるのかな?

上のウインドウがつくリアのエンジンフードの内側ですね。
上のはガラス、したのはその構造材になりますね。
ここにも注意書きが貼られています。

最後に大仕事が・・・
実車の写真を見ていたらフロントフードの下側ですがミニカーではフラットブラックを塗っただけだったのですが・・・実車の写真ではカーボンになっていました。
中央の穴の部分が小物入れになっていますがその周囲の部分は全てカーボン・・・ノーマルのピスタでもここはカーボンなのかしら・・・・!?
多分、何も強度を持っていないただのカバーだと思うのですがカーボンでないといけない理由があるのでしょうか?
強度を負担しているのであればプラスチックよりもカーボンなのでしょうけどね〜。

でも実車がカーボンですからカーボンデカールを貼りました。
広い面ですし凹凸もありますからデカールを貼るのはなかなか大変ですよ。

明日の更新はゴールデンアローですね。